わんこでちゅ

獣医師



ターミネーターWAN

ルナと飼い主は今日も散歩に出かけた。
家の門をでると、なわばりである家の前の道をハスキーが歩いていた。吠えまくるルナ。
「ルナ、吠えるなゆうてるやろ。何べんいったらわかんのん。」
飼い主の大きな声に、低くルナはつぶやいた。
「私はお前の命令をきくようにプログラムされていない。」
「じゃだれの命令ならきくのよ!」
「父ちゃんだ。」
「父ちゃんは、家のボスかもしんないけど、あんたをただあまやかしてるだけやん。かっぱらい、拾い喰いは多めにみるし、なにやっても真剣に父ちゃんがおこったためしがない!」
「私は犬がすべてロボットになってしまう未来の世界を救うために、今の時代にやってきたのだ。無駄吠えしない、排泄しない、手入れが楽だ。そんなものは犬ではない。」
「同じ犬でもおりこうさんはたくさんおるで。」
「いいや、すでにスカイネットの手先のS●NYは、ロボット犬を開発、発売している。2020年には、犬はすべてロボットにとってかわられる。おりこうさんにしていたら、ロボットとかわらない。そのうちとってかわられるのだ」
「なに、わからんちんいってんねん。たしかにあんたは犬らしい犬だけどさ、度がすぎてんねん。」
「説教はいいからジャーキーよこせ。」
「はぁ?」
「私の体内にはジャーキー電池が内臓されている。電池がきれたり、こわれると、不安定になり暴走をおこすのだ。ジャーキーをだせ。」
「かーーーっ、あかんわ。こいつ完全にどこぞショートしてはる。」
そうこうしているうちに、うん●をもよおすルナ、、、。
「未来から来たターミネーターWANでも、うんこすんのかいな?」
「、、、、私はお前の質問には答えられない」
「都合悪くなると、目そらして、しらばっくれるんやな、しかも拾喰いばっかするから、腹こわして下痢ピーやん」
そのときである、スカイネットの手先犬コーギーがルナにむかってプラズマ砲を発射した。
「わんわんわわわわん」
「いや~、ルナがいつも吠えるから、今日は逆にほえられたやんか~」
「わわわわんわんわん」
「ルナーなに吠え返してんのん。あんた自分でうんこ垂れてる最中なのに、忘れて、ぐっちょんぐっちょんにふみにじってるやん」
ルナと逆方向に歩いていたコーギーは、吠えながらルナの脇をとおりすぎると、さきほど後方でしてきたルナのおしっこ解析をしていた。
「解析完了、あの良く吠えるダックスのおしっこ、、、。次回会ったら抹殺する。がるるるるっ。」
そういって、ルナのおしっこの上に自分のおしっこをかけていった。
公園に到着したルナは、水道で足を洗われていた。
「いや~ん、なんでぶるぶるして、うんこ水とばすん。あっ、まだ洗いおわってないんだから、その足でとびつかんといて。」
「水に濡れたら、ぶるぶるするようプログラムされている」
「ああーーーーーーーっ、コートも靴もジーパンもうんこ水まみれや。もう吠えたらあかんゆうてるのに、きかへんからうんこふむんや。あんたなんか、もういらん、公園で野良しとき。うちにかえってくんな」
ルナはつぶやいた。
「I'll be back アイ ウィル ビー バック 。」



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: