Tribute33のGOLF WORLD

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バックスイング


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バックスイング

1.  テークバック

クラブを引き上げる最初の30センチほどをテークバックという。
セットアップしたときの形、両肩とグリップの間には逆三角形が出来上がっている。
この形を全く崩さずに、つまり、手首やひじなどを全く動かさずに、左肩と腰の動きだけで30センチほどクラブヘッドを飛球線後方に移動させる。
この30センチは、あとでクラブを振り下ろしてきたときの、まさにインパクトゾーンになり、クラブを振り上げるときに、このインパクトゾーンをなぞって出発するということになる。
バックスイングで注意しなければならないことは、勢いをつけるために振り上げるわけではないので、慌てることはない ということ。
動き出すタイミングを自分で作り、できるだけゆっくり振り始めて、正しい軌道を描くことが大切。


2. 手首のコック

最初の30センチがすぎたら、続けて腰と左肩のリードで徐々にクラブを右腰の方に引いていく。
そして、ヘッドが腰の高さにきたあたりから、手首を左親指の付け根の方に向かって曲げていく。 これを手首のコックと言う。


3. 頭と背骨を結ぶ軸線を中心に回転

手首をコックしながら、さらに左肩、左腰を右に回転させていく。
このとき頭と背骨を結ぶ線を軸として、それを中心に回転しなければならない。
この軸がブレると、スイング軌道は正しい回転運動にはならずに、ボールにクラブフェースが正しく当たらなくなる。


4. 右足内ももでブレを防ぎパワーを蓄積

左肩、左腰が回転するにつれて、左ひざが右ひざに近付いてきて、左足のかかとが少し浮いてくる。
軸のブレを防ぐコツは、右足太ももの内側に力を入れる。
そうすると腰は流れないし、同時に回転のパワーが蓄積されて、力強いダウンスイングが生み出される。
ちょうどぜんまいのネジをキリキリと巻いている状態のようになる。




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