どーでもいい日記楽天版

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2 経済力は大事です



かわいいだけでは、飼えない。
かわいそうだけでは、救えない。

一番、何が必要か。
奇麗事言えば、愛情。慈悲。

ハッキリ嫌らしく、ぶっちゃけ言っちゃえば。
財力と経済力。

日本は、資本主義の貨幣経済社会。
善意で何かをするにも、お金がかかる。

例えば、うちの場合。
預かり犬は、動物愛護団体の人が、家まで車で連れてきてくれます。

私が住んでる場所は、良く言えば、閑静な住宅街。
悪く言えば、個性の無い町。
ランドマークになるものが、何もない。

引越屋さんや荷物の配達の人も、ナビないと迷う。
そんな場所。

だから、初めて預かり犬を連れて来てもらう時、心配だった。
絶対迷って、電話かかってくるだろうと思ってた。

ところが、どっこい。
サクッと殆ど時間通りに、着いたわよ。
車にナビが、付いてたのですねぇ。

え、そんなの当たり前だって?
そうでもないよ。
うちなんか、貧乏でナビ付けられないんだから。

ナビのお陰で、犬の搬送がスムーズにいく。
時間の節約になる。
時は金なり。

それから、犬を飼うには、様々な物が必要になります。
リード、首輪、医薬品、医療費、ケージ、クレート。
うちの団体は、全て支給してくれます。

フードとペットシーツは、希望すれば、寄付で集まった物を均等に分けるそうです。
私は、希望しなかった。
そのくらいの出費なら、苦じゃないから。

そういうもの全て、只じゃないです。
誰が、お金を出してるのか?

善意の寄付だけで、全て賄えるとは思えない。
スタッフの持出しが、相当あるんじゃないかと推測してる。
それだけの支出に耐えるには、財力と経済力が絶対に必要です。

うちに来たスタッフさん達の印象。

裕福な家庭で、きちんとした愛情を受けて育った。
所謂(いわゆる)、お嬢さんお坊ちゃん。
尚且つ、今もそこそこ裕福。

勝手なイメージでは、あるんだけど。
そんなに外れてないはず。

だって、そうでしょ。

自己破産寸前の借金抱えてたり。
ネットカフェ難民してたり。
そんな人達は、犬助けてる場合じゃない。
まずは、自分の人生助けないと。

動物愛護団体や、ボランティア団体に限らず。
家庭でも、会社でも、趣味のサークルでも。
経済的に余裕の無い集団は、行き詰まるのが早いんじゃないでしょうか。

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