セニサック家はParty好き？
次女はティーンの仲間入りをする年齢になりましたので、大きなバースデー・パーティーを企画していました。13歳はthirteen、つまりteenの始まりの年ですね。次に大きな誕生日は16歳です。これは "sweet sixteen" といって盛大なパーティーをやります。
18 歳になると彼らが大人としての責任を持ちはじめる年齢となり、今まで親に許可を取らないとできなかったことができるようになります。例えば銀行の口座やチェック（小切手）を自分名義で持てるようになり、親のサインではなく、自分でサインをすることができるようになるのです。また罪などを犯した場合も、大人同様の扱いを受けるようになります。だから18歳になると、親も彼らを大人として扱うように必然的になっていくのかもしれませんね。注）カリフォルニア州の場合です。
私達は次女の誕生日、長女の誕生日、長男が日本に一年間行くのでそのパーティーもまとめて企画しました。サプライズが大好きな主人のアイディアを用いたのは良いのですが、この企画は本当に大変でした。あゆみの誕生日パーティーの日に自分達のパーティーもやる予定になっている事を長男・長女に知られないように企画を進め、彼らの友達にも絶対に洩らさないよう念を押して綿密に動いたのです。
あゆみの誕生日は午後6時から9時まで、ホテルのボールルーム（宴会場）を借り、DJを入れてのダンスパーティーでした。9時になると、このボールルームを長男と長女のパーティー会場に変えなくてはなりません。彼らの友達や淳がお世話になった人達が9時から10時の間にホテルに来るように計画されていました。
この間、長男と長女がホテルにいるとサプライズになりませんので、長男のパーティーを知っている長女の陽子が理由をつけて淳を連れ出す事になっていました。この時点で淳も陽子の誕生日パーティーがあることを知っているので、うまく陽子の誘いに乗るように仕向けていました。こうして書いてみると簡単そうですが、私はヒヤヒヤだったんですよ。
9時から10時の間に次のパーティーの用意が完了し、長男・長女が10時に戻ってきた時には「Surprise！」と次のパーティーがスタートしたのです。うまくいくか本当に心配でしたが大成功でした。この時の二人のビックリした顔を見たいがために企画したパーティー。うまくいってよかったのですが、疲れました。総勢１００名以上のゲスト達が来てくれましたので、真夜中頃には疲れがピークでした。次女のあゆみだけが全ての計画を知っていた事になりますね。あゆみのバースデー・ダンスパーティーもかなりの盛り上がりでした。彼女のお友達が４０人ぐらい来てくれ、皆で楽しんでもらえたようでした。
「アメリカ人って子供が13歳になったらどの家庭でもそんなに大きな誕生パーティーをやってあげているんですか？」という質問をいただきました。内容は若干異なるかもしれませんが、ほとんどの家庭では特に13歳の誕生日に比較的大きなパーティーをしているようです。私達の友人夫婦の次男がやはり8月に13歳になるのですが、彼らは何と誕生日を祝って家族でアフリカに行くそうです。そしてアフリカのかなり高い山をお父さんと息子が一緒に登る計画を立てているそうです。また、アフリカ滞在4週間のうちの2週間はボランティア活動を家族みんなでやるそうです。このような13歳の誕生日を祝う家族もいるんですよ。
8月は私の誕生日の月です。今年の誕生日はサプライズなしで、家族でどこかバケーションに行けたらいいなと密かに期待しているのですが、Party大好きな我が家のこと、どうなる事やら。でも BYBが年間で一番忙しい月が８月ですので、多分バケーションは無理だとあきらめています。
それに実は１２月に息子に会うため日本に行く計画を立てているので、バケーションの日を使わないようにしているんですよ。息子の冬休みに合わせて日本に行き、一緒にロスへ帰ってくる計画です。彼は来年の１月で２１歳になりますので、日本に戻る前にお誕生日をべガスで、と今から計画しています。正々堂々とギャンブルができる年齢になるので本人も楽しみにしているようです。
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