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星空のマリアは
閉じきった僕の扉を突然ノックした
星空のマリアは
大きな瞳を パチパチさせながら
星空のマリアは
体中に刻まれた 美しい青い模様を
自慢げに見せながら くるりと回った
あっけにとられて 立ち尽くす僕を抱きしめて
星空のマリアは
氷のように熱い キスをした
(年号不明)
昨日 ジャムサイト
のほうに掲載した詩は、実は過去の詩ではないっす。若い頃、あれほどたくさん書いた詩も、あれほど大量に作った音楽もまったく書けなくなった。思いつきもしなかったのだけど、昨日ふと思いついて書いてみたっす。ただ星空のマリアさんのモデルは実在していて、まったく想像上の女性ではないっす。全身をタトゥで覆われた美しい体と狂気に限りなく近い純真な心を持った星空のマリアさん。彼女はある日、俺の部屋に突然やって来たっす。その頃の俺はまさに人間不信。特に女性に対してはものすごい恐怖を持っていて、仮面なしでは接触不可能だったっす。もっと言えばセックスなんて、できる心境じゃなかった。立たなかったしね。
星空のマリアさんはあまりにも純真な狂気の爪で、そんな僕の閉ざした心を引き裂き、つかみ出し、そしてやさしくキスしてくれたっす。
星空のマリアさんは、僕と出会ってから、何も描かれてなかった背中の部分に新たに翼のタトゥを入れるっす。そしてある日突然、俺の前から消えるのだけど、その時はそれほど悲しくなかったっす。あれが恋愛だったのかというと、ちょっと違って、何かの儀式に近かったような気がするっす。今は感謝の気持ちでいっぱいです。
今、いろいろあって俺はまた少し、当時のように心を閉ざしはじめているのだけど、ちょっと彼女の事を思い出し、立ち直れた気がするっす。誰かとの出会いが自分の人生を劇的に変えるのはよくある事で、ずいぶんたってからその事に気がついたりするっすね。あああの人と出会ってたから、自分はこう変われたんだといつかきっと理解したりする。それがリアルの出会いでなくて、ネットの出会いであっても同じで、もちろん人と人は出会えば必ずいつか別れるのだけど、だけどその接触こそがかけがえのない宝ものなのかもしれねーっすよ
そして、言葉は届かないけれども、俺は今こそ感謝したい
星空のマリアさんありがとう
星空のマリアさんが誰なのか、古いネット仲間の方は、わかった方も大勢いるとは思いますが、今の彼女のために内緒にしててくださいっす。
<<楽天ブログ300回記念>>人生の折れ線グラ… 2007年07月08日 コメント(37)
加藤康介やっと逮捕っすw 2006年01月11日 コメント(32)