バラ園に行った
秋のさわやかな光と風の中で
バラたちはとってもきれいだった。
ひとりひとりに「きれいだね。こんにちは」と話しかけてたら
クリーム色のバラの前で
やわらかいクリームのようなあたたかさが胸に広がって
「なんだろうこれは」ってびっくりした
泣きたくなるようなあたたかさ
それは木達のような凛とした強さではなくて
ほんとうにあたたかいクリームのようだった
「あたためてあげる」
光が胸の中に広がって
ああ なんてやさしいのと
感激しながら
風に揺れる花を見た
お花はね 愛なんだよ
と ぽっくる君が言った
花は 癒したり あたためたりすることだけ
のぞんでいるんだ
だから
ありがとうって
受けとったらいいよ
そしたらそのありがとうが
花の命になるんだよ
よかったね
ぽっくる君に「よかったね」といわれたら
ほんとうに
いいことだったんだと
うれしくなった
花の命は
かがやいている