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chiro128
新・うさぎとかめ
あるところにカメがいました。
あるところにうさぎもいました。
お互いに相手を知りませんでした。
うさぎはカメに甲羅というものが付いていることを知りました。
うさぎは甲羅がほしくなりました。
そこで、カメの住所を調べ、手紙を書くことにしました。
しかし、どう書けばいいのか判らなくなってきました。
だんだん面倒になってきました。
いろいろ考えた末、やめました。
しかし、噂はカメに伝わっていました。
カメは噂に聞くうさぎの耳がほしくなりました。
そこで、うさぎの住所を調べ、手紙を書くことにしました。
うさぎさん、うさぎさん。。。。
しかし、カメは大切な事に気がつきました。
首を引込めたとき、あの長い耳は、どうなるんだろう?
そしてうさぎも気付いていました。
甲羅を背負ってしまったら、走りにくくなるかもしれないことに。
考えているうちに、うさぎは何もしたくなくなりました。
一方カメは、ウサギの長い耳が気になって仕方がありませんでした。
カメはあれは泳ぐのに便利だと思ったのです。
きっと、一度パタリと水中で動かしたら
すごい距離を移動してくれることでしょう。
でも、耳には毛が生えているんだ、と
友達のオオカミウオが教えてくれました。
毛・・・いやだな。
耳と同じくらい長い毛なのでしょうか?
それともあるかないか分からない程度の毛なのでしょうか?
色はどんな色なんだろう?
考えるのに飽きたので、寝ることにしました。
そしてカメは延々と眠りつづけました。
その寝ている間に、夢を見たのです。
夢に出てきたのは、あのうさぎでした。
うさぎは言いました。
「この耳、長くてすてきでしょ?」
そう言うと、ピンとはった耳をくるくると回して見せました。
ところがその耳には鱗が付いていたのです。
その鱗は銀色に輝いて、カメにはとても素敵に見えました。
はっと目覚めたカメは何がなんでもうさぎの耳を手に入れようと誓いました。
そこで景気付けにパーティをひらくことにしました。
そのパーティーに、うさぎさんを招待しよう。
そう考えました。
ごちそうを食べさせて 酔っぱらわせて
そうすれば・・・。
そしてパーティの日にうさぎが来ることになりました。
オオカミウオがうさぎの知り合いだったのです。
しかし、うさぎの耳には白い毛がふさふさと生えていました。
「こ、この人は本物のウサギさんじゃない!!」
白いふさふさした毛を見て、カメは思わず叫んでしまいました。
「ぼくは本物のウサギだよ?どうしてそんな事いうのさ?」
ウサギはカメにくってかかります。
と、その時、うさぎは自分の欲望に立ち返りました。
そうだ、カメの甲羅が欲しかったんだ。
うさぎは、にっこり笑って亀に言いました。
「そうだとも。
僕は本物のうさぎじゃないんだ。
よく分かったね。
本物のうさぎは、あの山にいるよ。」
うさぎは、亀の家の窓から見える山の中で一番高い山を指さしました。オオカミウオは思った。
「またウサギ君のわるいクセが出始めたな。
でも面白そうだから、様子を見よう。」
「今度あの山まで連れて行ってあげようか?」
うさぎはカメに言いました。
「暑いだろ、その甲羅を脱いだらどうだ?」
と途中で言う作戦です。
その時カメは突然!
・・・思いつきました。
そうだっ!!ウサギの背中にしがみつけば、
・・のろのろあるか無くても済むのでは?
そうして、カメとウサギは
山へ向かうことにしました。
これから起きる出来事に気付くはずもなく・・・。
「ところで。」
カメは言いました。
「君の事をなんて呼んだら良いのかな?
ニセウサギさんで良いのかな?」ウサギは思った。
(ここで本名を言うわけにはいかないからな。
でも偽名なんて考えてなかった。さてどうしよう。。)
「ええとぉ・・」
カメは言った
「江藤さんですか。じゃ、そう呼びましょう。江藤さん」
「は、はい。江藤です。よろしく。」
「ところでカメさん、そろそろ暑くなってきましたね。
その甲羅、脱いだ方が楽じゃないですか?」
うさぎの目が光った。
振り返ってみてみたウサギは驚きました。
カメの姿がどこにも見当たらないのです!
置いてきてしまったのかと慌てたウサギは、
急いで戻ってみましたが、カメの姿はどこにも見当たりません。
あわてて探しまわっているところで、石のようなものにつまずきました。
つまずいた石のような物は、カメでした。
「何をあわてているんだい? 江藤さん」
話しながらも、カメは手を伸ばし、
うさぎの耳を思いっきりひっぱりました。
『・・・・・・とれないぞ?』
不審に思ったカメが、さらに強く引っ張ります。
「いたいよ、カメさん。引っ張らなくても聞こえてるよ」
「ねぇ江藤さん。この耳はとれないのかな?」
「とれないよ。これは僕の体の一部だもの」
「江藤さんの耳は取れるのかな?」
「とれ・・・」
ここでウサギは考えてみました。
(とれないと言ったら、カメは帰ってしまうかもしれない。)
誰も居なくなるのは!「サビシーッ」!!!
その時、熊笹の陰できらりと目が光りました。
その目の持ち主は、オオカミウオでした。
じつはオオカミウオ、ウサギの耳も、カメの甲羅も
どちらもコレクションの一つとして欲しかったのです。
そのころウサギは悩んでいました。
「う~ん・・・・何って答えよう・・・・」
ウサギは微妙な視線に気がつきました。
あっ!!あれはオオカミウオくん!!!
びくっとしたうさぎを見て、カメもその方向を見ました。
そこには友だちのオオカミウオの姿がありました。
カメはうさぎの耳を持つ手をついゆるめてしましました。
『あ~ぁ、手を離しちゃったよ・・・』
内心ため息をつきながら、見つかってしまった自分を
ちょっと愚かだなと思いつつ、
オオカミウオは二人の前に出てきました。
カメがオオカミウオを見ている隙をついて
うさぎがカメの甲羅を思いっきりはがしに行きました。
けれど、カメの甲羅を引っ張りあげたとたん、
ひょいっとカメの身体ごと持ち上がってしまいました。
驚いたのはカメの方です。カメはびっくりして、手も足も頭もしっぽも甲羅の中にしまいました。
その勢いでうさぎもカメの甲羅の中に入ってしまいました。
「狭いよ~暗いよ~恐いよ~~」
なんと、ウサギは閉所恐怖症、暗所恐怖症だったのです!
「狭いの恐いよ~、暗いの恐いよ~」
一緒に間違って引き込んでしまったカメは
持ち上げられたときよりさらに驚きました。
驚いた余り、手足をどうすれば甲羅から出せるのか、
すっかり方法を忘れてしまったのです!
そこでカメはうさぎに話しかけました。
うさぎは骨を通して伝わってくる内なる声を聞くようでした。
「うさぎさん、一時休戦といきませんか?」
「そうですね、そうしましょうか」
オオカミウオは思わぬ展開に、にたり。
まずは、うさぎの耳を切り取り、
続いてカメの甲羅を剥がそうと決意しました。
今まで隠していた鋭い牙をきらりと光らせて
オオカミウオは甲羅のなかにいるウサギとカメに声をかけました。
「おおい、だいじょうぶかい? 手伝いはいるかい?」
カメは慌てて手足を伸ばそうとしますが、
うさぎが邪魔でなかなか伸ばす事ができません。
「え、江藤さん、ちょっと足を出してもらえませんか?」
頼んだカメですが、ウサギは出口がどこか全く見えません。
「足を出すって言ったって、どこがどこだか・・・」
闇雲にあちらこちらを蹴るものですから、
勢い良くピョコンピョコン飛び跳ねてしまいます。
そして、ついに、カメの甲羅は、
ウサギとカメを中に閉じ込めたまま、
斜面を転がり落ち始めました。
あまりに勢いがついてしまい、
カメとうさぎはバターのように溶けてしまいました。
慌てたのは、オオカミウオです。
大事なコレクションは無事なのか!
大急ぎで溶けた二人の元に駆け寄りました。甲羅だけはそのままで、中身は不思議な生き物でした。
オオカミウオが見ていると、鱗に覆われた細長い耳が出てきました。にょ~ん、と出てきた鱗つきの耳は
カメの頭を伴って出てきました。
「う、うさ、かめ? それとも・・・??」
驚いた余り、オオカミウオは言葉が混乱してしまいました。
さらに出てきた足は、ばねの強そうなウサギの足なのに
やっぱり鱗が輝いていました。
ようやく出てきた全身は見事に混ざっていました。
そして、絞るような声が聞こえてきました。
「え、江藤です」
オオカミウオは驚きました。
「え、江藤? 江藤って、だれ???」
そうです。
オオカミウオは、あの勘違いした発言を聞いていなかったのです。
「江藤って誰だって?」
ウサギのようなカメのような、不思議な形になってしまったものが
言いました。
この声はカメです。
「じゃ、ぼくがずっと一緒にいたのは誰なんだ?」
「あれは本当のうさぎだよ。
うさぎの耳にはぽわぽわの毛があるものなんだ」
オオカミウオは目をぎらぎらさせながら言いました。
「あのぽわぽわの毛の生えてる耳も良かったけど、
この鱗の長い耳も素敵だなぁ」
舌なめずりをしながら、オオカミウオは近づいていきました。
オオカミウオの企みに全く気付かない江藤は、
久々にシャバに出た受刑者のように、
辺りを眩しそうに眺め廻しました。
しかし、江藤は背後に迫ったオオカミウオに気付きませんでした。
オオカミウオのキバがキラリ!
「なんでこんなところに魚がいるんだよ?」
通りかかったのは金子と吉田でした。
どちらも人間です。
金子が言いました。
「あ、こっちに妙な生物がいるぞ」
「亀の甲羅をかぶっていながら、耳が異常に長い」
吉田は言いました。
「よし、とっ捕まえようぜ」
オオカミウオは自分が陸地にいることに今更気が付きました。
あわてて海に帰ることにしました。
カメウサギもその言葉に仰天しました。
逃げなきゃいけない自分の立場に気づいたのです。
オオカミウオが水辺に向かって逃げ出したのを見て、
慌てて追いかけることにしました。
しかし、金子の空手チョップが炸裂しました。
カメウサギはその場で気絶してしまいました。
カメウサギの倒れた音を聞いて、
オオカミウオは猛然と水辺に向かって走り出しました。
が、陸上で生活している人間に敵うわけもなく、
吉田に飛び蹴りされてあっさりつかまってしまいました。
オオカミウオはへとへとでしたが覗き込んできた金子にかじり付きました。
吉田もひるみました。
その瞬間にオオカミウオは吉田の手からするりと逃げました。
海は、目の前、もうすぐ其処です。ありったけの力を出して・・・。
カメウサギは倒れるままに転がり始めました。
オオカミウオはこれに巻き付くことにしました。
金子と吉田は回るカメウサギ+オオカミウオを追っている内に
くるくると転がり始めました。
どしん、とぶつかってみんなが止まりました。
そこにはテレビがあって、いろんな生き物が
ワールドカップサッカーを見ていました。
一番最初に気が付いたのは、
カメウサギの江藤でした。
「な、なんだ?! この四角い箱は?!」
おれーおれおれおれー!
みんなが叫んでいます。吉田と金子も叫んでいます。
何があったのかわからない江藤は
「もしかしたら逃げるチャンスかもしれない」と思い、
少しづつその輪の中から抜け出し始めました。
そして江藤は、少しずつ離れていき、
ちょっと離れたところで一気に駆け出しました。
しかし、それを吉田に見つかってしまいました。
「逃げたぞ、追え~」
「おえ~、おえおえおえ~」
「おえ~おえおえおえ~」
追いかけながら、金子は楽しくなってきました。
吉田も青い服を着て追いかけて行きます。
一方、逃げるほうの江藤は必死です。
なにせ、人間2人はものすごい勢いで走ってきます。
「ウサギの足があってよかった・・・」
そのとき初めて、江藤は思いました。
しかし何か重たいな、と江藤は思いました。
気が付いてみればお腹にオオカミウオがくっついていました。
「きゃあ~~~」大きな悲鳴がテレビの周囲から聞こえてきました。
吉田と金子の足が止まり、はっとしています。
「この隙に逃げようよ」オオカミウオがしゃあしゃあと言いました。
江藤は素直に従いました。
なるべく足音を立てないように。
ピョン、ずり・・・
ピョン、ずり・・・・・・
「オオカミウオくん、動きにくいよ。
それに君、背中をすりむいてないかい?」
その頃、吉田と金子は、完全に打ちひしがれています。
どうやら応援していた国が負けたようです。
「何もする気が起きないね。」
「カメとウサギのアイノコみたいな生物なんかどうでもいいや。」
江藤がオオカミウオを甲羅に乗せたまま海岸にたどり着きました。
そこには懐かしい浦島次郎さんがいました。
懐かしいと感じたのは江藤の中のカメの部分です。
もちろん、浦島次郎さんはこの生き物が判りません。
「浦島さぁん。浦島、次郎さぁん」
懐かしさの余り、江藤は声をかけました。
振り返った浦島次郎の目には、異様な生き物がいました。
「うあぁ! なんだあれは?!」
「え、江藤です」
そう応えてから、はっとその気になっている自分に江藤は気が付きました。
「ええと~さん?」
浦島次郎は首を捻りました。
その名前にも目の前の生物にも
自分にはとんと覚えのないものだったからです。
江藤はカメだった頃の自分が浦島次郎さんに助けられたものの、
次郎さんは竜宮城に行くのを丁重に断った話を
とうとうと語って聞かせたのでした。
次郎さんは言いました。
「代々の言い伝えでして、カメを助けてもついては行くな、と。
あの時のカメさんでしたか・・・しかし、その不思議なご面相は?」
次郎さんはハラハラと泣き始めてしまいました。
「何故泣くんですか?」と江藤がたずねました。
「だって、こんな姿になってしまって。。可哀想に・・」
「何で可哀想なんですか。こんなに格好良くなったのに。」
「え? 格好良い?」
江藤はうさぎの耳に鱗が付き、甲羅も背負っている自分の姿を
けっこう気に入っていたのです。
「素敵でしょう? この耳、この甲羅」
くるりと回って見せた江藤に、浦島次郎さんは泣き崩れました。
「あぁ、なぜ分からないんだろう? カメさんはカメさんの姿が
一番綺麗だということに!!」
この言葉を聞いて、江藤はムッとしてしまいました。
次郎さんが言いました。
江藤は水のほとりで泣きました。
泣き崩れて、そのまま江藤は水の流れに落ち、流れていきました。
強い流れの中で江藤はくるくるくるくる回りました。
あまり勢いよく回ったので、江藤は甲羅の中で溶けてしまいました。気が付いたら、そこは江藤が歩き始めた浜辺です。
浦島次郎さんが海に向かって手を振っています。
カメは、気が付いたら、カメでした。
うさぎは、気が付いたら、うさぎでした。
次郎さんはカメに気が付きました。
カメは嬉しくなりました。
うさぎも嬉しくなりました。
3人はそれぞれになんだか嬉しい気持ちになりました。
「オオカミウオさんはひとりで帰っていきましたよ」と次郎さんが言いました。
3人はそれぞれの家に向かって帰ることにしました。
まだ誰も気が付いていませんが、
カメのしっぽはうさぎのしっぽのような毛が生えていました。
うさぎの耳にはまるでイヤリングのようにカメのうろこが一枚着いていました。
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