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青森県の東津軽郡外ヶ浜町龍飛の龍飛岬附近に「階段国道」と呼ばれる国道がある。国道339号の一部なのだが、灯台の建つ丘の上から龍飛漁港の間が階段区間があり、自動車の通行ができない。マニアの間では有名で訪れる人も多く、観光対象にもなっている。地図でいえばここ。丘の上は灯台が建っているほか、観光客用の駐車場があり、付近には道の駅や青函トンネル記念館や観光ホテルがあり、観光ゾーンになっている。石川さゆりがヒットさせた『津軽海峡冬景色』の歌碑があり、人が近づくと歌が流れるようになっており、観光客の記念写真スポットとして機能している。階段国道はその歌碑の脇から始まっており、比較的急な階段で一気に下る。木々の合間から見える海がまぶしい。途中大きなカラスが出迎え(?)漁港らしい光景だが結構怖い。下りたところにある龍飛漁港はごく普通の漁村で、人々の暮らしの営みを感じることができる。高低差は約70m。階段で一気に上がるわけだからなかなかきつい。それでも非常に珍しい場所でもあるので訪れたら是非挑戦をお薦めします。
2016.06.03
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寒い時期に人気が高まる温泉―。JTBが実施した調査によると、お薦め、または自分が行きたい温泉の1位は草津(群馬)となった。「泉質が良く、街に魅力がある」などの理由が挙がった。箱根(神奈川)が2位に入り、3位は伊豆(静岡)だった。箱根は「(交通の)アクセスが良く、現地の交通機関も充実していて利用しやすい」ところが評価された。伊豆は「海の幸がおいしい」「海を見ながら温泉に入れる」といった海との結びつきに人気が集まった。JTBは「温泉の質はもちろん、街や旅館の魅力などを含めて楽しんでいるようだ」と説明している。どの温泉に行くかを決める判断材料(二つまで選択可)は、近さや交通アクセスなどの「地理条件」(21・2%)と回答した人が最も多く、風情があって街歩きを楽しめるような「温泉地の魅力」(18・5%)が続いた。良い「旅館」があるかどうか(11・7%)やおいしい「食事」(10・9%)も上位に入った。調査は10月2日~8日にインターネットで実施。全国の男女計2011人から回答を得た。(スポニチより)------------------------------1位~3位までの結果を見る限り、回答にもあるように地理的条件(首都圏に近い)が効いているように感じる。特に箱根や伊豆は列車でも動ける手軽さも持ち合わせている。草津は確かに泉質もいい。列車のみではアクセスできないものの、首都圏からの距離はわりと近い。JTBのアンケートながらもインターネットでの実施となると回答者の世代的な偏りも若干きになるところ。それでも日本人はランキング好きでもあり、影響力はあるのではないだろうか。
2014.12.30
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復興ツーリズムが注目されるなか、三陸地方を特集した観光ガイドブックを出版株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)は、東北・三陸地方の観光、食、交通情報を紹介した観光ガイドブック『三陸たびガイド』を、全国書店、主要ネット書店、および『マイナビBOOKS』にて本日発売しました。本書は、三陸地方の8つの地域【岩手県久慈(北三陸)、宮古、釜石、大船渡、陸前高田、宮城県気仙沼、南三陸、石巻】の観光スポット、ご当地グルメ、宿泊施設、交通情報などを網羅した一冊で、地元の商店や民宿などを多く取り上げているのが特長です。昨年には岩手県久慈市を舞台にしたドラマのヒットで、久慈市が新たな観光スポットとして注目を集め、今年4月には岩手県の三陸海岸沿いを走る「三陸鉄道」が全線で運転を再開しました。三陸地方は、水産業と観光業が産業の二本柱でしたが、2011年に起きた東日本大震災でこれらの産業は大きな打撃を受けました。そして現在、観光客を呼び込むことで産業の復興を図るとともに、被災地の現状と防災の大切さを伝える「復興ツーリズム」を推進する取り組みが、官民連携で進められています。また、これまで三陸地方にスポットを当てた観光ガイドブックはほとんど無かったため、観光に訪れる際には個々に情報を調べなければなりませんでした。本書には有名観光地はもちろん、新鮮なイクラ丼など日替わりランチの楽しめる気仙沼の海鮮店や釜石で60年以上の歴史を誇るラーメン店といった地元で評判の飲食店まで、幅広く掲載しています。さらに各エリアのタクシー、レンタカーや宿泊施設の料金プランなどの基本情報も充実しています。そして、この地域を知る上では避けて通れない震災についても、地域ごとに「震災の記憶」というページを設けました。復興に正面から取り組む地元の人々の姿を紹介するほか、被災地を旅するにあたっての注意事項、観光マナーなども紹介しています。===================< 書誌情報 >書 名:『三陸たびガイド』著 者: 遠藤宏之価 格: 1,706円(税込)ISBN: 978-4-8399-4940-2判 型: A5判 128ページ発売日: 2014年6月26日(木)===================(BIGLOBEニュースより)------------------------------以前ご紹介させて頂いた新著です。皆さまのおかげで何とか発売になりました。多くのニュースサイトでリリースを掲載して頂いたようです。発売日ということでいくつかの書店を見て回ったのですが、大型店でも扱いが少なく、なかなか厳しい船出かなという印象です(笑)全体の部数がそれほど多くないので各書店の配本が少なく、平積みにならないというジレンマはありますが、色々な広報をしながら何とか多くの人に手にとって頂けるよう頑張っていきます。(お陰さまでアマゾンなどネット販売はまずまずの出足です)タイトルが「ガイド」なので、主として(特に東北を対象とした)ガイドブックコーナーに置かれるケースが多いかと思います。内容的にはいわゆるガイドブック的な要素も含みながら「被災地を旅するヒント集」といった作りになっていて、震災とその後のことを取材した「震災の記憶」という読み物的なページを各地域ごとに設けてあります。こちらも是非読んで頂けると嬉しいです。買って頂いた方々が「三陸を旅したい」と思って頂ければこの本を作った成果になります。この夏多くの皆さんが三陸の地を訪れますよう。【楽天ブックスならいつでも送料無料】三陸たびガイド [ 遠藤宏之 ]アマゾンでの購入はこちら。マイナビからの購入はこちら。
2014.06.27
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昭文社は、車に乗らずに旅する人向けの新・国内ガイドブックシリーズ「tabitte(タビッテ)」を創刊、7月1日より、全国各地のエリア20点を発売する。タビッテは、電車やバスで楽しむ旅に役立つ、アクセス情報の充実に徹底的にこだわったガイドブック。表紙と裏表紙の折り返し部分に「運行スケジュールMAP」「鉄道路線図」を掲載。時刻表の便利な情報を視覚的に図化するなど、一冊で快適に鉄道旅ができるよう工夫を凝らした。本文では主要エリア間のアクセスと所要時間と料金が一目でわかる「アクセス早見表」や、最新の時刻表を調べるのに便利な二次元バーコードを掲載。また、街歩きに使う地図には駅など主要地点からの距離を図示し、ユーザビリティーにこだわっている。そのほか、通常のガイドブックとしての機能も充実。現地の見どころをビジュアルに見渡せるグラビアページ、編集者イチオシのクローズアップ(特集)ページ、カセット式でスポットが見やすく探しやすい物件紹介ページなど、シンプルな中にも便利さを追求したデザインとなっている。さらに、無料付録アプリ「マップルリンク」もバージョンアップ。編集者が集めながら本には掲載しきれなかったディープな現地ネタ「編集部旅コメント」(「旅コメ」)を掲載し、今後も続々とサービス・コンテンツを拡充させていく予定だ。ラインアップは北海道、東北、日光、東京、鎌倉、箱根・富士山、伊豆、信州、北陸・金沢、飛騨高山・白川郷、名古屋、南紀・伊勢、京都、大阪、神戸、広島・倉敷、松江・出雲、四国、九州、沖縄の20冊。価格(税抜)は1000円から1200円。(レスポンスより)------------------------------これまでの昭文社はまっぷるマガジンをはじめとして、どちらかといえばドライブガイドに力を入れてきただけに、この切り口は新鮮に感じる。現状、都市部を除けば、観光地を効率よく周遊するには車が不可欠だ。対象エリアまでのアクセスは航空機や鉄道・バスを使うにしても、現地ではレンタカーを使うのが圧倒的に便利。鉄道駅からダイレクトでアクセスできる観光地は少なく、路線バスがあってとしてもダイヤは普段都市で生活している者からみれば非常に少なく、事前に時刻をきっちり調べておかなければたどり着かない(あるいは帰ってこれない)こともしばしばだ。見学時間も帰りの便に左右されるので自分のペースでゆっくり、とはなかなかいかないのも難点。もちろん列車・バスの旅にも良さはある。運転の負荷がないのは楽だし、美味しいものを頂く際にお酒を飲むこともできる。また公共交通ならではの地元の皆さんとのコミュニケーションもある。昭文社の狙いがそのあたりにあるのかどうかは分からないが、面白い試みであるとは思う。
2014.06.21
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昨秋から半年かけて取材・執筆を行ってきた『三陸たびガイド』が6/26にマイナビから発売になります(税込 1,706円)。マイナビ紹介サイトアマゾン被災地である三陸を旅することで復興を応援する企画で、ガイドブックという形式を採用していますが、現地を取材して感じたこと、これから旅する皆さんの参考になりそうな情報も併せて記しました。以下、まえがきから引用します。-------------------- 2011年3月11日以降、調査や取材の仕事で何度か被災地である三陸を訪れた。東松島、石巻、南三陸、気仙沼、あるいは釜石など、目に飛び込んでくる現実の景観はどこも衝撃的であり、言葉を失うとはこういうことを言うのか、と動揺を隠せない自分がいた。何ができるのでもない無力感と、(あの時他所にいた多くの人がそうであったように)まったく根拠のない被災者への申し訳なさに支配され、誰にも話しかけることもできずにただ粛々と業務をこなしただけで東京へと戻ってきた。当時、寄付やボランティアなど、被災地に積極的に寄り添う人たちを見るにつけ、何も行動を起こせない自分への焦燥感と、それゆえに現地を訪れることの敷居の高さを感じながらも、被災地のことは常に気になっていた。 それから1年ちょっとが過ぎ、初めてプライベートで被災地を訪れる機会に恵まれた。仕事の傍らで活動していた一シンガーソングライターの立場で、大船渡を中心として開催された音楽イベント「The North Journey」への参加である。 このイベントは千葉県市川市にあるライブハウスが主催し、現地のNPOと協力する形で大船渡の屋台村や盛駅、陸前高田、釜石、大槌など複数の会場を、参加した約100名のミュージシャンたちが旅をしながら演奏するというものだった。とはいえ、特に知名度が高いわけでもないインディーズミュージシャンが現地で歌うのはどこか押しつけ的であり、地元の人たちにとってむしろ迷惑なのでは?という葛藤もあった。しかし主催者がこのイベントを「ジャーニー」とうたったように、大きなテーマは旅であり、地元の皆さんとの交流を目的としている点が救いだった。 2日間のイベントは色々な難しさはあったものの、成功に終わった。私たちは演奏するだけでなく被災地の現状を見て、夜は明け方近くまで屋台村で地元の人たちと飲み、たくさんの話をした。2日間の旅を終えた参加者たちは、たくさんの「かけがえのない思い出」を胸に帰っていった。 同時に、私たちは2日間の滞在の中で宿泊費や食事代、飲み代やお土産代といったお金を現地に落としてき。ささやかな経済貢献であるが、1人1万円を使ったと仮定しても100人いたので1晩で100万円のお金が現地に落ちたことになる。そしてこのお金は寄付でも慈悲でもなく、私たちが得た「かけがえのない思い出」の対価なのだ。(この企画は翌2013年も「再会」をテーマに開催されて成功。2014年も開催予定) この企画に参加して得た「被災地を旅することで思い出をつくり、その対価としての経済効果をもたらす」というあり方は、もしかすると「被災地のことが気になっているけど、本当に訪れていいのか分からない(敷居が高い)」と感じているたくさんの皆さんにむけたひとつの提案になるのではないか。そう考えて本書を企画することとなった。「気軽に旅をする」ことで思い出をつくり、それが少なからず現地の皆さんの支援になるとすれば素敵なことではないか。 本書は私のささやかな体験をベースに、人の繋がりを頼りに現地を取材して書いたものである。こうした方法を採用したため、ガイドブックとして必ずしもすべてを網羅はしていないし、個人的な思い入れが過ぎる部分があることはご容赦頂きたい。本書を被災地を旅する一つのヒント集と考えて頂き、読者の皆さんが現地に足を運ばれ、色々な物を見て色々な人に会い、色々な話を聞き、色々な思いを感じることで、皆さん自身のオリジナルの思い出や繋がりを作って頂けることを願ってやまない。--------------------たくさんの人に読んで頂くことはもとより、この本を手に取った方に一人でも多く三陸を旅して頂くこと。あの日から3年以上が経過して、東日本大震災の被災地には今もその日の爪痕が残る一方、象徴的な震災遺構も一部を除いて解体が進み、また更地となった市街地ではかさ上げなどの復興工事の槌音が響いています。被災地は日々変化していて、復興への歩みが少しずつ進んでいることは取材で現地に通っている間にも実感できた一方で、地元では時間が経つごとに震災が風化してしまうことへの強い危機感を持っていることを感じました。忘れてはいけないのは今も多くの人々が仮設住宅での不自由な暮らしを続けている事実。そして百人百通りの被災者の境遇や感情は必ずしも報道では網羅されないという現実です。本書で薦めているのは「旅」をすることです。ボランティアでなくてもいいし、高い問題意識を持っていなくてもいい。極端に言えば物見遊山だっていいと思っています。それでも多くの人に三陸を訪れて自らの目で見て、話を聞いて、自分なりの何かを感じて欲しいし、何よりも三陸でたくさんの思い出をつくってもらえたら嬉しいです。訪れた人々と三陸の間に縁ができることが次の何かにつながっていくことを願っています。どうぞよろしくお願いします。
2014.06.17
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大船渡に来ている 今朝は好天 昨日は仙台から車で午後大船渡入り 盛駅で打合せしてその後周辺をぶらぶら そして夜はFMねまらいんに急きょ出演させて頂き、まさかの生演奏まで(笑) その後は屋台村へ移動して結局2:30くらいまで地元の方たちとみんなでワイワイと はい。元気です
2013.10.04
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富士山世界文化遺産登録決定から一夜明けた富士吉田。あいにくの雲で主役は姿を見せず。スケジュール的に午前のうちに富士吉田から戻らなければならず、とりあえずバス乗り場に行くが、満員で乗れず。次のバスだと午前に戻れないので電車で帰ることに。富士山駅(旧富士吉田駅)も昨年のリニューアルでちょっときれいになっていて、コーヒースタンドが出来ていた。朝ごはんを食べていないので、たい焼きと珈琲のセット(富士山セットで223円)をゲット。このたい焼きがなかなか美味かった。大月行きの次の電車は快速の「富士登山電車」。着席券200円がかかるが、乗ってみることにする。富士急は大月まで急斜面を下る車窓が好きで帰りにはよく乗るのだけど、今日の電車はなかなか楽しかった。まずは乗ってビックリの内装。座席の配置やバリエーションもユニークだけど、売店があったり、ちょっとしたギャラリー(名産品や鉄道模型など)もある。座席の移動も(混んでいなければ)自由で、むしろ車内をうろうろするのがコンセプト。客室乗務員のお姉さんが2人ついていて、色々と声をかけてくれてコミュニケーションがあるのも面白かった。乗車記念の飴を配ったり。ビューポイントを教えてくれたり。この場所は本来であれば田んぼに逆さ富士が写るのだとか。途中三つ峠駅では運転停車を利用して、記念撮影のサービスも。車内の案内も普通のガイドブックに載っていなさそうなマニアックなものもあり。お土産のワゴン販売や、乗車記念のパネルを持っての記念撮影のサービスもあった。客室乗務員とのコミュニケーションも含めて、あっという間の楽しい時間。現代の旅行において移動が単なる移動になってしまっている側面があるが(スピード化の影響も大きい)、かつて移動はそのものが旅の大切なパーツだった。富士急のこのサービスは移動を旅の1ページにしてくれるような面白さがある。(午前中の上りということもあり)ガラガラだったのは気になるが…これはお薦めです。※車内で仕事の原稿を進めるはずが、とてもそんな雰囲気ではなかったわけであります。
2013.06.24
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新潮社の旅行雑誌「旅」が2012年1月20日発売の3月号(1002号)で休刊することになった。 「旅」は1924年4月、日本で初めての本格旅行雑誌として、日本旅行文化協会が創刊した。価格は1冊40銭で、創刊号の巻頭には、田山花袋の「旅の詩と歌と」が掲載されていた。戦時中は一時、休刊したが、46年日本交通公社から復刊し、2004年の創刊80周年を機に発行元が新潮社に移っていた。 57年には松本清張の「点と線」を連載。79年には日中国交正常化を記念して中国旅行を特集するなど、話題を呼んだ。最近は、旅行需要の落ち込みなどが影響し、発行部数が5万部に落ち込んでいた。 (asahi.comより)--------------------地理好きはそのまま旅好きに置き換えることができるが、自分も例にもれずその宗派に属する(笑)旅というのは思いをはせるだけでも楽しいもので、以前はガイドブックを読んだり旅行雑誌を買ったりして雰囲気を盛り上げたものだった。そんな旅行雑誌の中でも最も好きだったのが「旅」。写真が美しく、執筆陣も充実していて、否応なしに旅情を掻き立てられる秀逸な内容だった。ほぼ毎月買っていた時期もあったのだけど、次第に生活に追われて旅からも遠ざかり、自然と雑誌も買わなくなってしまった。読んでいた当時はJTBの刊行だったが、いつの間にか新潮社に移っていたのか。そのことすら知らなかった。何だか申し訳ない気持ちだ。インターネット全盛の現在、色んな検索ができることから、旅の情報は能動的に求める時代になった。それはそれで一つの流れとして評価したい。その一方で、何となく見た人の旅情を掻き立てるような編集のされ方、旅行雑誌ならではのエンタテイメントはネット上にまだ存在しないと思う。市場原理で淘汰されるのは世の常であり、休刊自体は時代の流れで致し方ないのかも知れない。ただ、老舗の旅行雑誌が読者に与えてくれた何か、それは旅情だったり、ワクワクする気持ちだったり、そういうものはメディアが変わったとしても何らかの形で受け継がれていって欲しいものだ。その点、本質的なクオリティの部分ではネットはまだまだだと思っている。
2011.11.22
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関西電力と中部電力は、それぞれの供給地域内で発生した停電に関する情報を、自社のウェブサイトでリアルタイムに提供する。関電は11月17日、中電は11月18日に始めた。停電時や外出先からでも確認できるように、携帯電話向けのモバイルサイトも用意した。停電情報の迅速な公開に対する顧客ニーズの高まりを受け、サービスを実施することにした。 関電は、停電が発生した場合、自社のシステムで情報を自動集計・更新処理し、停電している地域や復旧が見込まれる予定時刻などを示す。供給地域の地図を使って表示し、見やすくした。地図と地域名から検索・選択して確認できる。地域、復旧予定時刻のほか、停電が発生した日時、停電中の顧客の件数について、10分前の情報を5分間隔で更新して提供する。 中電もほぼ同様の内容で、停電発生直後に、日時、停電中の地域、停電している顧客の戸数(100戸単位)、復旧した日時を掲載する。情報は停電中に加え、停電が復旧した翌日から3日間、公開する。地域名と地図から検索できる。関電、中電のサービスとも、モバイルサイトでは供給地域の地図の表示はなく、文字での情報提供となる。 情報関連機器の急速な普及に伴い、停電情報のスピーディーな提供が求められていたことから、停電情報の公開を決めた。きめ細かな情報公開によって顧客サービスの向上を図る。両社とも、設備の保守・管理に万全を尽くして安定供給を維持し、停電した際は早い段階での復旧を目指す、としている。(エコジャパンより)--------------------夏の暑さの中の節電も大変だったが、冬の寒さをしのぐのもなかなか大変だ。暖房器具も現在では電気によるものが多いので、寒ければ寒いほど電力需要が上昇する。石油ストーブは禁止されている建物も多く、ガス暖房もそれほどは普及していない。今日あたりは急に寒くなったことで、夕方にはかなり消費電力量が上昇したようだ。日々の電力会社管内の使用量のチェックも重要だが、停電の状況を知ることも重要。その意味で今回の情報公開は必要なこと。ただ、停電したらウェブ見れなくないか。。。?
2011.11.19
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北方領土・国後島沖で21日、ロシア国境警備局に拘束された琉球大医学部6年の栗山圭輔さん(37)が25日夕、根室海上保安部の巡視船に引き渡され、北海道根室市の根室港に帰還した。栗山さんはシーカヤックで知床半島を1周する予定だったといい、「悪天候のため、自らの力で戻って来られず、ご迷惑をおかけしました」と話した。健康状態に問題はないという。栗山さんによると、16日に知床北部の斜里町ウトロを出発。シーカヤック(全長約5メートル)に1週間分の食糧を積み、知床南部の羅臼町相泊に向かった。18日に知床岬を通過しようとした際、風と北東の強い流れに引っ張られ、沖に流されたという。国後島の地図は持っていなかったが、全地球測位システム(GPS)で位置は把握できたといい、「このまま流されると助からないと思った。国後島が見えてきたので助かる可能性があるかもしれない」と島の沿岸に近づき、ロシアの警備艇に拘束されたという。ロシア国境警備局は当初、栗山さんが「ゴムボートに乗っていた」とし、無許可渡航の疑いもあるとして同島の古釜布(ロシア名ユジノクリリスク)に移送し事情を聴いていた。しかし、栗山さんに意図的な渡航の意思はなかったとし、25日午後4時半ごろ、警備局の船が根室沖で根室海保の巡視船と落ち合い、栗山さんを引き渡した。(毎日jpより)--------------------はなはだ人騒がせな話ではあるけれど、気持ちは分からなくもない。知床半島は多くの人を惹きつけて止まない憧れの土地。それでいて今もって半島の奥は道もなく人を寄せ付けない秘境。特に知床岬は船をチャーターしない限りなかなかたどり着けない訳で、それゆえ岬を目指すためには様々な冒険的突破が必要になる。羅臼岳、硫黄山、知床岳と尾根伝いの場合はハイマツに苦しむ。海岸線も断崖が続くので陸路は険しい。自分も学生時代に羅臼町相泊(道路の終点があるどん詰まりの集落。記事中の栗山さんもここを目指したようだ)から海岸線をたどって岬を目指したことがある。崩浜を抜けて観音岩を鎖で越え、化石浜とたどる。海岸には番屋が続いていて、漁師たちにとっては普通に作業場となっている。結局タケノコ岩の手前で海に潜らない限り先に進めなくなり断念。大した準備もせず、無謀な計画だったのは若気の至りだが、やはり道は遥かに遠かった。岬への憧れは今も持ってはいるが、さすがに実現はもう難しいな。今回のようなシーカヤックはいいアイディアだけど、何しろ海も厳しい。流されてしまって国後島があったのは幸運だったといえるだろう。記事を読んでいたら久しぶりに知床の海が見たくなった。そうか、今じゃ世界遺産なんだっけ。
2011.08.26
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訳あって信州にいる山の中なのでかなり涼しく、雨が止まないこと以外は快適だ。山の上は暑い雲に覆われている。予報では東京も雨。蒸し暑さの中に戻りたくないが(笑)
2011.07.29
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「暴露甲板」って何だろう、と気になって調べてみると「最上部の甲板」を意味するらしい。インパクトのあるネーミングだな、と思った。それにしても黄昏の船には何ともいえない旅情がある。
2010.12.19
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地方へ行くと車社会は顕著だ。東京であれば駅周辺が開けるが、地方都市ではバイパス沿いが大型店でにぎわう。そのあおりをうけてか、旧市街の商店街はシャッター通りになっていることが多い。これは比較的大きめの都市でも例外ではなく、買い物客は車利用で大型店に流れる傾向がある。最近出張で地方都市に滞在する機会が多い。会議や営業系の出張であれば駅周辺や繁華街に宿泊するケースがほとんどだが、調査など現場関係の業務であれば、むしろ最近流行りだした高速インター近くやバイパス沿いのロードサイドホテルに宿泊することが多くなった。街中と違って駐車場代がかからないし、駐車場そのものも広い。部屋も広めでゆったりしているのがこうしたホテルの特徴。気軽に繁華街に飲みに出かける、という向きには耐えられないかもしれないが(笑)前述のようにバイパス沿いであれば食事も買い物も事欠かない。ここにきて大手チェーンもロードサイド系の出店が増えている。時代はどんどん郊外型へシフトしていくのだろうか。。。
2010.12.04
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グーグル株式会社は8日、観光地で撮影された旅行動画を紹介する特集チャンネル「YouTube TRAVEL」を開設したと発表した。 第1弾企画として、羽田空港新国際線ターミナルより就航した世界10都市の旅行動画を掲載する。ページ上部にはFlashを用いたガジェットが表示されており、都市名をクリックすると、Google マップの衛星地図上で飛行機が羽田を出発し、目的地の空港まで飛行。その後、各都市の見どころを紹介する動画が一覧で表示される。 また、株式会社日本航空インターナショナルおよび株式会社ジェイティービーとの協力により、航空券やツアーを販売するサイトへのリンクも表示される 「YouTube TRAVEL」チャンネルでは、一般からの旅行動画も随時募集している。(INTERNET Watchより)--------------------様々な分野において動画の効果は大きいが、「YouTube TRAVEL」とはよく考えたものだ。ヴァーチャルではありながらも、旅情がかきたてられれば人は旅へと腰を上げる。ヴァーチャルをリアルな旅の入り口としてたくさんの人が旅立てばいい。もちろん、仕組みができたところで人の心を動かすような中身が伴わなければ意味がない。そういう意味では、一般からの投稿がカギを握るだろう。もしうまく機能すると、旅行のあり方やその計画の仕方も変わっていくのかも知れない。
2010.11.09
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初めて間近で見る雲仙普賢岳その山麓にはかつての火砕流災害の爪痕が今も残されている犠牲、恐怖、そして教訓人は多くを学んで尚、自然との共存を図る美しい海と山その事実はあの時も今も変わらない
2010.02.09
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富士吉田の朝。氷点下の空気が気持ちを引き締める。数日前に降った雪が凍る道。今日の最高気温は0度の予報。真冬日の街を見守る富士の姿は崇高だ。今日も良い一日でありますよう。
2010.02.06
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川沿いに広がる一面の田んぼ。案山子がひとり、ふたり初秋の風が吹き抜けた
2009.09.05
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一面のブドウ畑が潔い。
2009.08.30
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子どもたちに夏休みらしいことを何もしていなかったので、多摩六都科学館へ出かけてみた。それほど遠くないし、入場料も手頃でなかなかよろしいかと(笑)近場とはいえ、電車を乗り継ぐと大回りしていくことになるので乗り換えの連続。車だと近いのだがマイカーないので。。。最寄駅は西武新宿線の花小金井で、そこから徒歩25分ほど。炎天下、いい汗かいた(笑)展示内容は盛りだくさんで、「宇宙の科学」「生命の科学」「生活の科学」「地域の科学」「地球の科学」の各コーナーがあって、それぞれのテーマにそって楽しく遊びながら学べるようになっている。子どもばかりでなく、親も思わず夢中になっている(笑)科学というのは日常の中にある「なんでだろう?」という素朴な疑問から出発する。子どもたちにとって、そういうヒントがあって、体験しながら原理を知るというのは大切なこと。色んな遊びを楽しんで、色んな不思議と出会って、そしてその中から「なるほど!」と得るものがあればそれが一番だ。展示室のほかにも「サイエンスエッグ」と呼ばれるプラネタリウムドームや、屋外施設も充実しており、休日をたっぷり楽しめる。今日は結構学べたと思う。親が(笑)
2009.08.17
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帰りの東北道ETCの逆効果で渋滞が心配だが。。。さて、どうだろう
2009.08.09
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旅先にて。花巻市東和町土沢。街の裏の丘の上に土沢城址がある。悠久の時を経て静かに街を見下ろす。ヒグラシの鳴く夕暮れ時がお勧めだ。
2009.08.08
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所用で花巻に来ている。この週末は平日もETC割引、ということで今朝降りるICで料金表示に注目!1000円の表示に感激♪初めて恩恵に預った。
2009.08.07
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いつものように大きな富士山さすがに朝は涼しくて気持ちがいい。それでも急いで東京へ戻らなければならず車中の人になる。それにしても富士急の上りはひたすら下っている。。。(笑)
2009.06.28
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神田の街とSL。一見不似合いな組み合わせながら、ここでしかあり得ない光景(笑)神田明神の門前にある甘酒の天野屋さんの店主は様々な秘蔵コレクションを持つことで有名だが、鉄道に関する造詣の深さはリスペクトに値する。なかでも模型の収集に関しては筋金入りで、コレクションを見た知人は興奮気味にその価値を語る。この日は子どもの日にちなんで、天野屋店主が自作の蒸気機関車の模型を走らせるという情報を聞きつけて、地図業界の鉄道好きの集まりであるRailwayNextのメンバー数人が神田に集まった。あいにくの雨の中、天野屋を訪れると店の裏に長くレールが敷き詰めてある(笑)既に蒸気機関車は勇ましく煙を吐いていた。模型とは言え、実物を完璧に再現しているこだわりの深さ。釜にくべる石炭も幌内産にこだわって入手している。運転も本物と同じ。走らせるにはそれ相当の苦労が伴うが、間近でその原理を見ることができるのは貴重な機会だ。そして実際に子どもたちを(大人も混じっているが…笑)乗せて軽快に動いた。レールを刻む音にこれまた感激する。本物同様に動くSLを生で体感できたのは子どもたちには貴重な体験。実際の運転も交代でやっていたので、友達への自慢が一つ増えたろう(笑)我々大人にとっても滅多に見ることができない世界。あいにくの雨、それもだんだんと強くなってきてしまったのは悔やまれるが、また来年の子どもの日の再会を約束してお開きになった。神田の街を走る蒸気機関車。来年ご一緒にいかがでしょう?
2009.05.06
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ゴールデンウイークは例のETC効果もあって高速の渋滞が続いているようだが、特に遠出の予定もなく、子どもたちを連れて近場の散策を楽しんだ。我が家のある府中市の川向うは多摩丘陵。ニュータウンの開発で終戦直後に米軍に撮影された空中写真にあるような本来の姿から激変してしまったが、まだまだところどころに自然の良さが残っている。尾根環の町田市側などはその好例で、いくつもの谷戸が残っており、市でもその保全に力を入れ始めている。耕作放棄地が増えていることなどネガティブな側面もあるものの、この地域特有の景観が維持されて欲しいと節に願うばかりだ。さて、今日訪れたのは百草園。このあたりは七生丘陵と呼ばれ、今も住宅地の合間に自然の姿が顔を見せる風情。百草園駅を降りてから散策コースに上り、木々の間をアップダウンを繰り返すと、突然百草園の前に出る。百草園は四季折々の顔を見ることができる日本庭園だが、丘陵地を利用しているため眺望が良いのも特徴。この日も新宿の高層ビルがくっきりと姿を見せていた。イベント広場では草笛の演奏と講習会をやっていて、なかなかの人気だった。帰路は少しコースを変えて、モグサファームの牛を見ながら切通しを抜けて川崎街道へ抜けた。このルートも住宅地になっているが、大規模な開発ではないので、丘陵地らしさが覗かれる。川崎街道沿いのジェラート店アルティジャーノに寄る。モグサファームのしぼりたてミルクジェラートが人気だ。一宮交差点から京王線を渡って、小野神社の脇を抜けて聖跡桜ケ丘へと歩く。用水路を泳ぐ魚に癒されながらやがて駅へ。交通費は往復でわずか260円。十分に心地よい散策コースだった。
2009.05.05
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東京地図出版は訪日外国人向けに観光情報を提供するインターネットサイト「Japan-i」(ジャパン・アイ)と、同名のフリーペーパーの発行を1日から始めた。サイトは英語と中国語、韓国語、フリーペーパーは英語と中国語版を用意。中国の旅行情報サイト大手や韓国の出版社大手と提携し情報発信力を高める。観光地情報以外でも、「クール・ジャパン」として知られる日本のファッションやアニメ情報などを充実させる。(毎日jpより)----------------------これまでもありそうでなかったサービスの登場。外国人観光客向けフリーペーパーは重宝されるかも知れない。そこからサイトへ誘導できればさらに充実した情報を得ることができる仕掛け。サイトを見るとなかなか立派で、それなりに広告も充実している。フリーペーパーはオールカラーで、毎月日本国内の最新情報を伝えていくという。成田空港、交通機関、都内のホテルや百貨店、観光案内所など約900箇所で入手が可能。一方、インターネットサイトでも毎月100本以上の新着情報をアップするという。総ページ数は10000を超え、外国人向け観光・旅行情報サイトでは日本最大級のページ数。フリーペーパー、インターネットサイトともにすべて外国人記者が取材し、観光案内のみならず、文化芸術、ファッション情報などのあらゆる最新情報を外国人目線で伝えるのが売りだ。東京地図出版と言えばミリオンのブランドでもおなじみの老舗の地図出版社。これまではかたくなに出版路線を歩んできたイメージがあるが、今回の試みはフリーペーパー+ウェブという野心的なスタイル。しかも中国や韓国といった近隣諸国の観光客をターゲットにしている点もよく練られている。今後の展開にも注目したい。
2009.02.02
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江戸東京たてもの園を訪れた。小金井公園の中、広い敷地の中に歴史的建造物を移築した野外博物館。特に昭和の懐かしい光景が目を楽しませる。建物ばかりでなく、洗濯物やお店の再現など細部にまで気を配ったつくりが楽しい。古い都電の展示などもある。中まで見学できる建物もあり、それぞれに特徴があって面白い。どの年代のものしっかりとしたつくりで、理にかなった建築がされているのは感心する。デザインも現在の画一的なものに比べると個性的。新しいものばかりがもてはやされる時代だけど、古きを訪ねて分かることは案外多い。まさに温故知新を感じさせる施設だ。
2008.08.14
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仙台の街は七夕を前に賑わいを増している。街はそろそろ飾りつけが始まっている。七夕飾りは手のかかるつくり。本番では相当な数が飾られることになるのだから、如何に多くの人がこの祭に関わっているのかが良く分かる。夏休みの観光で訪れている人も多いが、みんな一様に飾り付けを興味深そうに覗き込んでいる。本番は凄い人出なのだろうな。一度来てみたいものだが。
2008.08.04
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遠野にいる。民話の里として有名なこの街だが、久しぶりに訪れて感じるのは人の暖かさと思いやり。そのように人あってこその民話なのかな、と思う。
2008.08.01
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読売旅行のツアーの新聞折り込みパンフやホームページに使用許諾を受けていない観光地の写真が無断掲載されていたことが発覚した。これは写真貸出会社から「写真を無断で使われている」との抗議を受けて発覚したもの。調べたところ、複数の社員が他社のパンフレットなどから無断で使ったことを認めたという。 これは大手旅行会社としては軽率。観光地写真は実は結構難しい。撮影者の著作権もさることながら、写っている物件そのものに肖像権を主張する観光地も多いことから使用許諾を得るのは容易ではない。つまり、個人で撮った写真でも掲載には許可が必要ということ。実際、掲載するに当たって一定の金額を支払うケースも多いという。そこまで行くとちょっとやりすぎじゃないかと思わなくもない。観光地はお客さんに来てもらってなんぼ。パンフレットやガイドブックなどへの掲載については本来積極的に行うべきこと。何だか本末転倒だな。もちろん無断転載は論外としても。。。
2008.07.20
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冒険家堀江謙一さんが操る「SUNTORYマーメイド2号」が4日夜、和歌山・日ノ御埼沖の紀伊水道にゴールした。ハワイ・ホノルルから約7000km、出航してから110日目。波の力だけを頼りにした波浪推進船による本格的な航海を世界で初めて成し遂げた。波浪推進船は自然エネルギーである波の力のみを推進力としている点で画期的。ただ、今回の航海では海流の影響等もあって予定の5月からゴールが大幅に遅れたという。原点をたどるならば元来旅は冒険と同義のものだったように思う。旅の手段や目的そのものも時代とともに変わってきた。そもそも今回のように手段そのものが目的になるケースは少なくなった。宇宙空間や地中・深海を除いて世界の旅そのものが開拓されつくした感があるとすれば、必然と冒険の目的は手段そのものに回帰していくのかもしれない。波浪推進船の旅にふとそんな感想を持った。
2008.07.05
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富士急行に乗る機会が多い。ローカル線の正しい姿のような気がして好きだ。ユニークなコンセプトのフジサン特急やトーマス列車など人々の興味を引きつける工夫もしている。フジサン特急車内限定発売の富士急行煎もナイスアイディアだ(笑)でも何よりも沿線風景がいい。雄大な富士の姿はもちろんのこと、裾野に広がる富士吉田や都留の独特の景観から桂川の素朴な渓谷美まで楽しい車窓だ。東京から富士五湖方面ははっきり言ってしまえば高速バス利用の方が値段的にも時間的にも優位なのだが、それでも時々無性に富士急に乗りたくなってしまうのである。
2008.06.29
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パシフィコ横浜で旅フェア2008が開催されている。地理空間情報フォーラムと会場が隣り合わせだったので、19日のビジネスデーに顔を出してみた。いやいや、これはうって変わって華やかで楽しい(笑)旅行・交通関係のブースの他、県や市町村、観光協会などが出展しており、日本各地の観光情報や物産などが大集合している。各地の食を楽しむのもいいが、ちょっと変り種は温泉。いくつかの温泉が足湯をやっているのだ。そう言えば今年のテーマは「癒し」。足湯の他にもマッサージなどリラクゼーション系のアトラクションが色んなブースにあった。華やかなところでは各地の美人コンパニオン(いわゆるミス○○)もムードを盛り上げるが、もうひとつの楽しみがあの「ひこにゃん」をはじめとしたイメージキャラクターが集合していること。関東でひこにゃんに会える機会もなかなかないので(笑)この他にも郷土芸能などのイベントや懸賞クイズなど遊ぶには事欠かない。何かと地方の不振がささやかれる昨今だが、こうしたイベントで元気を届けて欲しいものだ。旅フェア2008は22日(日)まで。予定がない方には是非訪れてみて欲しい。
2008.06.22
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イエメンでの邦人誘拐事件は2人の被害者が無事解放されて事なきを得た。まずは良かった。一方で、このツアーを手配した旅行会社エアークリスタルが現地が外務省の「渡航延期」勧告が出されている危険な地域であることを参加者に事前に伝えていなかったことが問題視されている。「渡航延期」は、外務省が出している4段階の危険情報のうち「退避勧告」に次ぐ段階。イエメンでは過去に国際テロ組織アルカイダ関連とみられるテロや誘拐事件が相次いでいたためとされる。確かに、外務省の勧告を伝えていなかったのは落ち度ではあるが、そもそも旅をすることそのものがリスキーな冒険行為、まして外国のこと、事件や事故に巻き込まれる可能性はあって当然。今回の被害者がどうこうではなく、やはり旅に出る前には情報収集が必須。そしてその事前の情報収集こそが旅の雰囲気を盛り上げると思うのだが。なまじツアーだとその楽しみすらないのだろうか。。。?
2008.05.09
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数ヶ月前に東京版を出版して話題を巻き起こしたミシュランガイド、ホテルやレストランを中心に取り上げた前回のガイドに続いて本格的な観光ガイドである「ギド・ヴェール(緑のガイド)」を発売することになった。こちらは主要観光地を「三つ星」~「星なし」で格付けし、詳細な解説も載せた硬派の観光ガイドで、アジアではタイに続いて2ヶ国目となる。格付け・編集はミシュラン独自で行うため、日本の感覚とは異なる結果も考えられるが、非常に興味深い試みだ。前回時のレストラン同様、格付けによる観光地の一喜一憂があるかもしれない。ミシュラン方式の格付けが日本の風土に合うのかどうかは未知数だが、新しい文化が持ち込まれることだけは確か。来春の発売が楽しみ。
2008.05.08
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JTBはモバイル利用の旅行者向けに新会社を設立して、出発前に自分でパソコンに搭載した好みの情報を旅先で携帯電話経由で閲覧可能にするサービスを開始する。更に携帯電話で旅行商品を簡単に予約・購入できるようにするという。設立されるのは「株式会社モバたび」で、手始めに6月に旅行先の口コミ情報やツアー情報を検索・編集ができるコミュニケーションサイト「たびけん!」をパソコン版とモバイル版で開設する。サービスの内容は旅行前にパソコンで収集した情報を携帯電話に転送し、ガイドブック代わりとして現地で活用すること。そしてGPSを活用した現地情報提供。これにより旅先でも最新の情報を入手することが可能になり、「いつでも」「どこでも」現地のツアーを携帯電話で予約から購入までできるサービスが利用可能になる。旅は便利になるが、あまりにも至れり尽くせりでサービス過剰のような気も?(笑)それでも旅行代理店としては競争に勝ち抜くための新サービスとして位置づけられるのだろうか。
2008.03.28
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環境省は宮内庁から移管される那須御用邸の用地の一部(約570万平方メートル)について、保全整備構想の骨子をまとめた。全域を一般開放して自然に親しむ「那須の森」(仮称)とする内容。標高630~1000メートルは「自然観察の森」として歩きながら森林や渓流を観察できるようにする。1000~1150メートルの「自然体験活動の森」は本格的な自然体験、里山観察を楽しむ場を整備する。近年のリゾート・観光開発は施設ありきの傾向が強く、遊ぶより遊ばせてもらうスタンスのものが多かった。せっかく大自然の懐に行くのだから、その自然そのものを愛でることが第一。作られた何かでない、本物の発見や感動がそこにはあるはず。子どもたちにはそんな体験を積み重ねてもらいたいものだが。
2008.02.29
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英ヴァージン・グループの宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックが制作中の宇宙船の模型を初公開。宇宙船「スペースシップ・ツー」は乗員2人、乗客6人が搭乗できる。建造は60%段階まで進んでおり、年内に試験飛行、早ければ来年にも商用飛行を始めるという。 なんと予約者は200人にのぼるというから人気の高さは相当なもの。料金は1人20万ドル(約2150万円)でさすがに高いが。母船となる航空機「ホワイトナイト・ツー」がこの宇宙船を高度15キロメートルまで搬送。宇宙船は空中でエンジンを点火して高度100キロメートルの宇宙に乗客を運ぶ。乗客はおよそ5分間の無重力状態を経験するのだそうだ。昔の漫画などを見ていると、21世紀は気軽に宇宙に出かけるノリだったけれどやっとその足がかりくらい出来たのかな?宇宙に行ける可能性がるだけ凄い時代になったともいえるが。。。そして旅ををするなら地図が欲しいところ。ところが地図は大地があるからこそ2次元になり得る。宇宙空間の地図はどのように表現するのだろう。実質3次元でなければ対応できないだろう。では空間表現をどうするか。地球の近辺ならITRF座標系(地心座標系)が使えるが地球から離れればそんなにお手軽にはいかず、どのように克服していくのかちょっと楽しみだ。需要が高まれば宇宙の地図も出回るんだろうな。どんなつくり方がされるのか、ちょっと楽しみです。
2008.01.24
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昨日TVのニュースで見てちょっと興味を持ったのが諏訪湖で運行された水陸両用バス。文字通り道路から水の中へバシャっと入ってそのままスイスイと進む姿は違和感十分(笑)こんな乗り物があったとは!(軍事用の水陸両用ジープなら分からなくもないが・・・)調べてみると大阪のNPO法人が事業主体となって6月からまず大阪で運行されたのが始まり。その後8~11月に栃木県の川治ダムで社会実験として運行、そして今回の諏訪湖になったようだ。認可したのは国土交通省だが、道路運送法および海上運送法と両方に関わるため事情は複雑。利用の仕方もまずは体験ツアー的な企画からスタートしているようだ。確かに、本来バスから船に乗り換えてしまえば済む話なので、目新しさや乗り物としての面白さを全面に出さないとあまり意味がない。どうしても水陸両用バスがないといけないような場所が日本にあれば別だが。どこかあるだろうか?外国ではそれなりに例があるそうだが。。。ちなみにこの水陸両用バスの制作費用は1億円。燃料は使用済み天ぷら油!最高速度は陸上で100km/h、水上で4.5ノットとのこと。まずは一度乗ってみたいものだが。何だか船酔いしそうで怖い(笑)
2007.11.18
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JTB首都圏が夕張リゾートやホームファッションニトリと共同で修学旅行の体験素材「夕張社会貢献プログラム」を開発した。地域再生支援として地方財政についての学習と社会貢献活動を体験するものですでに1校が修学旅行企画として採用したという。近年地域活性のために修学旅行誘致を積極的に行っている自治体が増加している一方、修学旅行自体も体験を中心とするプログラムが主流となってきている。JTB首都圏は地域再生支援と首都圏の修学旅行需要を結びつける狙いでプログラムを開発。通常ドキュメンタリー番組を見るような感覚で夕張の過去・現在・未来を実体験する企画で従来の修学旅行に比べると「社会科見学」的な要素が強くなるのだろうか?最近の修学旅行でスキーツアーや海外旅行など多様化しているがこの国で起こっている問題の渦中に入り込む経験は貴重なものになるかも知れない。自分らの頃は京都・奈良の神社仏閣めぐりが主だったけどなぁ。修学旅行ってあまりデフォルト化させずにその時代その時代を切り取ったような実体験が出来るの旅が本当の思い出になるのかも。そういう意味では今回のプログラムは面白いし、それを体験する子どもたちがどのように感じるのかもちょっと楽しみだ。
2007.11.08
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赤福の賞味期限問題が世間をにぎわせている。赤福といえば日本一の売れ行きを誇るお土産のホームラン王(笑)伊勢神宮土産とされているが名古屋辺りでもお土産として重宝されている。それどころか、デパートの物産展などで東京でもかなり売られている。ここに来て組織ぐるみの偽装が表面化してきており、今後へ予断を許さない。少し前を思い出せば札幌土産の白い恋人がやはり賞味期限切れで問題になった。また、京都のおたべでも似たようなことがあったように記憶している。これだけ次々と同じような不祥事が発覚するのは異例でもしかしたら氷山の一角なのかもしれないと勘ぐりたくなってしまう。そしてこうしたニュースが本質的にお土産という商品の在庫管理の難しさを物語っているとは言えまいか。当然各社とも計画的な生産を行っているだろうが、それでもどれくらい売れるかは未知数。そして売り時が限られていることから機械損失を回避するために在庫は多めに持ちたい。しかし売れなければその在庫は全て無駄になってしまうわけで、そう考えるとお土産という市場は案外リスキーだ。抱えている事情はどこの地方のどこのメーカーでも同様なはずでお土産業界の苦労がしのばれる。それでもお土産は観光地にとっては貴重な収入源のひとつ。地方経済の安定のためにもこの問題が今後尾を引かないことを祈りたい。
2007.10.22
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JR九州とJR西日本は平成22年度に予定されている九州新幹線の博多~新八代間開業に伴う直通運転の実施を発表した。これによると到達時間の最速は新大阪~熊本間で概ね3時間20分前後、新大阪~鹿児島中央間では概ね4時間前後とされる。もともと寝台列車が走っていた距離であることを考えるとかなり速いように感じる。新幹線は時間地図をどんどん縮めていく。またこの直通運転の実施に際して、東海道新幹線との直通は行わないことも言及されている。 東京⇔熊本・鹿児島という需要がそれほど見込めないことによるものだ。実際問題として、東京⇔博多間でも飛行機利用が圧倒的に多い。新幹線と飛行機の棲み分けを考えた場合、東京⇔鹿児島直通運転にこだわることは確かにあまり意味がないことなのかもしれない。新幹線沿線でも空港と市街地との移動時間の関係で京阪神地区と広島に関しては新幹線利用が優位だが、福岡のように市街地から空港の便がいい都市ではやはり飛行機利用が一般的だろう。もちろん、世の中には飛行機が苦手な人はたくさんいるので選択肢が増えること自体は歓迎される。乗り換えはあれど、そこそこの時間で熊本や九州までたどり着けるのはありがたい話だ。このあたりは、今後新幹線が北海道や北陸へ展開しても同様だろう。利用者にとって選択肢が広がってそれなりの棲み分けが出来れば旅の楽しみも広がるというものだ。
2007.10.21
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小田急電鉄と東京メトロはロマンスカーの千代田線乗り入れを発表した。新型ロマンスカーMSEは地下鉄乗り入れに必要な前面貫通扉を装備する。これにより懸案となっていたロマンスカーの千代田線乗り入れが2008年3月からいよいよ実現する。千代田線内の停車駅は北千住、大手町、霞ヶ関、表参道の4駅。平日はビジネス特急、土休日は箱根湯本直通の観光特急として運転される。これまで北千住からだと東武で日光へ行くイメージだったが、これで東武線方面から箱根への観光ルートが便利になる。箱根からロマンスカーとスペーシアを乗り継いで日光へなんてことも実現可能だ。また、臨時列車として連絡線を通って有楽町線へ乗り入れも実現。こちらの停車駅は表参道、豊洲、新木場となる。これで本厚木方面からロマンスカーでディズニーランドへなんてプランも可能だ。今回のケースを前例にして私鉄各社が特急車両の地下鉄乗り入れが進めば面白い。レッドアローの有楽町線乗り入れやスペーシアの半蔵門線乗り入れなどはいずれ実現するかも?
2007.10.20
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昨日はラーメンの話題だったが今日はほうとう(笑)所用があってなぜか今河口湖にいる。いつもここに来ると吉田のうどんを食べるのだけど、今日はもう終わっていた(笑)なので仕方なく久々にほうとうを食べた。ほうとうは元来家庭料理なので場所によって味が違うのだけど今日のは牛乳でマイルドに仕上げてあった。これがなかなか美味しい。癖になりそうだぞ(笑)ところで今日の河口湖は外国人だらけ。聞いてみるとF1関係者だとか。そう言えば今年の日本GPは富士スピードウェイ開催か。案外山梨側に泊まってるんだね。まあ近いもんな。でも彼らはほうとうなんか食べないんだろうな。是非ほうとうをインターナショナルにしたいのだけど(笑)さてさて、これから東京に帰りますか。
2007.09.28
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秋空を見ていると無性に旅に出たくなる。これはほとんど病気だ(笑)放浪癖があるのかな?基本的に浮遊霊タイプなのでじっとしているのが苦手。旅をしている自分の方が何となくしっくりくる。空は不思議だ。どこへでもつながっているからだろうか、青さに誘われて出かけたくなる。特に秋の高い空では顕著だ。でもこの時期って休みがないから出かけるわけにもいかず。。。(笑)夜の空、特に月を見ていると夜行列車に乗りたくなる。昔は旅立ちはいつも夜行と決めていた。列車の窓から動かない月を見ながら色んなことを考えるのが好きだったな。今では夜行列車そのものが減ってしまった。新幹線、飛行機、もちろんどんな交通手段を使うにしろ旅は楽しいものなのだけど、若い頃の旅の思い出はいつも夜行列車がらみだったな。世の中は便利になって交通機関のスピードアップでどこへでも気軽に行けるようになったけれど、空に浮かぶ月を見ながら思いをめぐらす時間は失われたように思う。いつかまたそんな旅をしたいけれど。
2007.09.18
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