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ベビーサインって何?


ベビーサインは、言葉を話す前の赤ちゃんと手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションする育児法です。
1990年代中ごろからアメリカを中心に広まり、日本では21世紀に入ってから注目されるようになりました。
おしゃべりをするための舌や喉などの運動機能の発達はとても複雑で、通常赤ちゃんが話し始めるのは、
早くても1歳すぎからです。ところが赤ちゃんはそれよりずっと前から、たくさんのものに興味を持ち、
いろいろなことを感じ、それを周りの人に伝えたいと思っています。舌や喉などに比べると手や腕の運動機能は
早くから発達しているため、その動きを使っておしゃべり前から赤ちゃんとのコミュニケーションを可能にする
のがベビーサインなのです。

☆どんな種類があるの?
ろう者の使う手話に基づいた”手話準拠型”と、それぞれの家族が自由にジェスチャーを作ったり選んだり
して用いる”自由創造型”があります。二つをあわせて使うことも可能です。日本では”手話準拠型”の中に
さらに”アメリカ手話(ASL)”と”日本手話”があります。

☆何ヵ月ごろから教え始められるの?
およそ7ヵ月ごろからをおすすめしています。そのころになると、おすわりがしっかりして両手が自由になり、
周りのものに興味を持ち始め、赤ちゃん側の準備が整ってくるからです。もちろん、あくまでも目安です。
赤ちゃんには個人差がありますので、それぞれのご家庭で赤ちゃんの様子をよく見て、時期を見極めるのが
よいと思います。


☆ベビーサインを使うとどんないいことがあるの?

1.育児のフラストレーションを減らす
2.赤ちゃんの体調管理や危険回避に役立つ
3.親子の絆をより深められる
4.話し言葉の発達にも良い影響がある

このほかにもたくさんのメリットがあります。楽しくてメリット満載のベビーサインを、どうぞ赤ちゃんとの生活に
取り入れてみてください!

ベビーサインについて、詳しく知りたい方は jbsabannerNPO法人日本ベビーサイン協会 のサイトを訪ねてみてね!



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