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今日はなぜかサッカーの話。

Jリーグは首位浦和と2位鹿島の直接対決で鹿島が勝ったことで
優勝争いが次週の最終節に持ち越しになった。
やはり権利があったガンバ大阪が後一歩のところで同点に追いつかれて脱落したが
最終節は盛り上がることだろう。

そんな盛り上がりの裏で現在「地域リーグ決勝大会」という熱い戦いが繰り広げられている。

現在の日本のサッカーはJ1･J2のプロリーグの下に
JFL（日本フットボールリーグ）というアマチュアのトップリーグがある。

アマチュアリーグとは言っても、企業や大学のチームばかりではなく

今年はロッソ熊本のJ2昇格が有力。
もしかしたら岐阜FCの昇格もあるかもしれない。

このJFLまでがいわゆる全国リーグで、
この下に全国を9地域に分けた地域リーグ、さらに都道府県リーグが存在する。
それぞれのカテゴリで毎年上位チームの昇格、下位チームの降格があり、
新たなクラブを作ってJリーグを目指そうと思えば
原則としてこのステップを上って行かなければならない。

そして地域リーグで優勝したクラブが集まってJFL昇格を争うのが
「地域リーグ決勝大会」である。

この大会は例年観客は多くないものの異様な盛り上がりを見せる。

将来のJリーグ入りを狙うクラブは元Jリーガーなどプロ契約選手も含めて

しかしこうしたクラブには様々なプレッシャーが存在する。

地域のJリーグ入りへの熱はなかなか長続きしない。
お金がかかるからである。
熱があるうちはスポンサーも集まるが、昇格が遅れると次第にスポンサーは離れて行き
それに伴ってクラブの自体が消滅するケースも多い。

一方企業チームにしてみると、何とかプロを食ってやろうという気持が強い。
しかも企業の福利厚生の一環で活動していることから
地域クラブに比べると、専用グラウンドの確保など環境は整っている。
基本的に社員であるから生活の不安もない。
（地域クラブの選手はプロ契約選手であってもほとんどがアルバイトをしている）

こうした別々のスタンスや環境でプレーしていても
グラウンドでは同じボールで争うわけで、そこにドラマが生まれる。

果たして今年の昇格チームはどこになるのか。

将来のJクラブの全国的な分布を考えれば地域クラブの頑張りに期待したいが。。。

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