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こ うさん
細魚*hoso-uo*さんコメント新着
最近、なかなか時間が作れず、久々の母の施設。

昼寝中だったので、介護計画書にハンコ押して
帰ろうかと思ったりしていた。
しかしヘルパーさんが起こしてくれた。
おまけに母のスイッチも一緒に入れていただいた。
母は相変わらず、元気だった。
「足が痛いだけや。あと、悪いとこない。
悪いのは頭だけや~」
全開である。ありがたい。
認知症の症状にもよるんだろうけど、
母の場合、3分くらいのサイクルで同じ事を言う。
今日の日付。俺の子どもの数、その他。
初めて質問されるように答える。
同じ話でも初めて聞くように振舞う。
「さっきも聞いた」とか言わない。
話し始めたら、答えを知っていても言わない。
これ、認知症対応の鉄則。
何度も同じ事を繰り返す母。
そんな中、今日は珍しく、俺を褒める。
「あんたを産んで良かった」
「こんな世話になるとは思わんかった」
これは、まさかの 『エンドレスべた褒め』 である。
マイッタ。もうわかった。
鉄則を破りそうになるくらい、胸が熱くなる。
同時に。
認知症になった母を「最悪」だと思っていた頃、
俺を救ってくれた樋口了一さんの歌を思い出す。
『手紙』。
どれだけ救われたか。
きっと俺だけではないだろう。
何度も褒めてくれる母。
オヨヨ。
そんな母を見ていて、確かに今、
貴方の子どもであります~と、
ぽろぽろ涙が出てました。
母が。
そんな俺を見て。
ニヤリ。
あ、悪い顔。
「アンタ、何で泣いてんねん?」
「男のくせにしっかりせぇ!」
・・・ジェットコースターな時間。
母には勝てません。
明日から旅人。