いよいよＰａｒｉｓへ
Ｍｏｎｔｐｅｌｌｉｅｒに別れを告げて、一路ＴＧＶでパリのリヨン駅へ。
ＣＨＥＲＩＥのご機嫌も上々。停車駅が少なかったので3時間少々で
到着しました。ちょうどお昼時。前々から行きたかった駅構内にある
レストラン、トランブルー。映画ニキータの撮影にも使われたことで有名。
行きたいんだけど、ちょっと高級そう。こんな赤ん坊つれて入店させて
くれるのだろうか？？ホテルのチェックインには時間が早いから、お昼はすませたいし、、、いいや！だめもとで聞いてみよう！と思い切って入り口にいた黒服のマネジャーらしき人に聞いてみたところ、あっさりＯＫとのお答え。なんだか、拍子抜けしてしまいました。
私はステーキタルタルを頼みました。メニューに迷うとついついこれを
頼んでしまいます。。。ＣＨＥＲＩＥにはおせんべいをあげて、ごまかしました！うわさ通り、装飾がベルエポック風の店内。特に天井の壁画がゴージャス！写真がなくてごめんなさい、、、
日本でいろんなフランス旅行のサイトをチェックしていましたが、
パリで子連れでレストランにいくと嫌がられる、と書いてあるサイトがほとんどでした。なので、パリでは毎日お総菜をテイクアウトしてホテルで
食べればいいね、とだんなと話していたんです。それで一回くらいレストランでお食事したいから、そのときはベビーシッターを頼んでみようと思っていました。ＣＡＴＨＹにその辺のところ、実際どうなのか聞いてみました。
そしたら、星付きの高級店ではだめかもしれないけど、普通のレストランだったら子連れでもぜーんぜん大丈夫とのこと。じゃ、日本ではどうなの？って聞かれたとき、そういえば街のレストランだったら子連れで入れ
るといったら、フランスだって一緒だよ！あなたはフランス人を誤解している！！！とまで言われてしまった。それ聞いて安心した私達、パリでは毎日レストランでお食事しました♪
その後、駅からホテルまでタクシーで移動。
タクシー乗り場は長蛇の列、以前ある旅行サイトで、小さい子を連れていると列に並ばなくても優先的に乗れるって書いてあったので、列に並ばずいきなり案内係のおにーちゃんに”ぼんじゅーる”って言ったら、すぐ私達をタクシーに乗せてくれました。フランスは子連れにやさしい国だなあ。。。
宿泊先はＨＯＴＥＬ ＭＯＮＡ ＬＩＳＡ。シャンゼリゼ通りの脇道に入ったところにある、デザイナーホテルです。場所はとっても便利なところでした。うちのだんなはホテル選びにはこだわりがあって、毎回予算に合うおしゃれなプチホテルを見つけてくれます。今回はベビーベットを用意してくれるところに限定されたので、選択の幅はかなり狭かった様ですが。
フランスのベビーベットは洗濯籠みたい。
ホテルについて一休みしたあとは、いざデパートのバーゲンへ！
7月の初めはパリではバーゲンシーズンなのです。ＣＨＥＲＩＥの
洋服をゲットするべく、プランタンへ。
私は銀座プランタンカードでパリのプランタンでのお買い物が１０％引きになるので、とりあえずパリに来たら毎回行っています。日本で銀座の
プランタンにいくことは年に1回あるかどうか、ひとえにパリでのお買い物のためにカードを持ち続けているのでした。。。
プランタンでは、子供が出来るまで見向きもしなかった子供売り場へ直行。
ベビーディオール、プチ・バトー等でお買い物しました。
その後、隣のギャラリーラファイエットへいって、一通りウインドーショッピングをした後、地下の食料品売り場にあるデリカテッセンで夕食用の惣菜を買いました。
フランスは生ハムがおいしいですね。これにワインとフランスパンがあれば
それなりのお食事になりますね。
7月10日
ホテルは料金に朝食込みだったので、１階のレストランに朝食を食べにいきました。ちょっとしたコンチネンタル式の朝食をビュッフェでとる形になっていましたが、オレンジジュースを頼んだところ、その場で絞った
フレッシュオレンジジュースをだしてくれました♪おいしかったです！！！
その後、半日観光のツアーでベルサイユへ。
パリへはかれこれ１０回以上旅行できているくせに、今までベルサイユにいったことがありませんでした。いいかげん、そろそろ、１回行ったほうがいいかな、ということになり、行くことにしました。世界遺産のひとつだし。
マリーアントワネット様。宮殿の中は、うーん、豪華絢爛、金ぴか、そんでもってウイーンのシェーンブルン宮殿とつくりがそっくりでした。
庭園がすばらしいと評判のベルサイユ宮殿、とにかく広い！端から端まで
見て歩いたら、１日でも足りないんではないだろうか。私達はツアーでいったので、ほんのさわり程度しか見れませんでしたが、もし時間があったら
のんびり散策してみたいですね。
ＣＨＥＲＩＥは、ずっといい子でおとなしくしていてくれました。
ただ、私はツアー中ずっと抱っこ紐で抱っこをしていたので、腰に負担が
来てしまいました。その後旅行中ずっと腰痛に悩まされることに。
この日のお昼は、ホテル近くのシーフードレストランへ行きました。
雰囲気はカジュアルでファミレス風。そこで、生牡蠣をお腹いっぱい食べました。パリに来たらやっぱり、生牡蠣でしょう、調子にのって食べていたら後でお腹の具合が悪くなってしまいました。。。生牡蠣を食べると必ずといっていいほど、お腹にくるんですが、やめられない。。。
その後、マレ地区の方に買い物がてら、散策に出かけました。
アニエスベーの子供服屋でバーゲンがあって数点お買い物をしました。
夕暮れ時に、凱旋門の前で記念写真。ホテルから凱旋門までは、１０分くらいだった。ＣＨＥＲＩＥとこの写真を一番撮りたかったの！
７月１１日
フランス滞在もあとわずか。この日は、パリ市立近代美術館へ出かけました。この美術館には私達がぜひ、観たかった一枚の絵がありました。
ＤＵＦＹの"Ｌａ Ｖｉｅｎ Ｒｏｓｅ”です。館内はベビーカー不可でしたが、受付で抱っこ紐を貸してくれました牡蠣のせいでまだお腹の調子が悪かった私。この日のお昼？というよりアフタヌーンティーでシャンゼリゼ通りにある、マカロンで有名なラデュレへ行きました。
だんなはソルベ，私はマカロンを頼みました。マカロンって甘ったるいだけで旨みがないだろう、と偏見を持っていて今まで食べたことなかったんですが、美味でした。甘さもほどほど。しつこくない！とにかくマカロンの種類が豊富でした。全部で３０種類以上あったでしょうか。。。その中でバニラが一番おいしかった。
うちのだんなはとにかくすっぱいソルべ系のアイスが大好きです。好きなフレーバーを３つ選べたので頼んだのが、レモン、カシス、アプリコット。ここぞとばかりにすっぱいのを選びました・・・！フランスのアイスって味が濃いんですよ、とにかく。。。すっぱさもハンパじゃない。すっぱいお菓子が苦手なわたしは、見ただけで梅干食べたように口の中に唾液が。。。
パリでレストランにいったら、必ずガス入りのお水を頼みます。
パリでガス入りの水っていうとだいたいＢａｄｏｉｔが出てきます。
次の日の夜の便で日本に帰るので、この日の夜が最後のパリでの夕飯と
なりました。４年前くらいに買った雑誌フィガロに載っているレストランにいってみよう！ということになりました。子連れで大丈夫かということと、
席の予約をするためにホテルのレセプションの人に電話で確認をしてもらいました。問題ないということだったので、さっそくレストランにＧＯ！
場所は地図をみたところ、歩いて約１５分くらいのところ、そして、住所の場所にはりきっていってみたものの。。。あるべきはずのレストランがないじゃないですか！！！地図が間違っているのでは、と思い、周辺の道を探してみましたが、違う名前のレストランしかなかったのです。仕方なく、また１５分かけてホテルにもどることに。ホテルのレセプションの人に再度そのレストランに電話してもらって確認したら、場所はあっている、とのこと。おかしいなあ。。。間違えるはずないんだけど、、、と思いながら、再度歩いていくことにしました。。。それで、またたどり着いたのがさっきと同じところ。レストランのあるべきはずの住所には違う名前のレストランが。。。もしかしてーーーやーな予感がしました。恐る恐る、そこのレストランに入店して聞いてみたところ、、、私達の予約が入っているじゃないですか！でも、ガイドブックの店とは名前が違うし、どうして？？？と聞いたら、私達が行きたかった店はすでに閉店しいて、その後新しいレストランに変わったとのことでした。前の店と今のお店で同じ電話番号を使っているなんて信じられない。レセプションのねーちゃんも店の名前までは確認してくれなかったらしい。。。なんだか気分悪いのでホテルへ引き返すことに。また１５分歩く。ＣＨＥＲＩＥはぐずりだすし、私は腰が痛くて最悪ーーー！いったりきたりして、１時間以上歩いただろうか。疲れがピークに達していました。
戻って、もう新しいレストランを探す気力はなく、、、ホテルの１階に併設されているイタリアンで食べることにしました。
選んで大正解！！！
仔牛のソテーにパスタ。パリでイタリアンを食べたのは初めてでしたが
あっさり目の味付けでおいしかったです！
そこのレストランのマネージャさんが、東京にあるイタリアンレストランの評価は国際的にも高いといっていました。そうだよね、東京においしい店いっぱいあるもんね。
ＣＨＥＲＩＥは食事中、ずっと爆睡してました。疲れたのね。ごめんね。
ワインをそこそこ飲んで、デザートにティラミスを食べ、いい気分で部屋に
戻り、就寝しました。。。
７月１２日
いよいよ、フランス最後の日です。
ＣＨＥＲＩＥの帰りを首を長くしてまっている、だんなの実家にお土産品も
買わないと… パリ土産にチョコを買うことが多いのですが、今回日本で話題になったジャン・ポール・エヴァンへいくことにしました。このお店は日本では、新宿の伊勢丹に入ってます。ただ、目が飛び出そうな位お高いので、恐れ多くて入ったことはありませんが。。。こっちで買えば日本で買うより安いし、こういう特別な時でないと買えないし。
チョコレート屋さんに行く途中にチュイルリー公園に立ち寄りました。
公園の奥の方に凱旋門が見えます。眺めは最高です。
さて、お目当てのチョコレート屋さんに到着。店内へ”ボンジュール”といって（パリでお店に入る時には必須のあいさつ！）入ってみたら、、、”いらっしゃいませ！”あれれ？3人いる店員さんすべて日本人じゃないの。店内にいるお客さん数名も全部日本人。まるでどっかの免税店みたい。聞けば、ここの店のお客は8割がた日本人観光客だそうな。ここのチョコレートは値段がお高いため、パリジャンはめったに買わないらしい。じゃ、日本にも支店があることだし、ここのチョコのほとんどが日本人の胃袋に収まってるってことかい。恐るべし。てなことを、考えながら、箱入りのチョコのアソートメント３０個入りとホットチョコレートの素をゲット。しめて日本円で約6千円也。帰国後だんなの実家でチョコを食べてみたけど、やっぱり高級チョコだけあって、コクがあっておいしい。この値段でコンビニチョコと同じ味だったら困るけど。ただ、日本では絶対買わない。（ただのケチ）
そして、ホテルへ戻り、お昼を近くのレストランで食べ、その後、帰国のためのパッキング作業に入りました。
いよいよパリともお別れです。ＣＨＥＲＩＥは旅行中さんざん親につき合わせて連れ回したにも関わらず、元気にご機嫌ですごしてくれました。感謝感謝！夕方6時ごろ、タクシーでＣＤＧ空港まで向かいました。
空港のＡＮＡのチェックインカウンターはすでに列が出来ていました。
ＡＮＡのワイドカードを持っていたので、ビジネスクラスの方でチェックインしました。でも、赤ちゃん連れの人は、カードがなくてもビジネスの方でやっていいみたいでした。ベビーカーはここで、一旦預かりとなり、専用ベビーカーを代わりに貸してくれました。
帰りの機内は満席でした。席はバシネットをつけられる3人掛けの窓際でした。私達の隣に座ったのは、大学教授か何かの研究者らしき風貌のおじ様。
ＣＨＥＲＩＥがうるさくしたら悪いので、”出来るだけうるさくしない様に気をつけますが、もし、うるさくしちゃったらごめんなさい。”と事前に
謝りました。やっぱり、子連れで飛行機に乗る時は、隣の方にひとことあいさつだけでもしておいた方がよいと思います。それだけで印象が随分違ってくると思いますから。行きの飛行機でおとなしかったからって、帰りも同じとはかぎらないし。一番最悪なのは、飛行機だけに限りませんが、子供がうるさいのは当たり前、と開き直る親だよね。。。
その男性は快く、"どうぞお気になさらず。大変ですねー。”といって下さいました。ＣＨＥＲＩＥもその人にニコニコ笑いかけています。全く、世渡り上手な娘だ。。。
離陸してまもなく、バシネットもセットされて、ドリンクサービスになった頃、突然ＣＨＥＲＩＥがぐずり始めました。ミルクはあげたばかりだし、どうしたんだろう？とにかく抱っこして、トイレがある後ろの方へ移動しようか、と思っていたところ・・・Ｚｚｚｚｚｚ。。。あっさり寝ちゃいました。この日のフライトはパリを夜11時発だったので単純に眠かったようです。
そして、1回目の食事の時間。ＣＨＥＲＩＥはまだバシネットでぐーすか寝ています。行きの飛行機では食事を交代で食べた私達ですが、この時はゆっくり味わって食べることが出来ました。その後、映画をちょっと観たり、暇を持て余して機内誌を読みふける時間までありました！ＣＨＥＲＩＥは、あいかわらず起きません。結局起きたのは着陸2時間前の軽食の時でした。こんな
感じで離乳食は1回も食べませんでした。帰りはかなり楽させてもらいました。。。
そして、7月13日夕方、成田に到着しました。
旅行かばんをポーターサービスに送ってもらうよう手続きをしたあと、
吉祥寺行きのリムジンバスに乗って無事家までたどり着きました。
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