Ordinary Days

Ordinary Days

最近観た映画



第一感想。アメリカに憧れる人に、ぜひ見て欲しい。

映画自体としては、ヒットを狙った感じが全くなく、ラストシーンは最高だった。けれど、もう一度見たいかというと話しは別。

アメリカに憧れる人に見て欲しいと思ったのは、それはこの映画の舞台がIDAHO 州で、登場人物もファションも、日本人が想い描く格好の良いアメリカとは程遠いからだ。これこそアメリカの実態と私は睨んだ。

アメリカに実際生活した人だったら、誰もが似たような経験をこの映画のなかで、容易に見つけることが出来るだろう。

脇役のラテン系の彼はとてもキュートで、台詞も棒読み(わざと?)の素人ぽっさがなかなか良い。最初スクリーンに出て来た時は、そんな印象は持たないのに話しが進むにつれ、惹かれていく。それもこの映画の狙いだったりして。差別される対象のラテン系の彼に大衆は最初戸惑うだろうから。それが、その人を知っていくにつれ、愛着を感じるようになる。その体験を実生活のなかでも実行してみたらどうですか。というメッセージがあったりして。人種や容姿でその人を全く知ろうとしない人達への。主人公の彼にしても同じことがいえる。全然カッコ良くない容姿の彼。

IDAHO、本当にこの映画がここで撮影されたとしたら、”田舎”を極めています。


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