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2007年も残りわずかになりました。5月にこのブログを立ち上げて以来地図、測量、GISなどの空間情報関連や地理、地球科学や交通関係など思いつくままに駄文を重ねてまいりました。お付き合いいただいた皆様には大変感謝しております。どうもありがとうございました。来年もマイペースで書いていけたらと思っております。どこまで続くか分かりませんが、引き続きよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。そして来年こそ、世界中が幸せでありますよう。
2007.12.31
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来春開業するJRおおさか東線。開業へ向けて27日から実際の線路を使った乗務員の訓練運転が始まった。おおさか東線はもともとJR西日本の片町線の貨物支線である城東貨物線を旅客線化したもの。将来的には新大阪~久宝寺間を結ぶ路線となるが、3月15日に南半分である放出~久宝寺間を先行開業する。途中駅は高井田中央、JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬、新加美。近鉄との兼ね合いから駅名に「JR」がつくのが面白い。この手は関西では見られるが、関東ではあまり例がないように思う。そういえば放出は関東では難読駅名として有名だ(関西では放出中古車センターのCMで有名なので難読にならない。。。)運転本数は1日67往復。この他大和路線と東西線を経由し、奈良から北新地を結ぶ快速列車も運行される。
2007.12.30
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京浜急行電鉄が駐車場管理システムのアマノの100%子会社であるアマノマネジメントサービス(AMS)と時間貸駐車場分野で業務提携した。鉄道会社と駐車場管理会社という一見ライバル業種(?)同士のコラボそこにはどんな意味があるのか?業務提携の目的はPASMOで料金を決済できる駐車場の開設。アマノがPASMOで料金決済できる機器をAMSに提供し、AMSは直営駐車場に決済機器を設置する。京急電鉄はAMSにパスモ加盟店の開拓業務を委託し、横浜や東京を中心にPASMO対応の時間貸駐車場を増やす仕掛け。サービス開始は来年4月の予定という。確かにPASMOでの決済は利用者にとって利便性の向上につながるだろう。駐車場サイドにとっては精算時間の短縮や現金管理コストの削減など目に見えるメリットが期待できる。PASMO利用可は駐車場の宣伝材料として効果的だろう。AMSでも当初は直営駐車場を対象としているが、将来的には約1300カ所の管理駐車場の運営会社にも採用を働きかけるという。では京急サイドのメリットはどうだろう?もちろんPASMOの普及・販売促進にはなるだろう。鉄道利用者へのPASMO普及はそれなりに進んでいるはずだから非鉄道利用者への販売促進が狙いにあるのだろうか?あるはこれをきっかにPASMO提携業種を増やすもくろみもあるだろうか?ただし、PASMOの販売は京急だけに限らないのでライバル鉄道会社へも貢献する図式になる。全体のパイを広げる目的が大きいのか、はたまたSUICAとの差別化が狙いなのか、いずれにせよ、利用者にとっての利便性向上は歓迎すべきことだ。
2007.12.29
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海洋研究開発機構(JAMSTEC)が行っている沖縄トラフ深海底調査において、深海巡航探査機「うらしま」による技術試験で海底の詳細な地形図の作製に成功した。この高精度な海底地形図は高低差10cm、水平方向60cmの精度を誇る。海底からの高度80mを航行する「うらしま」搭載のマルチビーム音響測深機およびサイドスキャンソーナーにより地形を計測した。当試験海域は熱水活動が盛んなことで知られるが、これまで詳細が不明だった熱水の噴き出しでできる煙突状の岩(チムニー)の形状や分布が明らかになった。今回の技術試験により「うらしま」の高い性能が確認されたことで、今後「うらしま」を活用した深海調査研究における種々の科学調査、さらに熱水鉱床などの基礎調査、海底活断層の分布や活動度調査での精度向上が期待でき海底ケーブルやパイプラインの敷設にも応用できるという。 宇宙に比べれば近くて遠い海の底だがだんだんと全貌が明らかになってきている。大きな期待感を持って見守りたいものだ。
2007.12.28
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最近近所で火災が多くなっている。立て続けにこの2週間で3件ほど。空気が乾燥してきたこともあるが、放火の疑いもあるとか。。。こうなると消防署もさることながら、消防団も忙しい。向かいに住む我が家の大家さんは消防団にはいっており、火災のたびに夜中であろうと出かけていく。消防団は火災やその予防のために出動するが、その役割は消火活動にとどまらず、地域のコミュニケーションにも寄与している。夜回りにも絡んでいるのかな?こうした人たちに守られてこそ、この街に住めるのだ。感謝。
2007.12.27
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昭文社は住みたい街を探すためのガイドブック「どこ住む?東京'08」を27日に発売する。「どこ住む?東京'08」は、主として東京で新生活を始める人が暮らしやすい街を見つけられるように「生活に密着した」情報満載の地図をベースに、住みたい街を探すためのガイドブック。最近はテレビや雑誌の影響もあって東京の情報はあふれているが、誰しもいざ上京してくると、人気スポットは知っていても、「家賃が割安」「商店街が充実」「治安が良い」など、生活に密着した街の情報はなかなかわからないものだ。これ実は都内に長く暮らしていても同様で、他の街に引っ越そうと思っても案外情報がない。この本では120タウンが紹介され、お店の情報も豊富らしい。また、この本のもうひとつの特徴は株式会社ネクストが運営する住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」とのコラボレーション。QRコードから「ケータイHOME'S」にアクセスすることで「部屋探し」まで可能になった。そのほかの内容は各タウンの家賃相場、「HOME'S」が独自にリサーチした住みやすさ情報や賃貸物件探しに関する様々な情報、また株式会社ネクスト運営の地域コミュニティサイト「Lococom」より、各タウンで実際に暮らしている方々の生の声など。定価は650円。もちろん、昭文社がつくるのでタウンマップは充実している。そして地図もさることながら、なかでも面白いのが「生活情報マトリックス」街ごとに満たすもの満たさないものが見やすい表にまとめられている。この本を読んでいると引越し欲が湧くのだろうか?早速試してみたい(笑)
2007.12.26
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JR東海は首都圏と中京圏を結ぶリニアモーターカーを使った新幹線について、全額自己負担で建設すると発表した。路線距離は約290キロ。用地買収を含めた総事業費は約5.1兆円という莫大なもの。地元の要望に応じて建設する途中の駅については地元負担を見込んでいるが具体的な資金調達計画は未定。自己負担と引き換えに、国の整備計画に基づく中央新幹線として10年代の着工を目指す考えだ。「自己負担でも健全経営を維持できる」との判断からだが、この決定の背景には「国の整備を待っていたら先が見えない」ことへの苛立ちも多分にあるだろう。整備新幹線はこれまで国と地方自治体が建設費を共同で負担してきた。国がリニア新幹線を整備計画に盛り込み建設を指示すれば、民間が初めて建設するケースとなる。JR東海の英断が今後の整備新幹線におけるひとつの前例になるかどうか注目される。
2007.12.25
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2004年10月に中越地震に見舞われ全村避難していた旧山古志村(現長岡市)。長い間の仮設住宅暮らしからの「帰村式」が23日に行われた。道路の復旧や住宅の再建が進んだことで、帰村者の93%にあたる473世帯1374人がすでに山古志に戻った。仮設住宅にはまだ41世帯128人が暮らしているが、週内にも全員が退去する見込みという。帰村が完了すれば地震発生から3年2ヶ月をもって仮設住宅はすべてなくなる。それでも、山古志に戻るのは地震発生時の全世帯の約7割。昨年災害状況の視察で旧山古志村を訪れたが、その復興の道が険しいことは一見して感じ取れた。地すべり地帯であることから、斜面という斜面はほとんど崩壊しておりここに住民が戻ってくるのは正直困難なのではないかとさえ感じていた。ただ、もともと地すべりの恩恵を受けていた村でもある。集落の大部分は古い地すべり堆積地に形成されており、美しい棚田があちこちで見られる。有名な鯉の生産も地すべり地が条件的に適していることによる。色んな人の話を聞いていると、確かに地震による被害は甚大であったものの、住民の多くは地すべりの恩恵もちゃんと理解していた。だからこそ、村に戻ろうという気持になるわけでもある。おりしも今夜はクリスマスイブ。帰村した住民が一日も早くもとの暮らしを取り戻すことを祈ってやまない。
2007.12.24
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さてさて、有馬記念が終わった。想定外の結果については置いといて(笑)日本中の人が結果に一喜一憂したに違いない。レースが開催されるJRAの競馬場は有馬記念が行われた千葉の中山競馬場を含めて10ヵ所ある。札幌、函館、福島、新潟、東京、中山、中京、京都、阪神、小倉。一応北は北海道から南は九州まで。これにウインズ(場外馬券売場)を合わせると、全国でかなりの売場数になる。さらにPAT(会員制の電話・インターネット投票)の類を加えると、馬券購入の地理的なハンデはほとんどなくなる。だからこそ「全国で一喜一憂」と言えるのだが。そもそも競馬自体は非常に地理的に偏るスポーツと言える。サラブレッドの生産は国内の9割以上が北海道の日高地方。道外では南九州があるが、かつて盛んだった信州や千葉などは衰退してしまった。競争馬が暮らす厩舎も、外国のような外厩制ではないため、通常は関東の美浦か関西の栗東の2ヵ所に集められている。騎手や関係者も美浦と栗東に集まるし、八百長対策でレース前日から外部との接触は禁止される。このように本来ローカルな性格を持つ競馬を全国的な娯楽に育て上げたJRAのビジネスセンスは素晴らしいと思うわけだ。一方で地方自治体が運営する地方競馬が瀕死の状態にある。両者でいいコラボレーションをしてほしいものだが。日本の馬産の未来のためにも。。。
2007.12.23
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首都高速道路中央環状線の池袋~新宿間が22日の16:00に開通した。今回開通したのは4号新宿線と5号池袋線を結ぶ6.7キロ区間で大部分が山手通りの地下を通るトンネル構造。熊野町ジャンクションで池袋線と、新設の西新宿ジャンクションで新宿線とそれぞれ接続するが今回開通区間と都心方向との行き来はできない構造になっている。今回の区間は最近の一連の開通の中でも都心環状線の渋滞緩和効果もっとも大きいのではないだろうか。中央道から東北道・常磐道方面は特に便利になる。中央環状線は今後09年度に新宿~渋谷間が開通予定。こうなると今度は東名方面も結ばれることになる。今回はトンネル構造が環境にどのような効果を与えるかという面でも試金石かもしれない。従来の構造に比べると沿線住民へのコンセンサスを得やすい。これで都心の渋滞緩和が進めば大成功だが。。。
2007.12.22
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街で暮らす我々にとって、どこの区や市に所属しているかというのは行政上重要だが、日常ではそれよりも「どこの沿線」に属しているか、という考え方の方が現実的だ。東京でも大阪でも同じだが、都心は環状線があって、その周辺を網の目のように地下鉄が結んでいる。そして郊外へは放射状に路線が延びていく。その放射状の路線の沿線はどうやら似たような文化が形成される傾向がある。もちろんJRでも同じだが、私鉄はその沿線の色がよりはっきりしている。これは街のつくりからスーパーのブランドに至るまで、あるいはその沿線に住む人たちの生活スタイルまで何となく似てくるように感じるのだ。京急、東急、小田急、京王、西武、東武、京成、西では阪神、阪急、京阪、近鉄、南海。。。それぞれ明確な個性やブランド力がある。そして車内に乗っている人もなんとなく同じような雰囲気に見えるから不思議だ。沿線の街の個性が沿線住民を同じような色に染めているのか?はたまた偶然そういう人々が集まることで沿線のカラーが形成されたのか?何だか検証してみたい気がするが。
2007.12.21
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最近飛行船の話題がよく登場する。先日は朝のニュースで飛行船を使った測量が取り上げられていた。空からの観測といえば航空写真測量が一般的だが、撮影高度は1000m以上。これに対して飛行船は200m程度の低空飛行も可能。航空機に比べて地上解像度がアップするばかりでなく、無人化が可能なためコストダウンにもつながる。また危険箇所であっても撮影ができるメリットもある。課題としては気圧による軌道のゆらぎだろうか。軌道が安定しているという意味では人工衛星が最右翼だ。ただし、高度は数百kmから数万kmに達するため観測解像度はセンサに依存する。数年前には成層圏プラットフォームの研究がよく話題になっていた。こちらは高度20km程度。気象条件が安定しており、人工衛星に比べれば観測解像度も高い。こちらの課題は飛行体。成層圏に滞空できる飛行体は「飛行船」「ソーラープレーン」「ジェット機」などで実際に成層圏の無人飛行に成功しているのは現時点ではソーラープレーンのみ。ただし、ソーラープレーンは積載力が100kg程度でセンサに制限がでる。ジェット機であれば1t程度の積載は可能だが、化石燃料の使用による環境への影響や滞空可能時間の問題、そしてパイロットが必要であることがデメリット。となると成層圏プラットフォームでも主役は飛行船か?こちらは積載量は1~2t可能で、無人飛行も可能だ。実現すれば様々な観測に対応できることになる。飛行船は大空への夢も積んでいるのかも知れない。
2007.12.20
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携帯電話向けの交通情報サービスとして、インクリメントPと三井物産による「MapFan交通FLASH」がドコモのiモードを対象に開始された。月額210円(機能限定でフリーでのお試しが可能)。全国の高速道路や東名阪地域の幹線道路の交通状況をデフォルメマップ上で確認できるほか、都内に30カ所のライブカメラで主要交差点の混雑具合をリアルタイムで確認できるのが売り。さらに駐車場の満空情報も併せて提供される。当面は「iMapFan」とは別個のサービスとなるのは残念だが、将来的には連携が期待される。今後交通情報に関する携帯電話向けサービスが熱を帯びてくる様相。各社の競争でユーザにとって使い勝手のいいサービスが期待される。それにしても、交通情報ですら主役は携帯電話なのか。。。
2007.12.19
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さてさて、忘年会続きの今日この頃、本日はrailway next研究会の会合&忘年会。当初は地図・GIS業界の鉄道好きが集まって結成された会だったが、今では業界を越えて広い分野の仲間が集まるようになった。これがいずれ劣らぬつわものばかり(笑)自分は前職が時刻表編集者だったことで引っ張られて参加。それでも月1回の会合はそれなりにいつも充実した内容になるので楽しみにしている。あ、もちろん2次会も含めて(笑)もっとも、集まるだけでは脳がないので何かしらの発信をしようとの趣旨もあって、まずはGIS NEXT誌にメンバーで交替で連載を始めた。アイディアを持ち寄って、来年はさらに新しい展開がありそうな。業界にもこういうビックリ箱的な仕掛けがあってもいいんじゃないかな。
2007.12.18
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8月以来の大阪出張。いやはや、師走らしいあわただしさだ。新幹線の車中は原稿書きに追われて新大阪に昼前着、梅田で軽く食事して午後一で最初の得意先へ。ひとしきり打ち合わせるとタクシーで御堂筋を移動次の得意先へ。ここでまたひたすら打ち合わせるともう4時半。。。もう何件かまわりたかったのだけど時間的に断念。御堂筋線で新大阪に戻って17:16発ののぞみで帰京。さすがに帰りの新幹線ではPCを開く気にならず。。。たまたま場所が大阪というだけで何だか東京にいる時と変わらない一日。違うのはエスカレータの左を空けることくらいか?(笑)あ、南船場がとてもオシャレな街になっていた。。。
2007.12.17
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横浜で行われたクラブW杯決勝、ACミラン(イタリア)がボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)を破って世界一の座についた。サッカー地図を見開いたとき、強豪勢力は欧州vs南米の図式になる。ただし、これは代表チームレベルの話。かつて(70年頃まで)はほとんどの選手が自国でプレーするのが普通だったので、(例えばペレは晩年米国に行ったのを除けばずっと自国のサントスでプレーしていた)クラブの力も欧州と南米が拮抗していた。だからこそ欧州チャンピオン(ヨーロッパチャンピオンズ杯覇者)と南米チャンピオン(リベルタドーレス杯覇者)を対決させて世界一を決着しようというアイディアが出たのだ。これがインターコンチネンタルカップで、当時は他の多くの大会と同じくホーム&アウェイで実施されていた。ところが、熱狂的なファンによる暴力事件が絶えず、72年(だったかな?)にオランダのアヤックスが対戦を拒否して以来しばらく中断することになった。それが中立地、そして暴力的なファンの少ない日本でトヨタカップとして再開された。おりしも時は80年代。この頃から南米の優秀な選手は欧州のクラブでプレーするのが当たり前になった。自国で名を挙げて欧州クラブに買ってもらう、そんなシステムが出来上がった。つまり、いい選手はみんな欧州に集まるのである。今回のミランもそんなドリームチーム。戦力的に見れば負ける要素は見つからない。それでも、欧州チームはこの大会では苦戦することが多かった。そこにはモチベーションやコンディショニングの差があったからだ。何とか自分をアピールして欧州へ渡りたい選手が多い南米クラブと強行スケジュールでやってきて買って当たり前の受身の立場で戦う欧州クラブ。結果として、南米が互角以上に戦った。しかし今回のミランはしっかりとした準備が出来ていた。コンディションも悪くない。こうなるとそう簡単には負けない。今後もクラブW杯での欧州クラブの成否は実力そのものよりも、準備が上手くいくかどうかに依存するだろう。アジアもアフリカも北中米も善戦してはいるものの、クラブレベルでは欧州との差は歴然としている。好選手の欧州一極集中状態が続く限り、クラブW杯を開催する意味は薄いかもしれない。コンディショニングだけで勝負が決まってしまう可能性が高いから。。。でもそれがサッカー世界地図の現実だ。
2007.12.16
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何かとお酒を飲む機会が多いシーズンである。肝臓のケアには気を使いたいものだ。それはそうと、地元の飲み屋で飲む機会はどれくらいあるだろうか?飲む時って大概は会社の近くとか、出先とかで、わりと地元で飲み屋に入れば機会は少ないような。。。地元で飲む場合って、近所に一緒に飲めるような親しい仲間がいるか、はたまた気に入って通えるお店があるか。もしかしたらそれって街の活気そのもののバロメーターになるのでは?繁華街を別にすると、街にそういう店や仲間がいるということは地域のコミュニケーションが活発であることにつながる。今日ある街で飲んでいてそんなことを感じた。自分の地元ではないが、何となくそんな雰囲気があってうらやましかった。皆さんの街はどうでしょうか?
2007.12.15
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人力検索でおなじみのはてなが地図上でコミュニケーションを楽しむ新しいサービス「はてなワールド」を公開した。はてなワールドは世界地図(Google Maps)上で自分の描いたキャラクターを操作して世界中の人々とコミュニケーションを楽しめるサービス。ユーザーは設定画面で自分のキャラクターを作成して、そのキャラクターを通じてウェブ上でのコミュニケーション体験が行える。会話ウィンドウにセリフを入力することで会話が可能。地面に青い円で表示された会話範囲の中にいる人が会話の参加者となり、会話範囲から参加者がいなくなると会話ウィンドウが終了する仕組み。様々な会話が地図上で展開し、会話ログ機能によって保存も可能。当面はクローズドベータサービスとして参加者を限定して公開。今後、徐々に定員を増やして正式サービスリリースに向けて開発を進める。バーチャルなウェブコミュニケーションの世界に地理空間情報を持ち込む試みで、地図がバーチャルとリアルの橋渡しとして機能することになる。このサービスの先にどのような世界が展開されるのか、興味深い。
2007.12.14
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さすがに12月忘年会シーズンでどうしても帰りが遅くなる。京王線は終電が早いので、遅くなると中央線で武蔵小金井に出てタクシーを利用することも多い。先日もさんざん並んだ挙句、タクシーに乗り込む。あれ?いつもよりメーターの進み方が早いぞ~そうだ、そう言えばタクシーは値上げしたのか。気付かずに乗ってしまった(笑)メーターがあまりにも小気味良く上がるのでだんだん不安になる。。。酔いが一気にさめてくるのが分かる(笑)今までであれば行けていたところまで同じ値段では無理。結局途中で降りて歩いて帰るはめに。。。何だかカッチョ悪いな。これからタクシーは書き入れ時。皆様も利用されるでしょうが、くれぐれもメーターからは目を離さないようにね(笑)
2007.12.13
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本日は四谷にてGIS NEXTでおなじみのネクストパブリッシング主催の忘年会に参加。総勢150人!すごい忘年会だ(笑)地図・GIS業界は必ずしも明るい話題ばかりではないし、どこの会社も景気がいい訳ではない。それでもここへ来ると不思議と前向き。まぁ、下を向いていても仕方がないものだ。とにかく今は足を踏み出すしかない。いい景気付けになったそんな夜。
2007.12.12
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我が家の最寄り駅には北口と南口がある。我が家は南口サイドにあるのだが、この駅のメインサイドは北口。で、南口は7:00~21:30のみの時間営業。南口が時間外の場合は北口にまわらなければならないのだが、そのためには踏切を越えなければならない。この駅は特急が止まらず、隣の駅が特急停車駅で各駅停車待避駅。上下線の時間が微妙にかぶっているダイヤため、この踏切は一旦閉まると列車4本分開かないことが多い。さらにこの駅は支線の分岐駅でもあり、本数は少ないものの支線の時間が重なると列車5本分をやり過ごさないと北口へは行けない。この間が実に微妙。。。南口が時間外の朝7時前に出かけるとき、まぁそういう時はたいてい急いでいるわけで、この踏切がネックになる。発車時間より早めに駅に着くように家を出ても踏切が開かずの時間帯になったら最後。乗れるはずの時間に駅まで来ていても踏切に阻まれて乗り遅れてしまうのだ。特に切ないのが上りの列車に乗ろうとする時。通過列車が行った後に乗ろうとしている各駅停車が来るのだが、南口さえ開いていればそのタイミングでも十分間に合うのに踏切が開かないために乗るべき列車を虚しく目の前でやりすごす運命が待っている(笑)このやるせない真実を如何にしてくれようか。。。
2007.12.11
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地図には「単位」(描かれている範囲)というものがある。大きく分けると、メッシュ単位なのかそれとも行政区分(世界地図なら国)単位なのかということ。かつては後者が主流だったように思う。いわゆる地図帳がそれで、世界版アトラスであれば大陸単位や国単位、日本版であれば地方単位や県単位が多かった。都市地図でも「区分地図」が全盛を極めた時代があったし、市ごとのペラ地図などは今でも人気が根強い。ただし、これらの地図はその行政単位で使用する分には使い勝手が良いが、行政をまたがって使用する場合には何かと不便である。行政に対してシームレスであるとすれば、メッシュ単位の地図ということになる。ロードマップなどはこちらが主体。基本的に同じ大きさの矩形メッシュから成り立っているので隣図への移動が容易であることが特長。ただし、図郭がまたがる場所では逆に見難いことがある。例えば府中市は地形図(2次メッシュ)単位で4面の図葉にまたがってしまう。こうなると4つのページを何度もめくりながら見ることになりこれはこれで使い勝手が悪い。これは行政単位・メッシュ単位のどちらが優れているということではなく、目的に応じて使い分けることが必要ということ。ただ、人によって好みはあると思う。自分の場合は区分地図世代なので。。。(笑)
2007.12.10
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京都府・兵庫県を走る北近畿タンゴ鉄道の特急「タンゴディスカバリー」が車体広告を導入した。車体広告は収益増のアイディアの一環で1988年の同社創業以来初めてのこと。路面電車や都市部の鉄道ではおなじみの光景ではあるが、同社のように観光色が強い列車では異例のこと。広告を入れるのは沿線に工場を持つ大手電子機器メーカーのオムロン。タンゴディスカバリーは鉄道写真におさまる頻度も高いことから広告効果は大きいだろう。ただ、こうした観光特急の車両はおそらく風景とマッチするべくデザインされており広告が入ることでデザインコンセプトが壊れることは否定できない。また、写真の対象としての魅力が半減する可能性もあり、リスクもそれなりに大きい。観光客や鉄道ファンに向けて逆効果にならなければいいが。。。ところで、先日TV出演したNHK教育テレビ「高校講座地理」 が12/10(月)25:00~25:30に再放送されます。出演は番組の1コーナーでわずか2分程度ですが、前回見逃した方は是非!(笑)
2007.12.09
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12月に入って忘年会シーズンが本格化。遅い時間の電車は大混雑。特に金曜日はすさまじい。混雑のため一駅ごとに乗り降りに時間がかかるため、運行自体も遅延する。運行が遅延することで駅に人がたまるのでますます混雑する悪循環。これが終電ともなると乗る方も必死だ。一部の鉄道会社では金曜に臨時列車を走らせる試みもされているがそれでもまだまだ足りないくらいの人の数だ。終電や終バスに間に合わないケースも多いからタクシーもこの時期はかき入れ時だが裏技としては深夜急行バスの利用がある。各ターミナルから私鉄の沿線へ終電後に運行される。座って帰れる上、料金もタクシー利用に比べれば安い。ただ、席数に制限があるから乗り場に行っても乗れるとは限らない。それでも帰れなかった人はかつてであればビジネスホテルやサウナ、カプセルホテルに向っていただろうが、最近ではネットカフェや漫画喫茶がお得感があって人気。いずれの方法であれ、翌日にダメージは残したくないのが人情だ。この際二日酔いは別問題としても(笑)
2007.12.08
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Hondaのインターナビ・フローティングカーを利用した災害時の通行止め区間の検出については以前紹介したが、次なるステップとしてフローティングカーデータを埼玉県に提供し、渋滞解消対策や道路政策の立案といった道路整備への活用を支援することを発表した。従来実施していた路観測調査の代わりにフローティングカーデータを活用することで、渋滞箇所を検出することが可能になる。また、所要通過時間データにより慢性渋滞ポイントを抽出し、今後整備すべき路線や工事箇所などを効果的に選定できるようになる。さらに、フローティングカーシステムが蓄積した急ブレーキデータを分析することにより、交通事故の未然防止に役立つことが期待される。こうした取り組みが次から次へと出てくることが企業として素晴らしい。自動車メーカーHondaの挑戦はまだまだ続く。そもそも次から次へと素晴らしいアイディアが出てくることが奇跡。
2007.12.07
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12/8(現地12/7)は真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦日。ところでパール「ハーバー」なのに何故真珠「湾」なのだろう?地図を見ても"Pearl Harbor"つまり「真珠港」の記載はあるが、"Pearl Bay"とはどこにも書かれていない。では何故真珠湾?確かに、湾状の海岸線ではあるが。。。こうした地名の違訳って結構あるのだろうな。
2007.12.06
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あれだけTV出演の件を宣伝しておきながら今日も一日外歩きで自分では見れず。。。まあ再放送があるので。。。(12/10(月)25:00~25:30)本日も銀座~汐留~築地~銀座~新富町~入船~新川~八丁堀~茅場町~日本橋~丸ノ内~有楽町みたいなルートで。さすがに足はパンパンだぁ。でも歩くのは本当に面白い。電車での移動は何となくデジタル(笑)街から街へとピンポイントで動くのでその間がない。ところが徒歩で移動した場合、銀座がだんだん築地になっていく様子とか、八丁堀から日本橋への微妙な変化とかそういう空気を身体で感じられるのがよい。それが感じられるとますます街の個性が良く分かるのだ。歩いている人の雰囲気まで変わるから面白い。東京は本当に刺激的な街だ。
2007.12.05
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東京って不思議な街だなって良く思う。 雑然と色々なものが混ざり合う。 美しいものと汚いもの 華やかなものと素朴なもの 近代的なものと昔ながらのもの 賑やかなものと落ち着いたもの 銀座の雑踏を抜けてしばらく歩くと水辺に出る。 水のある風景は東京の個性だ。 川辺にたたずむと永代橋が見えた。 ちょっと和んだ。 昨日もお知らせしたとおり 本日12/5(水)15:30~16:00NHK教育テレビ「高校講座地理」 http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chiri/ に出演します。 出演は番組の1コーナーでわずか2分程度ですが、 ききての香坂夏希さんと渋谷の地形を歩きます。 (再放送は12/10(月)25:00~25:30)
2007.12.04
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12/5(水)15:30~16:00NHK教育テレビの「高校講座地理」に出演します。出演は番組の1コーナーでわずか2分程度ですが、ききての香坂夏希さんと渋谷の地形を歩きます。頑張ってロケを敢行したので多くの皆さんに観ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!(再放送は12/10(月)25:00~25:30)
2007.12.03
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散歩をしていたら我が家の近所でもみじが赤く色づいていた。東京の紅葉はいつも遅くて、11月下旬から12月上旬のことが多い。いわゆる「紅葉シーズン」から遅れるので何となく気付かないまま過ぎてしまうことが多い。自分の住む街は緑が多くて気をつけていると季節の微妙な息遣いも分かるはずなのだが実際にはあまりにも毎日の光景が当たり前すぎて通り過ぎてしまう。もったいない話だ。そして東京では赤いもみじよりもイチョウの黄色が美しいと思う。外苑のイチョウ並木はもちろんだが、それ以外にも黄色が美しい街はたくさんある。今年は気付いたらもう12月に入っていた。秋の景色をあまり感じないままに(笑)空はもう冬を歌っている。
2007.12.02
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東京メトロ銀座線新橋駅の幻のホームが特別公開された。このホームは1939年1月に新橋~渋谷間が開通時のものだが、同年9月に新橋~浅草間が開業した際に新しいホームが出来たためわずか8ヶ月間だけ使用されたという。この現在の新橋駅ホームの1階上にあり、線路自体は今も夜間の留置線として使われておりホームには駅員用の会議室もあるそうで、駅の施設としては立派に生きている。壁にはタイルを使って右から左に書かれた「新橋」という駅名が残り、古びた鉄骨や狭いホームが、開業当時の雰囲気を残しているらしい。今回の特別公開は地下鉄開通80周年イベントの一環で抽選で選ばれた親子連れや鉄道ファンなど150人に公開された。う~ん。見てみたかったな(笑)それにしても地下鉄というのは謎がたくさんある。幻の駅や入替線など一般に知られていないものも多い。そしてこうしたもののほとんどは「ワケアリ」だから面白い(笑)東京メトロをはじめとした地下鉄各社・地方公共団体は小出しでもいいから公開して欲しいものだ。
2007.12.01
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