私とうつとガーデニング

2004/06/12
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カテゴリ: 鬱病
今日は土曜日。

先日の台湾出張でデスクワークが溜まってしまったようだ。
このご時世に仕事が次から次とあるのは有難い事だ。
とは言うもののやっぱり家に居て欲しい。
結婚して30年にもなる。
好きだから家に居てよというのとは違う。

ここ9ヶ月ほど土日は夫を頼る習慣がついてしまった。
冬の間は外出するのも嫌、食事を作るのも嫌、

夫が家に居てくれると安心していられる。
宅配便が来ても、回覧板が回って来ても夫が出てくれる。
それに夫は食べる事が好きで自分で料理をするのも好きなほうだ。
団塊の世代の男の中では融通の利く性格なので助かる。
つい最近まで土日は朝、昼、晩と食事を作ってくれていた。
こんなことではいけない、しっかりしなさいと自分に言い聞かせても身体が動きたくないと言っている。

昨年家を建てて夫の母と一線を引くようになって
30年近くの同居に終止符を打った。
とは言っても80歳になる義母を一人で置いて行く訳にはいかず隣同士に住むことになった。
家を建てる為に2回の引越しがあった。
半年に2回の引越しは身体にこたえた。

その後荷解きや家の中の家具選びや外構の工事もまだ続いていたので常に人が出入りしていた。
その時は気をはっていたのか鬱的な症状は全くなかった。

ところが一段落付いた初秋の頃、すごく疲れを感じた。
それまでは新しい自分達だけの家のインテリアに夢中になっていたのに急に興味がなくなってしまった。
そして外出できなくなり、料理がおっくになり家事全てが嫌になった。幸い庭いじりには喜びを感じ続けることができて救くわれた。

一日を自分の好きなように暮らした。

同居(敷地内同居)している時は玄関を出ると庭は共有だし
お互い何処へ出かけるにも報告しなければいけなかった。
勿論、「帰りました。」と声をかけるのはあたり前。
その他、もろもろあったのだ。
鬱病のきっかけになったその家で病気になってからも15年
住んだのだから自分でも良く頑張ったと思う。
その頃の夫は親にも妻にもどちらにも味方することなく
悪く言えば知らん顔をしていた。
私はだんだん夫にも腹が立つようになっていた。

それが昨年新しい生活が始まってから夫との仲は修復し始めた。母親の目を気にしないで良くなった事は夫にもいい影響があったように思う。
そんな訳で私は緊張がとけて気が楽になり上に書いたような
状態になったのではないかと思う。
だから現在の気分は鬱とは言えない気がする。

しかし、いつまた波がやってくるかもしれない。
その時はその時のこと。今から心配してもしょうがない。







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最終更新日  2004/06/12 10:32:00 PM
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