さておいてアメリカ

さておいてアメリカ

水餃子



日本だと焼き餃子ばかりがポピュラーで、水餃子を食べる機会ってあまりありませんよね。彼から中国ではその反対だと聞いて驚きました。それに本場の餃子にはにんにくを使わないそうです。

実は餃子は彼の数少ないお得意料理の1つ。餃子の皮は市販のものを買ってきますが、中身はお手製です。お肉もミンチではなく、豚肉の固まりを細かく刻んで使います。これだけで味がかなり違うんです。

中身を作るのは彼だけど、成形はいつもいっしょにやります。彼のと私のは微妙に形が違ってて、彼の餃子のほうが本場っぽい感じ。口だけはしっかり閉じないと、ゆでるときに開いてお湯がにごっちゃうので注意が必要。

今年初めて知ったのですが、中国の正月では水餃子を食べるのが慣わしだそうです。日本の年越しそばみたいなものです。アメリカでも中国人が集まって餃子を食べる会があったので、彼と参加してきました。

テーブルに並んだ料理はほんとに水餃子だけ(笑) みんな黙々と餃子を食べてて、ちょっと不思議な光景。たれは黒酢、醤油、ねぎ、唐辛子を混ぜたもの。この辛味がまた食欲をそそるんです。

もう1つの発見。それは餃子のゆで汁がスープになること(笑) 味はついてません、ただのゆで汁だから。でもみんなそれを当たり前のように飲んでました。

この日以来、私はやたらと水餃子を欲するようになってしまいました。ところが、最近にらの値段がすごく高いんです。食べたいけど、予算がぁ…

仕方ないから違う具で挑戦するつもり。今度は皮も手作りしてみようと思っています。うまくいったらまたここで報告いたします。

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追加
皮にチャレンジしてみましたが、難しい~ 特に成形が!
味はいけると思うのですが、ちゃんと丸い形にならないので、具を包む時に苦労しました。まだまだ訓練が必要なようです。


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