〓怒涛の洋楽編(80年代その1)〓


高校の男友達から、いろんな洋楽を教えてもらって、少しは聴いたりもしたけど、
(『ポリス』とか『U2』とか、『ザ・ジャム』とか)
当時テレ朝でやっていた、「ベスト・ヒット・USA」や、
同じくテレ朝の、夜中にやってたMTV(司会はセーラ&マイキー富岡!)の
影響で、一気に目覚めたって言う訳だぁ~。
いつしか変貌を遂げた私は、怒涛の如くライヴに出掛けたのでした。
今思えば、気力・体力共に充実の日々だったなぁ~。
その分、ライヴ貧乏だったけどね(苦笑)。
とにかく数が多いので、暇を見つけてチマチマ更新して行こうと思うので、
ヨロシコ!(←ジャングルTVより。)

* 85/08/10 東京湾お台場運動広場 --- SUPER ROCK’85
 私の洋楽ライヴ・デビューは、これだーーーッ!
 いきなりの12時間オールナイト・ライヴ!
 夜6時半開演で、翌朝(?!)6時半終了。信じられな~いッ。
 今はお洒落なスポット、「お台場」も、あの頃は単なる「埋立地」。
 しかもこの日は雨が降ってきて、地面はグチャグチャ、ドロドロで最悪。
 そこに無理やりレジャーシート敷いて、合羽を着たまま寝た(泣)。
 アーティストも『フォリナー』『スティング』『ディオ』
 『ママズ・ボーイズ』『アースシェイカー』など、ジャンルは全く無視だ。
 私はスティング目当てで行ったんだけど、当時の私にしてみれば、
 HR/HM系は、ただのやかましい音だったはずなのに、結構衝撃的だった。
 この後の、趣味の変化を考えると、観ておいてよかったなぁ~、と思う。

* 85/08/11 横浜スタジアム --- ROCK IN JAPAN’85
 なんと、前日からのライヴ明けなのに、次の日には別のライヴへ!
 ほとんど寝てないし、雨でグチャグチャの状態のまま、横浜。
 ホント、我ながら凄いよーッ。そんな体力あったんだな、あの頃は。
 アリーナ12列目で喜んでいたら、最前列に高校の時の男友達がー?!
 アーティストは、『アソシエイツ』『ゴー・ウエスト』
 『ザ・スタイルカウンシル』、そして『カルチャー・クラブ』!
 一緒に行ったコは、ボーイ・ジョージの熱狂的ファン。
 私は、スタ・カン狙い。でも、ゴー・ウエストも、MTVで観て、
 アルバム買って聴いたら、かなり良かったので期待してた。
 その期待通り、とってもソウルフルなヴォーカルで、◎だった。
 スタ・カンは、とってもお洒落で、ポール・ウェラーが素敵だったわッ。
 カルチャー・クラブは・・・やっぱりカルチャー・クラブだった(苦笑)。

* 85/09/05 東京郵便貯金ホール --- COREY HART
 コリーも、MTV観てて、かなり気に入っちゃった人。
 なんか寂しげな眼差しと、ピュアなヴォーカル、ライヴもそのまんま。
 でもイメージよりも、随分とフレンドリーな感じで、会場が一体に。

* 86/04/29 東京厚生年金会館 --- MR.MISTER 
 これもMTVの影響。アルバムはどれも秀曲ばっかりで、
 当時はこればっかり聴いていた時も。

* 86/07/19 横浜文化体育館 --- A~ha
 これぞ、MTVの申し子ッ!あのMVはかなりの衝撃だったよなぁ~。
 アニメ処理された映像と、キャッチーなメロディ。
 ノルウェー出身ってとこも、興味深かった。この時は4列目で、
 じっくりとお顔を拝ませて頂きました(笑)。
 ライヴ慣れしていない、初々しい感じがしたな。

* 87/02/21 東京厚生年金会館 --- COREY HART
 2度目のコリー。前回よりもかなりレベルアップしてた。
 途中流暢な日本語で「さくらさくら」を歌ったり(GFが日本とのハーフ)、
 名曲「好きにならずにはいられない」では、観客も一緒に歌ったり、
 とにかく感動的なライヴだった。

* 87/04/05 両国国技館 --- THE STYLE COUNCIL
 スタ・カンの2度目のライヴ。今回は単独だったので、期待してた。
 って、なんで会場が国技館?!しか~も席はマス席だよッ!
 靴脱いで上がるんだよッ!信じらんないよーーーッ。こんなのアリ?!
 音響も、コンサートなんか想定して造ってない会場だから、
 みんな天井に抜けちゃって、音がこもる、こもる。モア~ンとしか聴こえない。
 せっかくのポールの熱唱も、悲しく消えていった、最悪のライヴでした。

* 87/05/14 日本武道館 --- RATT
 いよいよ、出たぞーーーッ!変化の兆候が・・・。
 この頃から、HR/HM系に目覚めつつあった。やっぱりMTVで観た、
 RATTのMVは、当時の私の好みを根底から覆した。
 「ハード・ロックとかって、ただうるさしい、長髪うざいし。」って、
 ちょっと偏見があったのに、彼らのキャッチーでメロディアスなサウンド、
 そして何より麗しいルックス!私のミーハー魂をくすぐるに充分なお姿。
 これ系の単独ライヴは初めてだったので、観客の皆さんの熱気には圧倒された。
 もちろんライヴ自体も、華麗なお姿に反するド迫力で、もうすっかり虜。
 でも、この後も、POPS系のライヴにも行っていて、
 いろんなジャンルが混在する、おかしな状況がしばらく続く・・・。

* 87/06/02 日本青年会館 --- THEN JERICO
 やだ~~~ッ、いきなり前で書いた「おかしな状況」じゃん(苦笑)。
 ミーハー丸出し。ヴォーカルのマークが好きで、サイン会とかも行ったなぁ。
 その時、ほっぺにチュー(!)してもらったのは、良き思い出。ムフ。
 ライヴは・・・、まあ、スタイリッシュだったとだけ言っておこう。

* 87/06/23 中野サンプラザ --- CUTTING CREW
 「愛に抱かれた夜」(って、この邦題は一体何?!)が全米No.1に
 なって、気になって行ったライヴ。でも、アルバムは一枚しか出してないので、
 「愛に~」を、2回も演奏しちゃったんだよね~。ハハハ。
 まぁ、ライヴ自体はなかなかの出来だったのでは・・・。

* 87/07/08 NHKホール --- ANDY TAYLOR
 言わずと知れた、元デュラン・デュランのギタリスト。
 脱退後、初めてのアルバムを引っさげての来日公演だった。
 当然デュランの時とは全く違う、ロック色の強いステージで、
 私はこっちの方が好きでした。でも、ちょっとヴォーカルが弱かったかなぁ。

* 87/08/12 東京厚生年金会館 --- CINDERELLA
 彼らのファースト・アルバムを聴いた時の衝撃はかなりだった。
 『ジョン・ボン・ジョビが気に入ったバンド』だって聞いてたから、
 似たような感じなのかなぁ~、と思っていたら、全然違うんだもん!
 あの独特のハスキーで甲高いヴォーカル・・・。
 ライヴは彼らのルーツである、ブルースなんかもプレイしてた。
 でも悲しいかな、私を含めて、ブルースの「合の手」を知らないので、
 妙な間の、まったりした時間が流れてしまった。残念。
 それを除けば、演奏もすごくしっかりしてたし、とっても楽しめた。 



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