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2018、4、8去年の春に学校を卒業してから始めたことの一つに、長居にある障害者スポーツセンターに通っていることがある。以前にも述べたが、学校三年間では体育の授業があり、週に一度結構きつい運動をすることで、なんと三年間通して風邪を引かなかった。この体育のおかげで、2月の寒い日に行われた国家試験にも万全の体調で望めた。それでこれは卒業しても是非とも運動を続けなければならないと思い、スポーツセンターに通うこととなった。この施設にはプール、ボーリング、バレーや卓球などのできる体育館、トレーニングルームなどがあり、上の階には食事のできるラウンジもある。ここは障害者のための施設なので、障害者手帳があれば無料で利用できる。僕はいつも入り口の受付でカードを提出し、トレーニングルームへの通行所を発行してもらって、ロッカールームに向かう。トレーニングルームにはかなり多くのマシーンがあって、体育大学を出た専門の若いトレーナーの先生が常駐している。周りを見ると「この人どこが障害者やねん」と思えるような人ばかりであるが、中には知的障害を持った若い子たちもいる。僕はいつもまずマットの上でストレッチングを行ってから、ルームランナーに乗って30分ほど走る。その時よく隣のルームランナーで走る、軽い知的障害を持った10代後半ぐらいの男性と一緒になる。彼はいつも何やら英語のポップスを大きな声で歌いながら機嫌よく走っているのだが、かなり早いスピードで延々と走る。横で僕がへとへとになっても、彼は一向息も切れる様子もなく、楽しそうに歌いながら走る。僕がルームランナーからトータルボディーというマシーンに移ったり、腹筋代やスミスマシーンを終えても、彼はまだ走っている。ものすごい体力である。パラリンピックで金メダル、銀メダルを度々取っている有名な全盲のランナーもここでよくトレーニングをしている。我々はルームランナーで時々隣通しになって、足音を揃えて走ることがある。もちろん彼についていけるものではないが。彼が先にマシーンを降りる時に一度「お疲れ様」と声を掛けてもらったことがある。僕たちが卒業するときに同時に退職された理療科の先生もここでトレーニングされていて、よくご挨拶をして軽い世間話をする。去年開催された「森の歌」の演奏会でもバスパートで合唱に参加下さり、在学中我々はこの先生から鍼実技の手ほどきを受けた。我々がトレーニングの手を止めて話し込んでいると、トレーナーの先生がやって来て「お二人はどういう関係なんですか?」と尋ねられる。「この方は僕の鍼灸の恩師なんですよ」と僕が説明すると「茶木さんは僕の音楽の恩師なんです」と先生が説明される。「良い関係ですね」とトレーナーはしみじみ言う。
2018.04.08
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2018、4、2毎週木曜日の夜にCAC混声合唱団の活動を行ってきたが、森の歌演奏会に参加して下さっていた方々により、土曜日の夜に新しい混声合唱団が立ち上がり、そこにCAC混声合唱団の方々が合体して「Chor Einsatz大阪」という新しい団となって、2018年から活動を始めている。と同時に京都、奈良でもChor Einsatzが立ち上がり、奈良では学園前西部公民館(第一土曜日15時から・第三木曜18時半から・第四土曜日10時から)、京都では堀川高校(第ニ金曜日19時から)で練習を開始している。CA声楽コンセルヴァトワール主催の「アンサンブル演奏会」が来る7月7日に豊中のステップホールにて開催されることとなっているので、そこへの出演のために今猛練習中である。「アンサンブル演奏会」ではちょっと色気がないので、今演奏会のタイトルを考えているところである。Chor Einsatzは大阪、奈良、京都と三か所合同で7月7日には舞台に初出演を果たしたいと思っている。Chor Einsatzでは団員大募集中であるが、不思議なことに男性が結構充実していて、女性、特にアルトパートが不足している。是非皆様の参加をお待ちしています。各会場で練習見学も可能です。お問い合せ:090−6900−6744
2018.04.02
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2018、4、1阿波座のCA声楽コンセルヴァトワールのスタジオにて、鍼灸院も開業したわけだが、一般の患者様に加えて、歌い手さんたちの声のケアとしての治療も手掛けて行きたいと考えている。声楽の世界から鍼灸院になったというような者はそういないだろうから、僕が舞台に向けてコンディションを整えるために鍼灸に信頼を置いてきたように、今度は歌い手さんの立場に立ってコンディションを整える仕事をしていきたいと思っている。声に対する治療としては、まず上に上がってしまった気を下腹部に下ろして安定させる。首や肩の凝りの原因のほとんどはこの逆気なので、これで上半身も解れる。横隔膜を柔らかく上から下まで運動することを助けるツボがあるので、そこにアプローチする。これがうまく行くと呼吸運動が促進されるので、CO2を充分に排出し、酸素をたっぷり取り入れることが出来るようになり、毛細血管でのガス交換が促進され、美しくなった血液を静脈が心臓にたっぷりと運ぶ。これは糖尿病の人にもとても大事な治療となる。同時にこのツボは、何かに向かって躍進する活力、根気、目的を成就させるねばりを司っている。と同時に、取り入れた水分を充分に粘膜に行きわたらせるためのポンプを力付ける。これによって喉が潤い、冷えが解消される。という風に多くの効能を秘めた名穴だ。歌い手さんが舞台に向かって必要とすることは、気持ち自体がストンとあるべきところに落ち着いていること、舞台を乗り越えるための活力、喉の潤い、柔らかく充分に横隔膜が運動できること、声帯を動かすための筋肉の働きを阻止するものを除去する、風邪を引かない体を維持する、何よりも健康を維持する、というようなポイントであろうか。ドイツの言葉に「Saenger sind Gesundesmaensch/最も健康な人々、それが歌い手」というのがある。結局歌い手が声のためにコンディションに気を配るということは、生きるための健康を維持するということだから、彼らは最も健康な人々、という意味である。
2018.04.01
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