楽しくダイエット・ボランティア

会報誌No12-16


四月十七日(木)第四回コスモス総会が開催されました。
二〇〇三年度の活動計画、係活動が決定されましたので、改めて報告させていただきます。

《行事》
四月  コスモス総会
五月  小児科病棟子供まつり
    野幌森林公園ハイキング
        (三十一日)
六月  北海道病院ボランティアネットワーク総会(三日)
    日本病院ボランティア協会研修会
六月  ロビーコンサート( 十三日)
七月  健康診断
    病院見学会
八月  小児科病棟七夕まつり
    ボランティア研修会
九月  ロビーコンサート
    手作り講習会
十月  コスモスバザー
    バザー反省会と懇親会
    日本ボランティア協会総会
十一月 クリスマスプレゼント作製
十二月 クリスマスコンサート
    小児科病棟クリスマス会
    南二病棟クリスマス会  

《係活動紹介》
★環境美化・・・病棟や外来の生け花や季節の飾りつけ、ガーデニング
★企画係・・・コンサートやいろんなイベントを企画する。
★バザー係・・・バザーのすべてを担当し、運営する。(手作り講習会など)
★コスモス広場・・・病棟にて患者さんと折り紙や小物作りをして交流する。
  (毎月第四金曜日三階デイルームで午後一時半より二時半まで)
★南二病棟レクレーション(音楽療法) ・・・入院患者さんを対象に音楽療法を行っています。
 (毎月第一、第三月曜日午後二時より三時まで)
★図書係・・・外来、病棟各所の本の整理をしています。        
★南二病棟手芸広場・・・入院患者さんを対象に手芸をしています。    
 (毎月第一、第三木曜日午後一時半より三時まで)
★会報紙係・・・会員相互の連絡や親睦・交流が目的です。
★手話講習会・・・毎週月曜日十二時より一時まで
 毎年いろんな活動が行われています。あなたも参加してみませんか?                                          


『新緑の森を歩こう』に参加して   廣瀬
 曇り空ながら風もなく、まずまずのウォーキング日よりとなった五月三十一日、コスモスのメンバー十一名で大沢口を出発しました。   
 可憐なクルマバ草、ホウチャク草、花後で実をつけていたエンレイ草、個性的なマムシ草、三枚葉が特徴的なまだ緑色のウルシ等々。
 葉陰には、今日が誕生日のセミ、漂う樹木からの香り、鳥の囀りとコツコツと響くアカゲラのドラミング、森全体が私達を気持ちよく迎えてくれます。
 一見静けさの中で、様々な生物がお互いに関わりあいながら、ダイナミックに活動している森がこんなに近くにある幸せを思う時、ペットとして飼われていた「アライグマ」がこの森林公園でも野生化し、生態系が崩れる危機にあるというニュースを最近耳にし人間の身勝手さに心が痛みました。青サギが羽を休めていた瑞穂の池でのお昼は、リュックのお弁当を胃袋に移しながら、日頃はあまりお話する機会のない仲間同士楽しく交流ができ、体も心もお腹も充実した一日となりました。              
 内山さんの森に関する知識の豊富さ、適切な説明に感謝です。           

《北海道病院ボランティアネットワーク総会報告》
六月三日かでる2・7にて第三回ボランティアネットワークの総会がありました。二〇〇三年度の事業予定が決定されましたので報告いたします。

・六月三日(火) 第三回『北海道病院ボランティアネットワーク総会』
日本病院ボランティア協会研修会・九月

  ボランティア研修会
・十一月 コーディネーター研修会
・二〇〇四年一月  新年交流会

《日本ボランティア協会研修会に参加して》         加納
 六月三日ボランティアネットワーク総会の後、日本ボランティア研修会にコスモスは七名が参加しました。
 協会加盟の、市立堺病院(大阪)、聖ヨゼフ整肢園(京都)、東加古川病院(兵庫)の三名の方から提言があり、その後に、六つのグループに分かれて『コミュニケーション』をテーマに話し合いを行いました。
 自己紹介から始まりボランティア内のコミュニケーション、病院とのコミュニケーション、問題点の解決と時間内に次々と話し合いが、各グループごとに行われました。ボランティア内のコミュニケーションでは、シフトや係などの小グループはよいが、全体の横のつながりが薄くなるため、日誌や会報、意見箱などを設けたり、曜日を越えた活動、バスレクや忘年会、新年会、江別でのウォーキングなどが報告されました。
 病院とのコミュニケーションでは、年一回、半年一回、月一回運営委員会や、ボランティアコーディネーターを通して、ボランティア全員がミーテイングを重ねている病院もありました。
 活動内容は多いがボランティアの人数(実働)が少ないとか、ボランティアの意識の差があったり、患者さんとのコミュニケーションの問題などがあげられました。
 最後にボランティアは仲良くしなければいけないのかという、ユニークな意見もありましたが、グループとして同じ意識をもって進むべきという意見が多かったです。私のグループの一人が言った『一人一人の力で作りあげるボランティア』という言葉が印象的でした。
 ボランティアに必要なこと求められていることは、心の栄養(大切にされている、関心、聴いてもらう、認められる、褒められる、信じてもらう、感謝される、あるがままの自分を受け入れてもらう)である。心の栄養が満ち足りているといい関係がもてるとのことです。
 研修を重ねる度、奥の深さを感じるボランティアなのです。


   ~初夏によせて~
『札響ふたごメンバーによるコンサート』
 六月十三日(金)午後五時より市立病院開院記念事業としてロビーコンサートが開かれました。        
 三原豊彦 (ヴァイオリン)
三原愛彦 (ヴィオラ)
佑川亜希子(ピアノ)

 東京生まれのお二人は、ドイツやアメリカに留学、帰国後札幌交響楽団に入団。ピアノの佑川さんは札幌大谷短期大学音楽科ピアノコース卒業
ヴァイオリンとヴィオラの違いは、大きさと音の高さの違いとか・・・
ヴァイオリンは小さく音は高いが、ヴィオラはヴァイオリンより大きいので少し音が低かったです。そんな楽しい楽器の説明を織り交ぜながら、演奏もノリノリ、ビートルズ・メドレーは、とても耳になじんでいい感じでしたが、アレンジでずいぶん変わるんですね。 プログラムにはない「美しき青きドナウ」はとても気持ちよく心もゆったりとしてしまいました。
 初めて、クラシックを聴いた入院患者さんのご夫婦にはとても感動していただき、病室にお戻りになるまで会話が弾みました。
 小児科の男の子も小学生高学年でしたが、ヴァイオリンは初めて見ると言ってました。又、ピアノもあるんだと喜んでいました。
「夏は来ぬ」「七夕さま」は全員で歌い、大勢の患者さん、市民の方と一緒に心温かくなるひとときを共に過ごすことができ、生の演奏を提供してくださった出演者の皆様に感謝します。

《本の紹介》
★忘れ雪★ 新堂冬樹著
傷ついた子犬を拾った少女は、獣医を目指す少年に助けられた。幸せな出逢いは、少女の悲しき家庭環境により別れを迎える。そして八年後、二人は偶然の、しかし必然ともいえる再会をしてしまう。ふたりの空白に、幼い日の思い出が蘇った時、彼女は失踪する・・・・。
 愛し合っているのにめぐり合えないふたり。かつてこれほどまでに美しく、せつない物語があっただろうか?
(先日の道新に中高年に読まれている純愛小説の一冊に選出)


 ★★★【第五回コスモスバザー】★★★    十月十七日(金)  
午前十一時~午後一時三十分 江別市立病院 二階 講義室にて 〈バザー提供品〉
 ・手作り品
 ・未使用の品物・・タオル、シーツ   石鹸、陶器、文具、缶詰、瓶詰
   乾物の食料品(賞味期限内)
お手数でも、十月十日(金)までに、 ボランティア室にお持ち下さい。
沢山の場合は、ご連絡いただければ 伺います。               バザー係が中心となり、例年以上手作り品をいろいろ準備してます。
  ☆是非ご協力お願いします。☆                                                                                                        ★★★《ロビーコンサート》★★★ 
                 〈日時〉 九月二十二日(月)
午後五時より午後五時五十分〈場所〉 江別市立病院 
エントランスホール
〈演奏〉 フルートとピアノ
〈演奏者〉阿部 博光・・フルート
  阿部 佳子・・ピアノ
〈曲目〉
 シャミナード作曲/コンチェルティーノ
フォーレ作曲/シシリアーノ
ビゼー作曲/「アルルの女」より
メヌエット
宮城 道雄作曲/春の海
山田 耕筰作曲/この道 他

★★★《ボランティア研修会》★★★
北海道病院ボランティアネットワーク
    主催〈日時〉九月二十五日(木)
十三時三十分より十六時
〈場所〉リンケージプラザ二階研修室
〈内容〉
A ボランティア同志の仲間作り
(新しく活動に参加した方がうまくなじめていますか)
B ボランティアを始めた動機
(原点に立ち返ってみよう)
C 病院職員との関わり
(良いコミュニケーションが取れていますか)
D 各病院の活動内容の紹介
(こんな内容が患者さんに喜ばれています)

☆☆☆☆☆ ボランティア・コスモス研修会☆☆☆☆☆☆             八月二十八日(木)、午後一時より江別市立病院大会議室にて二十一名の参加で研修会が開催されました。
今年度の講演会テーマは「江別市立病院の役割と介護保険制度について」、講師は江別市立病院副看護部長今野多美子氏でした。
 医療需要の変化として患者数の年齢構成は、年々六十五才以上の占める割合が増加しています。平均寿命と比例しているのでしょうか。
又、平均在院日数は、アメリカ・フランス・ドイツ・イギリスに比べると三倍ほど長いですが、七月の江別市立病院は十四、六日と短く欧米にかなり近づいています。入院例として二十年前の大たい骨骨折手術は六か月くらいかかり、最近は三週間ほどとの事です。身近な具体例でわかりやすかったです。
 自治体病院(市民病院)としての役割において、地域住民により作られた自治体病院は、その地域に不足している医療に積極的に取り組むとともに、地域の医療機関や行政機関等との連携を図りながら、公平・公正な医療を提供し、地域住民の健康の維持・推進を図り、地域の発展に貢献することを使命とする。
 江別市立病院の理念は、いつも『いたわりの心』を持ち、患者さん本位の温かみ、親しみのある医療を提供し、地域に根ざした、市民のための市民の病院をめざします。
 看護部の理念は、人と人との関わりを尊重し、いたわりの心でケアの提供をめざします。介護サービス利用については、要介護認定の手続きからサービス利用まであり、まず申請が必要となり、担当者やケアーマネージャーが調査項目に応じて調査し、審査会で審査し判定され、申請から三十日以内に通知されます。
 認定の結果に応じて必要な介護サービスを選択します。                         
 又、看護相談室の役割についてでは、入院患者さまの退院調整(転院病院や施設の情報提供と連絡調整)、在宅療養療養生活への支援(サービスに関する情報提供とサービス事業所との連絡調整)、居宅介護支援事業所(ケアーマネージャー)の業務などがあります。 講演の冒頭でボランティアに対し、いつも「あたたかい心」の提供に感謝いたしますとねぎらって下さいました。
私達も初心を忘れず、患者さんに優しい病院ランキング全国四十三位に恥じぬよう、日々ボランティア活動を楽しみましょう。

 講演の後、今野副部長も高齢者ケアに対する今後の課題(要介護の防止、痴呆高齢者の対応)についてグループワークをしました。

Aグループ
 要介護の防止(自立した楽しい生活を送るためには)
・人生に目標をもつ事
・趣味をもつ事   
・隣近所との付き合いも大切である
最近の地域との関わり方のケースとして、自治会のボランティア活動として高齢者の方々特定の場所を利用しての食事会が行われている。
個人か地域のお仲間と一緒に早朝のラジオ体操を行っている方々がいる。又、出席を楽しみにしている高齢者もいる。
 自立した生活を楽しむ為に地域との関わりも大切であるので地域の人々も高齢者の方々に声を掛けたり、お互いに助け合ったり、見守ったりと関わり方を考えて欲しい。                             
 痴呆性高齢者の対応として
・グループには直接的に関わった経験がある方はおらず、対応の仕方がわからないとの意見が出ました。

・痴呆についての講演会などが行われているので知識を得る為に出席してみてはどうか。・病院ボランティアとして関わる事もあるので本日の様な研修会も有意義だと思う。 

Bグループ
 地域の中にボランティアグループがあり、何かできる事はないかと在宅支援  センターへ相談したところ、無料サービスがある。(講師や器具)今回夕食配食サービスをとりグループで試食してみた。また介護予防教室を開き、歯の衛生・嚥下体操を講師に指導を受けた。
 痴呆高齢者は一人でかかえず、身近な人や、地域の方にも見守るなどの協力してもらわないと難しい。独居老人の安否確認もプライドやプライバシーの問題もある。

Cグループ
 自立した楽しい老後生活を送る為には若い頃より心がけていく。
 子供に負担をかけぬ様、健康に気をつけている。
 若い頃より趣味を沢山もち、老後続けていけるものを残すよう心がけている。
  社会参加として地域の役員や、ボランティア活動などを通して、人の中に入、 対話を大切にする。
   趣味の仲間との楽しいコミュニケーション。
   若い人からお年寄りまで、異年齢の人たちとの関係を大切にする。
   ボランティアは自分のためであり、趣味というより、更に上を目指し自分を  自立させるため、良き老後につながるのではないでしょうか。
  いろいろな人を通して自己を知り、仲間とのコミュニケーションがあり、ボラ  ンティア活動もお互いの豊かな場となっている。
                                     Dグループ
 コミュニケーションの必要性、一日最低三人に会う、話す、極力ひきこもらない。(定年後はボランティアで・・)
   趣味を持つこと。
   独居老人の安否電話サービスは加入せずともやって欲しい。
   独居老人に声をかけても迷惑そうだったり、反応がなかったりしたら、無理  はせず根気よく相手の反応をみる。 痴呆高齢者にもプライバシーやプライド  を大切にするためケアーマネージャーとのコミュニケーションを密接にする。

  研修会の最後に新しくコスモスに登録された、井田さん、小林さん、西村さんが紹介されました。

  ☆☆☆☆今夜の一品☆☆☆☆
~~~~~《バンバンジー》~~~~
〔材料〕
ムネ肉(とり)二枚、五百グラム
ネギの青い部分 生姜 適量
きゅうり 一本 トマト 一個
塩 酒(下味用)
〈ごまだれ〉
練りごま 大匙二 醤油 大匙三
砂糖、酢、ごま油、酒各大匙一
豆板醤小匙半分 ネギ微塵切り大  匙三  生姜微塵切り小匙一
〔作り方〕
1肉の皮をフォークで刺して下味用の塩をすり込み皮を上にして、酒をかけネギ・生姜(薄切り二・三枚)をのせ、ラップをして・・・
2電子レンジに八~十分かけ冷やす。
3たれの練りごまと砂糖を混ぜ合わせ
酢と醤油でのばし、残りの材料をいれる。
4 1の肉を手でさき、トマト、きゅうりを盛り合わせて、3のタレをかける。


 ★楽しいファームレストラン巡り★
畑や田んぼの道をのんびり行くと、目指すかわいいレストランが見えます。      

【ファーム ヤード】 由仁町
ジャガイモ畑の中です。
野菜が何種類も入ったミネストロー ネやスープカリー、サラダなどなど
 手作りケーキも人気でケーキのみ
 買う方も・・・・

【みるくのアトリエ】 恵庭市  
 牧場の中、白い大きなピレーネ犬
 手作りのモッツアレラチーズが人気 手作りピザはサクサク、パリパリ
 パスタもたっぷり、おいしい!
 パンナコッタやティラミスなどのデ ザートあり。

【ママズ・キッチン】 江部乙町
田んぼの中
 スープカリー、ルーカリー、
 ホカッチャサンドなど
 野菜直売所があり、欲しい物を畑に 行き、自分で取って来る事ができ、 楽しめます。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆バザーを終えて☆   松本

 十月十七日(金)江別市立病院講義室で、第五回目のコスモスバザーが行われました。
 今年もボランティア以外の一般の方々や病院職員の方々からのご協力を得て、多くの出品物が集まり、患者さんにも喜んでいただけたのではと思います。当日は約三十名のメンバーが、入院患者さんの誘導・接客・販売・買い物・片付けとフル活動でした。この収益金は今後のボランティア活動費として、有効に使わさせていただきます。
 又、十一月一日(土)レストランあおいにて、二十二名の参加によるバザー反省会を開きました。患者さんの要望等、前年度の反省に基づいたバザー内容でしたが、今年もお客様からの声を聞く事ができましたので、来年も楽しんでいただけるよう、取り組んでいきたいと思います。
 忙しい中、数ヶ月前の準備段階から手伝ってくれたメンバーの皆さん、日頃からボランティア活動に御理解いただいている職員の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

★★★南二病棟クリスマス会★★★〈日時〉十二月十五日(月)
午後一時より三時まで
〈場所〉ディケア研修室(二階)

★★★小児病棟クリスマス会★★★〈日時〉十二月十八日(木)
 午後三時より三時四十分まで〈場所〉三階病棟ディルームにて 
〈出演者〉 とわの森三愛高校シオン寮の皆さん
     ボランティア・コスモスメンバー

★★★クリスマスロビーコンサート★★★〈日時〉十二月十九日(金)
  午後五時より五時五十分まで〈場所〉江別市立病院一階          
  エントランスホールにて
 〈出演者〉ななかまどの会の皆様
     楽しいクリスマスの歌がいっぱい!                 
******日本病院ボランティア協会総会報告********
 二〇〇三年十一月四日(火)十時半より、日本ボランティア協会の二〇〇三年度総会が、大阪中央公会堂大集会室にて開催されました。
昨年札幌で開催された国際フォーラムでお会いした宮本理事長の挨拶より始まり、参加人数三七八名内来賓五六名、一〇〇〇時間表彰者は全国で一六六名で参加者は一一六名でした。
 市立伊丹病院事務局長の浅野氏より来賓挨拶がありましたが、私達表彰組は準備のため移動があり、詳細は全てはわかりません。一〇〇〇時間を褒めていただき、労って下さいました。
 一〇〇〇時間感謝状贈呈では、市立札幌病院の後藤さんが一番目で、次が
江別市立病院、五人全員の名前が呼ばれ、壇上で並び代表で加藤さんが感謝状と記念品(バッチ)をいただきました。参加者一一六名全員が壇上に上り表彰されました。
 その後、議事も進行し、二〇〇四年度の予算も承認され、総会は拍手の下無事終了いたしました。
 最後に神戸文化短期大学講師の武岡徹氏(テノール)と一緒に「里の秋」「もみじ」などを合唱してなごやかに終わりました。

★懇親会★
 場所を三階に移動して十二時より懇親会があり、各テーブルに分かれ親交を深めながら食事をいただきました。
 北海道から参加した十六名が前に呼ばれ、病院紹介や各自自己紹介をしました。全員で江別をアピール(?)して、他の参加者からは明るく元気なボランティア・コスモスさんと思われたようです。
 懇親会では地域性によってボランティアが理解されないと困っている方もおり、特にお年寄りに理解されないとの事です。
 こんな話を伺うと、私達(加藤、加納、中川、西川、三上)が一〇〇〇時間楽しくボランティア活動できたのは、病院職員の皆様の御理解、ご協力、患者さんや市民のさりげない優しさ、思いやり、又コーディネーターという大変なお仕事を続けて下さりボランティアの味方村山さんに支えられて出来た事と改めて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 一〇〇〇時間は到達点ではなく、通過点なのでこれから先の活動がより一層大切です。いつまでも笑顔を忘れずに明るい元気なコスモスが続くよう願っています。
記   加納

★総会に参加して
西川 大阪の中央公会堂で開催された総会でしたが、まず公会堂の素晴らしさをお知らせします。 
 商品取引で財をなした篤志家が、市民への還元として建てられた大正時代の建物で、重厚であり又シャンデリアやステンドグラスなどの華やかさのある建物で総会が行われました。それはそれは素晴らしい建物でした。
 総会後懇親会は、会場の広さの関係で地元近畿地区の会員さんには遠慮していただいたとかで、遠方から来られた方々中心で行われました。
 私のテーブルは理事長、来賓等すごい顔ぶれが揃っていておいしそうなご馳走もあづましく食べられませんでした。(その割にはしっかり食べていたような?)  同じテーブルになった鳥取のボランティアの方と仕事内容やメンバーの様子等について情報交換をしました。その方は男性で男性ボランティアが2名いらしゃるとの事、この方は自動車整備の仕事をしてらしゃるので、ボランティアの仕事内容も車椅子の点検修理が主な仕事で、表には見えないボランティアの仕事の事や、男性もこれからはどんどんボランティア活動に参加すべきだという、心強い意見を聞かせていただきました。

★総会に参加して
中川 十一月四日火曜日快晴二十四度大阪中央公会堂にて開催された、二〇〇三年度総会で一〇〇〇時間の感謝状を頂き感激いたしました。その後、神戸文化短期大学講師、武岡徹氏の指導で「みんなで歌いましょう」の中の一曲「ひとりの小さな手」を歌い始めた時、胸にジーンと来るものがありました。(一人の小さな手、何もできないけど、それでも皆と手と手を合わせれば、何か出来る、何か出来る・・・・)改めて自分のしてきたボランティアというものを反省しながら歌い終わりました。
 午後からの懇親会は席が決まっており六名バラバラでしたが、名札のせいかすぐにテーブルの方々と親しく会話できました。その中で「江別ってどこ?札幌なら知ってますが・・」と何人もの方に聞かれました。
 又、一〇〇〇時間達成者全員が出席という事で驚かれ、旅費について聞かれましたので、ボランティア資金の補助を受けて参加できた事を説明しましたところ、とても羨ましがられましたし、若いとも言われました。
 名古屋・岐阜のコーディネーターの方がボランティア募集しても集まらないし、高齢になっているのが悩みとの事でしたが、どこも悩みを抱えつつ日々努力しているのだな~、コーディネーターさんは大変なお仕事と思いました。
 今回の総会に参加させて頂き、江別市立病院とコーディネーターの村山さん、コスモスの皆さんに感謝致します。
これからも私達コスモスのご指導よろしくお願い致します。
 来年は日本ボランティア協会三十周年とか、皆さん総会に参加しましょう。六人で楽しい旅でした。 

★総会に参加して
三上 ボランティアを始めた時は一〇〇〇時間なんて程遠い話と思っていましたのに、今年は五人という事で、その一人として参加でき嬉しく思います。
 会場も素晴らしく、懇親会では五人ばらばらのテーブルでいろんな方とお話することができました。
 五人全員参加という事で驚かれました。これも皆さんの理解の下、ボランティア資金の補助によるものと思っております。ありがとうございました。 神戸到着の三日は、丁度阪神の優勝パレードがあり、一日だけの阪神ファンになり、二十五万人の一人として参加しましたが、まるっきり選手は見えませんでした。                 

★総会に参加して                      
加藤 三日、まだ朝もやの中の出発でした。伊丹空港は雨が降り始めていました。ホテルに荷物を預け街へ 阪神タイガースの優勝パレードのすごい人波にのまれ、身動きならず雨の中に立ちつくしました。
 四日、快晴の中大阪中央公会堂へ 会場はほとんどいっぱいでした。名前を呼ばれ壇上の人になった時から、頭真っ白で席に着くまで覚えていません。その後の懇親会は地元の参加はなく、各テーブルに分かれても聞かれる事は参加費用の事ばかり、いかに大変な事なのか。私達の様に全員参加できる環境に居られる事の幸せを改めて感じました。病院、コスモスの皆様に感謝し、同行の皆様ありがとうございました。
 五日に帰るまで、偶然とはいえ、一生味わえない二つの出来事、良く歩きとても健康的な三日間でした。

★総会に参加して
村山 前年度まで神戸で開催されていましたが、今年は重要文化財に指定されている大阪中央公会堂一階ホールで総会が開催されました。最初に一〇〇〇時間達成の方に感謝状贈呈式があり、ボランティア・コスモスから五名の方が表彰されました。
 早いもので私達の活動も十二月一日で五周年になります。患者様をはじめ、病院スタッフの皆様、その他沢山の人達に支えられ、ご理解の下で楽しく活動できます事を改めて感謝いたします。 北海道から五つの病院十六名が参加し、総会後の懇親会では各テーブルに分かれ、東京西多摩にある日の出が丘病院のボランティアさんと一緒になり「ホスピス病棟」の活動の話をお聞きし、活動内容は病院によって異なりますが、どんな時にも相手の立場に立つという事、コミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
 又、周りのボランティアの方々の話を聞き日々の勉強と、健康に恵まれた活動が出来る幸せと喜びを感じ、感謝している日々であります。
 「気負わず、自分のできることを心を込めてする」という二十年、三十年ボランティアを続けている素晴らしい先輩たちを目標に、私達ボランティア・コスモスも活動を続けていきたいと願っております。


★院長先生と昼食会
 二月十七日(火)十二時より年に一度の院長先生や看護部長、事務長、管理課長とのなごやかな昼食会がおこなわれました。
 ボランティアは十九名の参加で美味しいお弁当を食べながら、この一年の病院内での様子を振り返り疑問点や問題点、また今後やってみたいことなど多岐面において一時間では足りないほどの意見交換ができ、こんな機会を毎年作っていただけることに感謝したいと改めて感じました。
 私達ボランティア・コスモスの活動も五年が過ぎ、六年目になったので一層パワーをつけ、日々研鑚し明るく楽しく笑顔でボランティアを続けたいと願っております。 

★第五回コスモス総会

 〈時〉四月十五日午後一時半より
 三時半まで
 〈所〉 講義室

 一年間の活動内容を報告し、又新たな一年をめざし、ボランティア・コスモスを支える為よりよい意見を大いに交換できる場でありたいと思いますので、皆様時間の都合をつけ一人でも多く参加しましょう。
 係りの活動報告も盛りだくさんにありますので、自分で試してみたい活動にも参加してみてはいかがでしょうか?今までとは違うボランティアと出会うかもしれません。



© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: