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みなさん、お久しぶりです。考えてみれば、けっこう日記書いてないのでは?と思います。実は私、最近、定期的にデートしているひとがいます。といっても、ほんとここ最近の話ですが。お相手はヨーロッパ系アメリカ人(白人)男性。やっぱり、こっちに長くいてもデートの価値観の違いには、ちょっと驚かされる今日この頃。日本でだと、「付き合ってる」とか「彼氏、彼女」とかそういう概念が主流な気がしますが、英語だといろいろあることが発覚。"Dating" "In a Relationship" "seeing each other"など。私たちは、今"seeing each other"という感じで。これが日本語だと訳しにくいな、と思います。デートはしてるけど、まだ彼氏彼女でない感じでしょうか。友達以上恋人未満に近い気もするけど、なんだか違う気がします。もうけっこう前の話ですが、私のあるアメリカンの友達は逆に日本人の男の子とseeing each otherしている最中に男の子が勘違いして、みんなに彼女だーと言いふらしてしまい大変なことになってました。やっぱり恋愛の感覚もカタチもお国で違うし、理解するのは大変なこともあるんだなーと思います。私も今のところは楽しんでいるけど、これからもっと仲良くなったら、大変なこともあるのでしょう。お互いのまだまだ知らない文化を素直に表現でき、伝え合えるような関係になるといいなーと思ってます。もちろん、気持ちも。今日の日記はのろけになってしまいました。微妙にのろけのタイミングがよくなくて(現在、バレンタインから10日後・・)すみませんでした。>_<
Feb 24, 2006
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なんかここのところ、R指定ものの映画ばかり観てます・・。わざとではないのですが・・。日本の映論が初めて女性の性器の描写公開に踏み切ったという「愛についてのキンゼイ・レポート」を観ました。また邦題の話になってしまうけど、この話は愛だけの話ではないと思います。むしろ、セックスのお話。キンゼイ・レポートはまだまだアメリカがセックスについてオープンでなかった1940~1950年代にキンゼイ博士によって報告されたセックスのレポートで、1冊目の本はたいそう注目されたようです。最初は男性だけのセックスについてだったのですが、次の研究でもっと掘り下げて、女性のセックスや同性愛やそれぞれの人の性癖について、発表しようとすると世間から冷たい目で見られてしまいます。「性欲を表現できるのは男だけなのか!!!」と憤慨したいところですが、やはり当時の価値観からしてみれば、許されなかったようです。しかし、このキンゼイ博士はものすごく研究熱心でたまに常軌を逸した行動にも走るんだけど、奥さんのメグがほんと理解力にあふれた女性でなんてえらいんだろう、と思いました。キンゼイ博士がリーアム・ニーソンでメグがローラ・リニーが演じていたのですが、ローラ・リニーはそのうちアカデミー賞取ってもおかしくないんじゃないかなーと思いました。熱心なキンゼイ博士が世間から冷たい目で見られ研究を続けるのも困難になったときに、周りがどんな反応をしようと彼の研究によって、救われているひとがいるんだと分かるシーンがすごくよかったです。このシーンはちょっとサプライズなので、見てからのお楽しみ。性描写がものすごいので、激しいものがダメな人はちょっとひいてしまうかもしれません。新しい観点を求める人にはオススメです。
Feb 4, 2006
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今、私が働いている大学の女性センターの催しものの一環として、水曜日に中国系アメリカンの親子の映画「素顔の私を見つめて・・・」を観賞しました。このくさい邦題もなんだか分かる気はするのですが、やはり原題のSaving Faceとおそらく中国語の題名の面子の方があっている気がしました。この親子は、でも中国系(おそらくアジア全般)の考えからすれば、かなり変わった親子なようです。娘のウィルはレズビアンなのですが、中国系コミュニティーの人たちにもそしてもちろんお母さんにも、自分がレズビアンのことを隠しています。ウィルのお父さんは、ウィルが小さいときになくなっていて、お母さんはずっと独身だったのですが、ある日、なんと48歳という年にして誰かと身ごもっていることが判明します。けして、赤ちゃんの父親の名前を言わないお母さん。実家からも追い出され、泣く泣くお母さんはお互いの秘密を隠しながらも、ウィルのところに住むことになります。はじめてのレズビアンの映画を観賞したのですが、わりと自然でした。まあ、同性愛者の人からしてみれば、同性同士のいちゃつきにひるむ方もおかしいのでしょうが。R指定の原因となるようなシーンでは、顔を覆っている男の子もいましたが、他の女の子はわりと普通の恋愛映画を観る感じで観てました。観賞している子もレズビアンが多かったのかな。シリアスな題材なんだけど、コメディタッチに描かれていて面白かったです。しかし、やはりこういうアジア系のコミュニティーは保守的で閉鎖的なことを思い知らされました。夫もいないのに身ごもるのも、レズビアンなのも論外なようです。やっぱり題名が物語るように、面子を保つ(Saving Face)のが大事なようで邦題にあるように素顔を見つめるのは難しいようです。私の周りにいる留学生の子たちもアジア系の子が多く、親類は周りにいないから、面子を保つとかそういう考えに縛られることはありませんが、やはり保守的な考えを押し付けられて、嫌になることがあります。おまけに閉鎖的なのも嫌になることがあります。やっぱりどこの世界も一緒なんだなーと思いました。もっと他に感想があってもいいのだろうけど、企画者の一人だったのもあって、そこまで熱中して観ることが出来ませんでした。もう一回観てみたいなーと思います。なかなかにオススメの作品です。
Feb 3, 2006
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