CHAU@CHAU

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等持院

等持院

京都市北区 立命館大学南側
京都駅より50系統他 立命館大学前下車10分
拝観料 400円
ランク ★★★★★


等持院は暦応(りゃくおう)4年(1341年)に、室町幕府第一代将軍足利尊氏が、天竜寺の夢窓国師に衣笠山に創建させたのが等持院です。寺格は五山に次ぐ十刹筆頭で、足利将軍家歴代の菩提所となった由緒正しい寺院です。
応仁の乱などの戦乱に見舞われましたが、秀吉も秀頼に頼んで再建させたほど、重んじられたお寺です。

霊光殿
ここには尊氏が日頃念持仏として信仰された地蔵尊(伝弘法大師作)を本尊として、達磨大師とを左右に、足利歴代の将軍像(義量と義栄の像を欠く)が徳川家康と共に両側に安置されています。家康の像は42歳の厄除けの霊験を受けたもので、はじめ岩清水八幡宮豊蔵坊にありましたが後に等持院に移され、本尊と共に利運を願う人達に信仰されています。

方丈
現在の方丈(本堂)は元和2年(1616年)福島正則が妙心寺塔頭海福院から移築された古建築で、南庭をひかえた広縁は静かに歩むと快い鶯張りの音が良く響いて、一足ごとに心にしみ入ってきます。
方丈の襖絵は、狩野興以の作で明治維新当時一部損壊の苦難をなめ、更に等持院撮
影所が等持院北町(等持院の境内)に出来、そのロケに使用されたため、かなり破損されたが近年修復され、年一回公開されています。

庭園
この庭園は夢窓国師作として伝えられる三大名園の一つで、方丈の北庭は東の苑池・心字池(草書体の心の字をかたどって作られた池庭)で幽邃(ゆうすい)であり、中ノ島に観音閣がありましたが、現在は礎石でその面影をしのぶ事が出来ます。

感想
とにかくお庭を見ながらまったり出来ます。静かで非常に良いです。衣笠山の借景が現在では立命館大学の建物のせいで見る事が出来ませんがとてもきれいで心が和みます。
雨の日の庭は緑が鮮やかに映え、一眠りしたくなります。金閣寺に行くよりもこちらへどうぞ!!



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