Ordinary Days

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Estate Sale



これは、ガレージセールより大規模なガーレージセールといっていいだろうか。リタイアして州外に移る方、または、家の持ち主が亡くなって、遺された親族が物を処分する目的等でされる。全て、売られる。キッチンの引き出しに入っているような細かいキッチン道具、クローゼットにあるタオル、シーツ。シミがついていても割りと高い値段がつく麻のテープル掛け。家具、食器、ランプ、ピアノ、絵、テレビ、絨毯、本、CD、なんでもあります。

Demolution Saleというのもある。これは、私はあまり行かないのだが、家がとり壊されてそこに新築の家が建つ時にされるもので、キッチンのキャビネットもとり外されてセールだったり、その他ドア、天井にくっついている電気、お風呂のシンク、タブ、とにかく”Bring your own tools"と広告が出るくらいだから、自分で欲しいものを交渉して、自分で引き剥がすなりなんなりして持っていく。壊される家が古いと、マニアの人は、今はもう入手不可能なドアの取っ手欲しさに出かけたり、或いは、玄関先に敷き詰めてある石のタイル(凝る人は、今売られてものでは、満足しないようで)を買いにいく。

私の住む街より東側の街は、増々お金持ちとされる方々が住んでいる。ゆえに、そのEstate saleとなるとうれしいものが出る。地元で毎週でる新聞でEstate Saleの場所と時間をチェックし、イザ出陣。これを主催する専門のグループがいくつかあるのだが、何度も行くうちに、どのグループのものが自分の趣味にあったものが出るか結構分ってくる。これを目指す人はもちろん私だけではなく、人気があるお家だったりすると、ナンバーをもらって順番にしか入れない。また、何度も行くだびに顔馴染みになる人もいる。

これまでに私が購入したもの。

     ブラームスとショパンの肖像画
     (これは元XXXシンフォニーの第一バイオリニストのお宅から)
Composers


ルノメールの真珠のイヤリングをつけた少女の絵
The girl with pearl earings
(額つきで、トップには小さなライトも付いている25ドル)

ピカソの鳩を抱いた子の絵
     (額付き、おまけに5ドルオンリー)
Piccaso picture
プラント
     (ナーサリーで買うと100ドル以上のものが10ドルオンリー
     ランプを置く丸いテーブル
     (初日に行って気に入ったので、$30ドル)
      ちなみに、最終日だと大体半額
     伊万里の小皿のぺア
      ($2ドル)
お屋敷のようなお家を見学できるのも楽しい。
バーゲンプライスももちろんうれしいが、大切に使われてたものが我が家に来てくれることにも喜びを感じている。

次はどんな物との出会いがあるか楽しみ。     

箱?
4月16日、2005年購入
壊れそうな程古そう
中国の米びつか?


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