KAYO in ENGLAND

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2007年03月16日
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カテゴリ: シュタイナー
先週末でメインレッスンがひとつ終わりました。
9年生の円錐曲線。

授業では、できるだけ目に見えて、実際に体験できるものを工夫します。
今回のビックプロジェクトは、楕円形のビリヤードテーブル。

楕円形は、
ひとつの焦点から発した光や音などの波動が、
楕円の壁にぶつかって反射すると、
もうひとつの焦点に向かいます。

つまり、焦点の1つに穴を開け、

楕円形の壁のどこにあたっても、
そのボールは穴に向かってストンと落ちる・・・・はずなのです。

理論上は。

問題は、それを実現化する技術の難しさ。

何しろ、完璧な楕円形を立体として作り上げなければいけません。
それに加え、跳ね返る力の加減で、
ちゃんと跳ね返らなかったりして、
うまくいかないのです。

難しいプロジェクトだということは、作る前から百も承知。
でも、どうしても、どうしても、これを生徒達に見せたかった。
ということで、夫を巻き込んで深夜に及ぶ夜なべ仕事。


それを夫に完璧な楕円に切ってもらいます。
微妙な凹凸も、傾きも許されません。

でも、やっぱり、無理でした。(涙)
ということで、その原理の話と、失敗談を授業でしました。
ははは。


失敗も成功のうちです。ふふ。

もちろん、成功例もあります。

円錐曲線を実際に見せるのは大変です。
というのは、
円錐曲線というのは、
円錐が上下に伸びたダブル・コーンを切ることによって得られる曲線だから。

1つだけのシングル・コーンならどこにでもあるし、
粘土などで作る事も簡単。
だけど、ダブルとなるとなかなかない。
作るのも難しい。

で、私の工夫。

電球を真っ黒に塗った筒の中にセットして、電気をつける。
そうすると、筒の両側から光がダブルコーンとなって現れる。
それを、壁に近づけると、
ほら、ダブルコーンの切断面として、
円、楕円、放物線、双曲線がはっきりと!

おお。
大成功。

こんな風に、授業で遊ぶのは楽しいものです。
生徒より楽しんでいる私。
ふふふ。


*****

写真がなくてごめんなさい。
写真がないと、イメージしにくいと思うのですが、
先月引越ししてから、
ネットの引越しが完了していなくて、
ダイヤルアップ接続状態。
とても写真をアップする気にはなれない遅さです。






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最終更新日  2007年03月16日 23時28分09秒
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