PR
キーワードサーチ
カレンダー
冬のある日、次郎(遊佐晃彦)の家の牧場に仔馬タケルが生まれた。次郎を始め、父(見明凡太朗)、姉(若尾文子)、騎手を目指す兄(遊佐晃彦)らの期待を背負ってすくすく育つタケルだが、あるとき山火事に巻き込まれてしまい、助けに入った父はその時のやけどが元で亡くなってしまった。
やがて、騎手養成所に入る兄とともにタケルは東京の石川厩舎に行くことになり、次郎は辛い思いをする。中山競馬場に初出馬したタケルは、山火事がトラウマとなっているのか、観客の大歓声に立ちすくんでしまう。兄は騒音に馴らそうと努力し、一時は克服したかに見えたタケルだが、東京優駿(日本ダービー)への出走も間近なある日、厩舎の近くで起きた火事のため、再びおかしくなってしまう。
その知らせを聞いて姉は東京へ駆けつけるが、いたたまれなくなった次郎も近所の牧場主に連れてきてもらい、その次郎の吹くハーモニカの音色によって落ち着きを取り戻した。そしてダービーに出走したタケルは見事、優勝するが、その直後に腸捻転を起こして死んでしまう。次郎は、優勝しなくても良いから生きていて欲しかったと、姉を責めるのであった……。
『いで湯の姉妹』 2007.06.20
『東京マダムと大阪夫人』 2007.06.18
『わが町』 2007.06.17
カテゴリ