つれづれなるままに

つれづれなるままに

自発的に人を動かす


「今朝のゴールを達成しないと、今後のことは考えるよ。」(恐怖をあおる)
「このままじゃあいつに負けるね。君。」
「後輩のあの子に追い抜かれるよ。」と不安をあおったり。簡単なことですが、そんなに効果的なものではありません。高いストレスが続いて心身共に健康を崩したり、社内の関係をぎすぎすしたものにしてしまいます。
人が動く理由には大きく分けてここでは2つ。
A 夢、ビジョン、使命感、愛、喜び、向上心
B 恐怖、不安、欲望、嫉妬、競争心、虚栄心

主にAによって動くとき、人は生き生きしています。逆にBによって動かされているときは最初に述べたような結果になることが予想されます。

A群を動力にするには必要なものが3つあります。
1目的と目標
2モデル
3サポートシステム
これらがそろうと人は初めてA群を糧に力強く働けるのです。

1についてですが、目的や目標は会社でも立てている所は多くあるはず。でもうまくいかない。どうも言っていることはやる気がありそうだが・・・。というとき、その時には相手に「それを達成するに当たって何か不安なところはありますか?」「時間と労力をそれに使うことで、起こる問題はあるか?」など、気がかりになりそうなことは事前に聞いておきます。そしてそれらに「あいつを手伝わせよう」など、クリアにしておく必要があります。

2モデルとは、この人のようにすごい働き手になりたい。この人のために働いている。など。それは貴方かもしれませんし、違う人かもしれません。

3仕事をミスしても支えてくれるものはありますか?サポートシステムにも3種類あります。
1)自分自身のサポートシステム
2)人間関係のサポートシステム
3)日常生活のサポートシステム

1)モデルにしている人が居る。ストレス解消法がある。等
2)気がふさぐときに一緒にいてくれる友達が居る。一緒に旅行に行ける人が居る
3)この店に行けば必ずおいしいものが食べられるという、店を知っている。

など、自分のサポートシステムについて知っておくこと。これだけでも何かあっても元気づけられて安心できるものです。

貴方は部下に適切な3つの動力を与えていますか?


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