つれづれなるままに

つれづれなるままに

うつにさせる要素



老人ホームなんかでボケのお年寄りを行方不明になったら困るからって、縛っておくのはよくない!なんてテレビで見ませんか?確かに人権問題ですよね。でもね、反対してる理由それだけじゃないんですよ。

 実はね、縛られると自分でなんでも出来ないでしょ?自由がきかない。何も一人で出来ない。大変不自由です。考えてみて下さい。これって心理的に悲惨じゃないですか?つまり、動けない=なーんにも出来ない=もう駄目だ・・・=絶望的。と思いこませちゃうんです。精神衛生上良くないでしょう?これがご老人だった場合は、自殺こそしなかったとしても、生きる意欲を無くしたご老人は寿命を縮める結果になってもおかしな話ではありません。

 実質こんな結果も。老人ホームでの実験です。1つのグループにはいろいろな選択をさせます(お花の位置は?今日は何から訓練しますか・・など)。もう1つは、決められた通りに行動しなければならないグループ。もう結果はわかりますね。選択できるグループの方が、死亡確率も低かったのです。

 人間には自分で選択して生きてるって自覚が必要なんです。自分で自分の人生を動かしてる気がしない人生は人間を絶望的にさせます。人間はもうお手上げ!って状態になると、落ち込みます。これがネガティブな人なんかに起こると、うつ病へつながって行く可能性が高いんです。そして最悪、自殺につながるわけですね。

 お子さんにはどうか、選択させてあげてください。お子さんの将来を。


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