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何か現場が新しいことをやろうとしているとき。「もし問題が起きたらオレが責任を取るから」とよく上司はカッコつけて言うものだ。 それ自体は、部下に何かをチャレンジをさせるためだから別に良いのだけれど、それで何か問題が起きた場合、中間管理職である上司が本当に責任を追求されるケースなんてあるんだろうか。結局単なる方便に過ぎないことがほとんどだ。 言わないより言うほうがベターだが、だからといってそれがマネージャーの仕事だと思っているのはよくない。
2006.11.24
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1億円の案件があって、数年前に、開発に9000万円かかっていたものが、安くなって1000万円でできるようになっているとする。その一方で、かつてのマーケティングコストが1000万円分の効果を出すのに、マーケティングコストが9000万円がかかってしまうようになる。その結果、開発費用の削減効果がキャンセルされてしまう。それは、開発が簡単になることで参入が増え、マーケティングコストが一気にかかるようになる。早く開発することには、ものすごく価値があるのだが、下請けに出すとそのスピードが遅くなりがちだ。(受託会社は期間でチャージするため、構造的な問題)業界の変化が激しいとき(パラメータが可変であるとき)は、事業会社が儲かり安く、そうでないときは受託のほうが儲かるのかもしれない。ウェブ制作やよくあるシステム開発案件については、すでに下請けのほうがずっと儲かるようになっているのだろう。
2006.11.22
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この数年で、クレジットカードの無料化が一気に進行した。・一部のブランド力のあるところだけは、高額なカードを配布。・過去の有料会員を大量に持っているところはこっそりそのまま課金し続ける。・新興カードは、利用者にポイント還元までする。マージン課金と、一部は広告などのマーケティングでペイさせるというモデル。こういった転換は、かなり多くの業界に当てはまるのかもしれない。次の不景気が来ると、また一層のダンピング競争が強まるだろう。
2006.11.20
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アマゾンのリコメンドが嫌い、気持ち悪い、という人が周囲に何人かいる。そういう面はあっても、便利でよいとおもうけどなー。ちなみに、アマゾンのウィッシュリストや楽天市場のお気に入り機能をめちゃめちゃ使っている。(アマゾンだけで500冊ぐらい)ほとんどは買わないんだけど、気になった本はとりあえず全部登録しておいて、またきっかけがあったら買う、みたいにしている。ある意味、GTDツールだ。
2006.11.18
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エレベーターの閉める開けるボタンが分かりにくい「きつえん」と「きんえん」って分かりにくい
2006.11.13
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どんなことでも、普通にロジカルにスケジュールを組んで丁寧にやっていくと、ちょうどいいタイミングで何かをやることは難しい。一番乗ってきたときには風向きが悪い、とか、風向きがいいときには、テンションが下がっている、ということがほとんどだ。だから、ジャストミートするには、初期衝動が生み出すテンションが持続するうちに、素速い動きが必要だ。
2006.11.13
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ニュースの90%ぐらいはなくても困らない。でも、インターネットでも新聞でもニュースを読む人は多い。なぜだろう。その理由はこんなかんじだろう。・他の人とのコミュニケーションツールとしての用途(月9ドラマを次の日の昼休みのネタにするのと同じ)・自分の反応と他の人の反応がどう違うかを確認して楽しむ(同じ反応、違う反応をそれぞれチェックして差を楽しむ)この点において、報道とインターネット、とくにコミュニティサイトはとても相性がいいといえよう。
2006.11.07
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ということができているサイトは少ない。ターゲティングとマスの切り替えをどうやっていくか。それはつまりスタート時点である程度以上は設計しない、ということでもある。
2006.11.07
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といわれたら、「ねこふんじゃった」じゃないかと思う。なんつっても、・世界一演奏されている(多分)・ピアノできない素人でも両手で弾ける曲である点がすごい。調べてみると、もともと海外の曲で、正確な作者も確定しておらず、作曲年代もよくわからないようだ。あれだけ誰もが知っている曲なのに。日本語版の歌詞は、「ねこカツブシやるからよっといで」とかそうとうキレた作詞センスがすばらしい。
2006.11.05
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検索語って、別にそれに興味を持っているわけでない単語も、かなり検索している。そしてまた、あまり共有したくないものもあるだろう。そういう意味では、ソーシャルサーチってよほど考え抜かないと難しい。
2006.11.03
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サービス業は「ソリューション」であるという。しかし、メディアやシステムの分野において、不満があるだろうか。たくさんあるような気がするのだが、では具体的に例を挙げてみようとすると、なかなかない。こうなったらいいな、便利だな、ということは、ずいぶん解決されてきているし、使いにくい、といったユーザビリティ問題もいまだ多いが、それほどクリティカルでなくなっている気がする。(それは単に自分が年を取ってなんでも慣れてしまったからかもしれないが)使いやすいもの。便利なもの。必要なもの。僕はそれを目指して作り続けていた。しかし、だから流行るかといわれるとこれからは自信がない。今後はグッドイナフとどう戦っていくか。むしろ、エモーショナルであるかどうか、ということがメインになりつつある。
2006.11.01
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たとえば1枚の紙に、任意の四角を一個だけ書くという簡単なデザインだとしても、・黄金比・グリッドデザイン・人間工学的なアプローチ・プラスアルファといったことで、安定感のある四角を描ける描けないという差が出る。その辺が意識せず自然と出来ちゃうアーティストはすごくて、音楽で言う絶対音感みたいなものかもしれない。
2006.10.31
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アキバのDELLリアルストアでVistaを触ったけど、なかなかよいすね。ところで、春頃に比べ、メモリが高くなっててびびった。
2006.10.29
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昔っから、本を買うと、読者アンケートハガキがついている。アマゾンのレビューなどの登場によって、回収状況は、どう変わったのだろう。激減しているかもしれないし、もともとアンケートハガキを出す層は結構なマニア層だったはずだから変わっていないのかもしれない。法人ビジネス系の雑誌には、資料請求ハガキがついている。これは相当請求が減ったものと思われる。
2006.10.29
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ガスと電気が広告で競争している。広告代理店、ほんとうまく煽ったなあ。どっちも独占市場でもうかってしょうがないから、利益上げすぎないようにバンバン広告出すだけなんだろうけど。東京電力vs.東京ガス
2006.10.27
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自分が高校にいた当時は、まだ世界史必修の制度がなかったため、社会科は、日本史と地理だけ学び、世界史はまったく学ばなかった。そして受験では日本史を選択した。地理は、中間期末のテスト後、2,3日ですっかり忘れ、日本史は受験のためむちゃくちゃ勉強し今はかなり忘れたが、多少残っている、という程度だ。 なぜ世界史が必須になったのかの経緯はよく知らないが、確かに世界史の知識がないことが困りそうなときはよくある。自分も含めて、世界史をまったく勉強していない社会人は、これを機に世界史を学んでおきたい。
2006.10.26
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価格がカタログで分からない、といった不便があるオープン価格。なぜそんな面倒なことをしているのか。・二重価格を防止する不正競争の防止・メニューコストを削減する商品陳腐化の早いプロダクトにおいて、価格切り替えコストを削減・廉売によるブランドイメージの悪化を防ぐおもに商品陳腐化の早いプロダクトにおいて、安売りによってブランド力が低下するのを防ぐ・「売れる値段で売る」ことで、生産者余剰を最大化するたくさん払ってくれる人からはたくさん取るなどが上げられるだろう。また、「オープン価格」にもあるとおり、このオープン価格という仕組みの普及により、価格をしらべたいときは、ECサイトや価格比較サイトの重要性が増すことになったのかもしれない。
2006.10.26
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「予想外」ですかそうですか。ところで楽天ブログのメニューが「日記/記事に書き込む」って日本語おかしくないかな。記事「に」書き込むって?
2006.10.24
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最近は、どこに行ってもWebAPIの話ばっかりしている。来年の頭には、メジャーサービス系からマイナーサービスまでWebAPIばっかりになってそうな気がする。
2006.10.24
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回線の費用あたりの速度は、この10年で数十倍、数百倍になった。PCの費用あたりの速度は、この10年で数十倍になった。
2006.10.23
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「広告の費用対効果が下がった」「難しくなった」というのは誰もがクチにする。だからといって、今の広告に意味がないわけではない。たしかに、20年前の広告の効果に比べ、10年前の広告の効果は下がっているだろう。10年前の広告の効果に比べ、今の広告の効果は下がっているだろう。すると、おそらく今の広告の効果は、10年後の広告に比べればきっと効果は高いはずだ。未来になったときに、あのときに出しておけば良かった、と後悔してしまうかもしれない。
2006.10.21
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シスコのロゴがいつのまにか変わっていた。コミカルなかんじに。ロゴ変更って、社員にとっては、馴染みにくいもんなんだろうなあ。
2006.10.20
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「あー、アレ見たいなー」と思ったときに、YouTubeで探すとそれが載っている。「あー、アレに対してみんなどう思ってるんだろう」と思ったときに、YouTubeで探すとそれへのコメントが載っている。この両方の力が、高い参入障壁を生み出している。そしてまた、MySpaceが動画でも強い力を持っているのも同じ理由だ。
2006.10.18
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ゲーム機ネタが続いて恐縮だが。プレイステーション、プレイステーション2というのは、プレステ、プレステ2と呼ばれていた。一方、PSX、PS3、PSPは、プレステという略称で呼ばれない。呼ばれないからダメなのか。呼ばせないからダメなのか。
2006.10.16
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DSを電車の中でやっている人が多い。DSは、折りたためるので他の人から見えない。PSPは見えちゃうかもしれない。
2006.10.16
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子供のころから、親は会社に毎日行っているが、そこで何をしているのか、分からなかった。いつも考えているのに、今でも分からない。毎日多くのホワイトカラーのサラリーマンが電車に揺られている。ホワイトカラーの仕事って、ホントに今の人数も必要なんだろうか。
2006.10.12
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メディアや情報サービス業って、在庫管理という概念が薄い。情報だけを管理すればいいから。メーカーとか商社って物理的な管理をしながら、利益を上げてるんだからたいしたもんだ。
2006.10.11
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インタラクションというのももちろん大事なのだが、疾走感、躍動感というのがとても重要であると感じる。
2006.10.10
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GoogleがYouTubeを買った。Google VideoではYouTubeに勝てないことを認めてしまった形でもあるし、競合を買うことで、リーチやサービス拡充のためならうちは何でも買いますよ、というのをアピールできることにもなった。
2006.10.10
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グーグルが必ずいつか出すだろうなあ、と思うのが、GoogleIME。(あるいはヤフーかもしれないが) ネットワーク型のFEPシステム。どこにいても、OSがなんであれ学習辞書を共有。AJAXにも対応。 IMEは、たくさんのユーザーの知と利用状況を集めたネットワーク共有型のほうが確実にインテリジェンスが高い漢字変換を実現できる。 それを入れさせることで、完全に言葉を支配することができる。
2006.10.09
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「信用」や「ブランド」形成には、3パターンあるらしい。1. 自らの体験2. 他人からの伝聞3. 他に選択肢がない
2006.10.06
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インターネット企業の「四隅取り合戦」が続いている。グーグルが今年から本気を出し始めて、かなりリードしている。gmailでアカウント数も相当集まってきたようだし。MSやヤフーは圧倒的に強いが、それでも既存ビジネスとの折り合いに苦戦している。スタッフが急拡大している点では、アマゾン、グーグルですら大企業病と戦わなければならないのだが。http://plaza.rakuten.co.jp/chime/diary/200607260001/http://plaza.rakuten.co.jp/chime/diary/200602230000/
2006.10.05
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多くの人が、「我慢すること」ではなく、「人に感謝されること」でお金をもらいたいと思っている。我慢をすれば、誰でも給料をもらえる。給料をどうしても欲しい場合は、感謝されることではなく我慢をするのが手っ取り早い。感謝されようとしても、給料はもらえないこともある。給料をいったんあきらめれば、人に感謝されることを続けるのはそれほど難しくなくなるし、うまくいけば結果として高い給料がもらえる。
2006.10.03
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80年代、心霊現象やオカルト、UFO・宇宙人関係のテレビ番組というのは、特番のネタとしては、相当幅をきかせていた。 しかし、今はその手の番組はやっておらず、あっても超能力や占い程度だ。 いつからいなくなったんだろう。オウム事件とかそのへんの影響からなのだろうか。ノストラダムスの大予言の年を超えてしまったからなのだろうか。 いずれにせよ、メディア<コミュニケーションの時代では、そういうツッコミどころ満載の番組をやったにせよ、ウェブでたたかれまくりなので、難しいのかもしれない。
2006.10.02
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・ユーザーの興味が薄れる・サービスプロバイダが急増というダブルパンチが効き始め、IT過当競争時代が始まった。主戦場がソフトやウェブアプリに移り、さらにウェブアプリから生活デバイスに移って来ている。この3年で、コピーできるものはおおかたコピーされつくしてしまった。コピーできないデバイスと流通しやすい情報システムとが合体したサービスのみが生き残る。
2006.10.02
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ソニーの電池の問題は、工業製品が、垂直統合型ビジネスモデルから、水平分業に移行していく上での、難しさや問題点を明らかにする、教科書的事例となりそうだ。
2006.10.01
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工業製品は、発表してから同時に発売というのは難しく、しばらく間が空くのが普通だ。 消費者側にしてみると、デザイン性を売りにするプロダクトの場合、発表されると、そのデザインについて詳しく知りたいと思う。 そのとき、同時に買えるようになっていると、知りたさのあまり、勢い買ってしまう、という力が働く。これをアップルはうまく利用している。 また、本人だけでなく、他の人もどういうデザインか、とかを知りたくなっている状態なので、自分が買うと、それに興味を持ってくれて、発売当初に買う側のステイタスや喜びが上がる。
2006.10.01
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ライブドアが、PRACというプロジェクトを進めているという。 報道から推測するに、生活ストレージ、かつ、口コミデータベースの統合型アプリケーションということらしい。 日記、レビューと地域情報、ニュース、フォトストレージ、SBM、モバイルなどをすべて包含し、かつUIをシンプルにしてSNSのように自由度を低くすることで、かなりマスに受け入れられるユーザーメディアを作りたいのだろう。(VOXにインスパイアされた、っつーのもあるんだろうけど) フレパの失敗で、SNSでがちんこ勝負を挑んでも難しい、ということもよく理解し、また、ポータルの情報サービスで色々な技術を試すという経験もしている。 この経験を元に、本気で乗り出してきたら、ブログ、SNS以来のインパクトを業界に与えることになるかもしれない。
2006.09.30
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大昔は、みんなが使うサービスの会社には人が殺到すると勘違いしていた。しかし現実にはそうではない。以前は、すごい会社には人が殺到すると勘違いしていた。しかし現実にはそうではない。
2006.09.29
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物作りをしていると、作ることをゴールにしてしまうことがよくある。まずは「使われること」、そして、「社会」を変えることをゴールとせねばならない。しかし。Amazon.comの採用キャッチコピーである、「Make Histroy」というのは、さらにぐっとくる。「社会を変える」のではなく、「歴史を作る」のだ。その大風呂敷っぷりにゃシビれる。work hard,have fun,make history
2006.09.29
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今再び話題の高橋名人によるキャッチフレーズ「ゲームは一日一時間」というのも、エンが爆笑問題を使ってCMをやっている「転職は慎重に」というのも、自社のビジネスモデルをちょっと否定してみせることで、コンシューマサイドに立っていることをアピールするメソッドだ。ほかに似たようなのを考えてみるといいかも。
2006.09.26
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ウェブページの数というのは、激増しているという感覚がある。では、どれだけの数があるのだろうか。いまやページ自体は、オンデマンドで組み合わせで、「無限」の組み合わせができてしまう。「CGM」と「API」がこれを作り出した。だから「ページ数」が何ページかを考えることに意味は無い。ページ数は何ページあるか、という問いに対しては、「グーグル、ヤフーがインデクシングしている数」という答えが一番正しそうだ。
2006.09.25
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はてぶ。これは、「2ちゃんねるの代替品」である。 2ちゃんねるをみることで、今どんな話題が盛りあがっているかを知ることができる。さらに、その話題に対して、他のネットユーザーがどんな反応をしているかを知ることができる。それにより、自分が抱いた感想と同じだという共感や、反対に意見のズレなどを知ることができる。個人サイトについても、生温かくウォッチし、それについてあーだこーだ言う人たちの意見を楽しむ。書き込まなくても、十分楽しめるコンテンツである。 その機能を余すところなく受け継いだのがはてブである。別にブックマークしたいわけじゃないが、ほかの人がどんな意見を持っているかを知るために見る。自分はブックマークをしなくても、十分楽しめるコンテンツである。コメントが面白ければ、みる価値があるのだ。はてぶのサービスのKFSは、ブックマークユーザー数ではなく、コメントの面白さなのだ。反対に、ツッコミがつまらなかったら、見ないだろう。
2006.09.22
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クリックアンドモルタルという言葉が、2000年前後に流行した。いまとなっては、その言葉をクチにすると失笑が漏れそうだが、実は非常に重要な概念だ。ロジスティクスと情報流通。API化やメーカー直送(ドロップシッピング)のような、情報流通、物流の仮想化が進展していくと、物販サービスの水平分業が進み、それらが動的に結びつくことで、新しいECサービスが生まれる。これが動き出すのにあと2年かかるだろう。そしてそれが次のネットバブルの端緒となる。
2006.09.22
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前回のネットバブルがはじける時期、PCインターネットから、モバイルへの転向組が出てきた。 そのときは、・PCが儲からなくなってきたから、これから流行るモバイルもやっておこう、・競争が少ないモバイルをやっておこうという「消極的転向組」だった。 今回は、PCインターネットがバブルにより過当競争になったことだけでなく、PCを軽く凌駕するインフラになると見た企業が、モバイルに投資を集中していく、「積極的転向組」も登場した。 その企業たちが、どれだけモバイル専業組と戦っていくのか。 「猫も杓子も、だって」で指摘されているように、本当の主戦場は、アジアヨーロッパなどのグローバルモバイルマーケットであり、たかだか1億もいかない、日本の特殊な携帯インフラを使う、日本語使用者のための限定的なサービスに傾倒していくのは、競争激化が容易に予想できる長期的視野に立つと、危険かもしれない。 また、業務システムをやっていた企業のうち、インターネットビジネスで成果を出せた企業がごく一部しかなかったように、インターネットビジネスからモバイルで成功できるのは、これもまたごく一部の企業であろう。 それは、技術力やコンテンツ力では一切なく、むしろ、アバウトさを許容できるか、とか、多くのプレゼンスを獲得できるか、とかであるからだ。 わりと古めの業界の人に会うと、みな「これからはコンテンツの時代!」という。儲かっているモバイル事業者は、そうではないことを知っている。
2006.09.21
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インターネットに閉じたサービスから、外部デバイスをコントロールし、それをサービス業の実務で利用する。という時代が、確実に来ていることを知る。
2006.09.20
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アメリカでは州によって雇用に関する法律が違うという。一部の州では、雇用者も労働者も、一方的に雇用契約を打ち切ることができる。 そういった州の企業と、日本企業が戦った場合、新興分野においては、日本企業側に勝ち目がないだろう。 採用してみなければ、その研究者が使えるかどうかは分からない。先進分野においては、研究者が100人いても、ほんとうにイノベーションを起こしうるのはその数%~10数%であり、あとはサンクコストとなる。 そのコストを負担する日本企業は、採用する研究者全般の給与を、全般的に下げなければならず、有能な研究者が貧乏くじを引くことになるため、モチベーションや給与面だけでいえば、本当に実力がある研究者は労働の流動性が高い国に流出してしまうか、外資系に転職してしまうだろう。 とはいえ、日本全国が今の雇用制度を変えるのは不可能だし、現状の日本の良さを殺してしまうのでそうすべきではないので、新しいオフィス街(お台場の一部地域とか)だけを実験的に「完全実力主義の解雇特区」として指定し、そこではプロ野球選手なみに、極限まで流動性を上げてみてはどうだろうか。 そうすると、研究開発企業がそこに集中し、本当に自信のある研究者だけがそこに集い、非常に高い給与を得る。実力がなければどんどんそこから離脱する、というサイクルができるのではないだろうか。
2006.09.20
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最近では、あるサービスがリリースされると、その2ヶ月後には、クローンがいっぱいできていてびびる。(人は同じことを同じ時期に考える、というのももちろんだが)アメリカでは当たり前だったのだろうけど、それが日本でも起き始めている。アイデア→実現→模倣、までの速度が極限まで速くなると、アイデアには意味が無くなるだろう。アイデアは元々保護されないのだから。 そんなときに競争優位として役立つのは、マーケティングとSEOと○○だろうか。 とはいえ。過去の実績に基づくことで、大きな参入障壁を作り出せる物を作る、ということが根本的には重要になるだろう。
2006.09.19
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日本にもWebAPIの波がやってきた。インターネットというおおきなOS上で、各社がWebアプリケーションを作る。それらをXMLやJSONなどで提供する。順列組み合わせでそれを組み合わせると、ほぼ無限にサイトができる。そういう時代に遭遇できたことは幸せだ。
2006.09.18
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定額かつ低コストのFTTHサービスが、従量課金に移行するかもしれないという。これによって、中小のインターネットサービス事業者が傾くぐらいに打撃を受けるだろう。総務省がこれを認めたら、日本が世界で持っていたBBインフラのアドバンテージがすべて消え去ることになるだろう。 これはインフラ側からしてみると、当然の理屈である。 すでにインターネットは普及期を超え、成長曲線にかげりがみえてきて、これ以上売上げが自動的に上昇するのは難しくなってしまった。売上げを上げるためには、従量課金化が手っ取り早い。 また一方で、Bフレッツの普及やFTTH回線の寡占化が進み、FTTH回線業者が強気になりつつある、ということも言える。 この二つを加味すると、国なり総務省なりが、従量化を否定しない限り、いずれ回線業者は課金システムを開発し、その完成後に従量化に踏み切るだろう。
2006.09.16
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