pan con tomate

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cantona_07

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2009年02月14日
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ひとことで言うならば、
「味が濃い」
ただし、しょっぱい、甘すぎといった偏りではなく、
味をしっかり感じる味付けということだろう。
食後にノドが乾くようなことはなかったので、
しょっぱくも甘くもなかったんだと思う。

席は10席程度。
店に行ったときにはすでに満席。
予約をしていたのでよかったが、フリーではなかなか入れないかも。


ディナーは、3800円と5000円のコースが選べる。
3800円のほうは、前菜、スープ、魚料理か肉料理、デザート、ドリンク。
5000円のほうは、肉と魚両方のフルコース。
前菜と肉料理、デザート、ドリンクをセレクトする。
魚料理は、その日の決まった料理のよう。
わたしらは、5000円のコースを選んだ。

最初に稚貝の白ワイン蒸しが出てきた。
なかなかおいしかった。

前菜は、ツブ貝のなんとか。
ナンプラーの味だろうか。
東南アジアっぽい、パンチのある味付け。

これも、なかなか変わった味だった。

スープは、ユリネと黒トリュフのスープ。
これまた、パンチの効いたお味。
美味。

魚料理は、ブリのグリル、バルサミコソース。

これも同様に、しっかりとしたお味。
とてもおいしいんだが、若干、うんざりしつつある。

ここでだったかな?
口直しのゆずとレモンのシャーベット。
これまた、強い!
これは、ほのかな味でいいんでないの?と思う。

肉料理。
仔羊のグリルだろうか。
わたしは、鴨を注文してたが、勘違いしたのか、豚のポトフ風が出てきた。
とはいえ、別に腹も立たず、豚をいただいた。
これは、家で食べる同様の料理と似ていてホッとする料理。
ただ...やっぱり味が濃い。
これは羊も同様。

さすがにうんざりしてきた。

食後のデザート。
わたしはクレームブリュレ、妻はマンゴープリン。
おいしかった。
だが、想像どおり、どちらも濃厚。
で、シメのコーヒー。
エスプレッソじゃなく、コーヒーを頼んだのに、
カップが、コーヒーカップなだけで、味はエスプレッソ。
濃い!

ここまで全部濃厚だと、完全に意識的にそうやってるんじゃないかと思える。
ただ、コースを食べるには、少々うんざりしちゃうかもしれない。
ランチなんかがちょうどいいのかも。

いい意味で、日本っぽくない味かな?とも思えた。
海外だと、ちょっと激しい味付けってけっこうよく遭遇する。
日本と海外の差って、そういうところかもしれないとも思えるし。
日本は、間違いなくおいしい。
ただ、繊細であるがゆえ、こじんまりと収まってるようにも思える。
そういう意味では、この店は、大胆な外人シェフっぽい。
日本人だけど。

わたしはまったく気にならなかったが、給仕スタッフは、
けっこうがさつというか、ミスが多い。
ぶつかったり、こぼしたり、まちがったり。
わたしは、水をこぼされ、料理間違わられたせいか、
お詫びにワインをサービスされ、最後は店の外まで総出で見送りされた。
気にしてませんから、大丈夫ですよ。






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Last updated  2009年02月15日 00時25分33秒
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