小人ダイアリー

小人ダイアリー

2014/09/07
XML
コーラとスプライトを飲みながら、話が盛り上がった挙句、師匠が突然言い出した。

剣道とか剣術、好きなら、少しだけなら私が教えてやるよ、と。

単純に剣道、というなら師匠は話に聞いた限りで六段。十分に達人だ。
だが、剣道ではなく剣術・・・というのは?一体何だろう?剣道と剣術、違いが解らない。

ここで興味が沸いた。その剣術、教えていただこう、となり、いわゆる弟子になった。

流儀の詳細、流儀名は書けないが、その日から師匠の家に通うようになった。

だが、最初数ヶ月、やらされたことは素振り。ひたすら素振り。竹刀持たされ、一回100本、これが3回繰り返され、都合300回でワンセット。これをできる限り繰り返す。
結局、なんだかんだで1000回近くは竹刀などを振り回すことになった。

もちろん、私の方はヘトヘトだ。あれ、剣術の稽古では・・・?これじゃ剣道とかわらねえんじゃねえですか?



入門して数ヶ月経った頃、師匠がようやく稽古を付けてくれた。

師匠は相対稽古、と呼んでいたが、要するに相対し、面と向かって勝負する試合、みたいなもんだ。

剣術の修行中なので、私の方は竹刀は握っている。

だが。師匠の方は素手。木刀どころか竹刀すら握っていない。完璧な素手。手ぶら、だ。

私は少なくとも、竹刀は握らせてもらってはいる。

目の前にいるのは、例え有段者ながら、またはあるいは古武道の達人、かも知らんが、65過ぎた、70手前の爺さんだ。
負ける気はしない。それに剣術の試合に素手?なめてんのかよ?と私の方は怒り気味、だ。

だが、師匠は師匠。なんだかんだ言っても、凄まじく強かった。

私の方は、竹刀は持っている。師匠は素手、手ぶら。それも爺い。

だが、凄まじく踏み込みが速かった。気がついた時にはもはや私の懐、というか眼前にいる。

そしてさらには、その時点で私の動きが封殺されている。



師匠がずどーんと、正確には道場ではなくて師匠の家の庭だから、ジャリ、という感じなのだが、一歩足を踏み出した時点で↑のザマ。

アッサリ敗北。握ってる竹刀を振るうことさえできない。

この後、何度か稽古をつけてもらったが、一度も勝てなかった。

師匠によく言われた、というか、最初に教わったのは目の使い方。

武道、武術において、目を動かすなど論外、という事。



または、足捌き、体捌きも厳しく言われた。

いつの間にか、間合のなかに入ってくるような人だ。そんくらいは言うのかも知れなかった。



というわけで、ここまで書いたところで燃料切れ。また次回。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014/09/07 02:06:42 PM
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Comments

yukari@ Re[2]:モーターサイクルレザーボーイ(01/20) chicchi666さんへ 返信ありがとうござい…
chicchi666@ Re[1]:モーターサイクルレザーボーイ(01/20) yukariさんへ 毎度コメントありがとうご…
yukari@ Re:モーターサイクルレザーボーイ(01/20) 生きていて良かったです。 心配しました…
chicchi666@ Re[1]:力尽きた件(12/22) beniさんへ beni姉にはいっつも怒られち…
chicchi666@ Re[1]:力尽きた件(12/22) yukariさんへ おはようございますーとり…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: