来年で在韓暦フタ桁年に突入してしまう私。
結婚したばかりの頃は
「韓国って(驚)!」「韓国って(怒)!!」「韓国って(涙)~!」
と感じてたような、いわゆる韓国らしい出来事に多少の事では動じなくなってきました。
これって良いのか悪いのか?日本人としての感受性が鈍ってるような気がして嫌だったりもするんです・・最近、韓国に来たばかりの日本人友達に知り合うことが多いので、彼女達の話を聞いて「なるほど、こういうのが日本人としては違和感あったよな~」って気づかされたりしてます。頭の中にメモメモ!(勉強するような事じゃないのにね)
そんな私が、久々にあまりの「韓国らしさ」にビビりました。
ちょっと前に、突然壊れてしまった我が家のミシン。(結婚当初に実家の母が買ってくれた嫁入り道具。韓国で買ったbrotherの物。一応日本のブラザーと提携してるはず。ちなみに別の店には「sister」ミシンが売ってて、かなりウケた、というか当初はヘコんだ)
韓国で、大手韓国メーカーでない電化製品のAS(アフターサービス)を受けるのは大変です。以前ソニーのビデオカメラが壊れて、正規代理店に問い合わせても拒否され、ナンポドンの何でも修理屋に出したら音信不通になった経験あり。
ネットで調べると、一応あった!ASセンター。フリーダイヤルの番号で、かけてみるとどうもソウルにある事務所らしく、慶南地域担当の番号を案内された。この口調が相当ぶっきらぼうで感じ悪い(でも、まぁ対応が不親切なのはよくある。想定内!)
慶南番号にかけてみると、メチャクチャ方言の強いアジョッシが出ました。私、Qさんも義両親もプサン方言を使わないせいで方言のリスニング力ゼロ!何度も聞き返しながら「ミシンを持って来い。チャンウォン市庁の横にある○○アパートの裏門に着いたら電話してこい」という内容を何とか聞き取りました。アジョッシ、話の通じない外国人にイライラしたのか、私が「アルゲッスム・・・」と言うやいなや、ガシャン!!「ニダー」まで聞いてくれよ~。感じ悪い!!
今日、行ってみました。
とりあえず、○○アパートの裏門に到着。電話してみると、そこからの行き方を説明される。取りに来てくれるわけじゃないのね・・・
「もう少し先に別の裏門がある。○○薬局の先をさらに50メートルぐらい行くと○○美容室があるから、そこのアジュンマにミシンを直しに来たと伝えなさい」
道の説明を聞き取るだけで精一杯の私。昔TOEICのテストなんかで、観光地の行き方アナウンスのスピーチを聞いて答える質問なんかを思い出してしまった。あれ?50メートル先で曲がれって言ったっけ?何美容室だっけ?で、なぜに美容室のアジュンマに・・・なの??
なんだかよくわからないままに、フラフラと車を走らせ、一応指示された美容室を見つけました。アジュンマオーナー1人に友達アジュンマがたむろってお茶してるような、典型的なドンネ(地元)美容室。
「あの~、ミシンのAS受けたいんですけど・・・」
ちょっと迷惑そうな表情で、私の方を指差しながら「カギ持ってって。2番目にあるでしょ」と言うアジュンマ。何何?ガラスドアの外を見やって2番目の建物?とASセンターを探す私。
さらに面倒くさそうなアジュンマ。「横に棚があるでしょ!カギがあるでしょ!!」
見ると、確かに小さなカギが一つ。それで横の店舗を開けろと言う。
訳わからずに、とりあえず言われた通りに隣の店舗に・・・・
店舗、ないじゃん!!
中は完全に何もない、コンクリートむき出し、ホコリだらけのスッカラカン。表のガラスドアに「店舗 賃貸」とか貼ってあるし。
アジョッシに電話してみると、「店舗は移転する。ミシンの修理だけは受けるからそこに電話番号を書いて置いておけ。時間を見て取りに行くから」と言うのです。やたら、忙しそうに言うことだけ言うとさっさと切る
え~!
怪しすぎる・・・・・
とりあえずカギを開けて入ってみると、確かにブラザーのマーク付きミシンが5台。電話番号と名前を書いた紙切れもはさんである。こうやって預けてく人が、確かにいるんだ・・・
でも。すごい気になるミシンの上にたまったうっすらと溜まったホコリ。これ、何日放置されたまんまなの・・・?内部解体で完全に建設現場みたいな状態だから、ホコリっぽいのは確かだけど・・・
アジョッシに再度電話。「本当に大丈夫なんですか?修理にどれぐらい時間がかかるんですか?」
「今他の事業もやってるので、いつとは言えない。最善をつくします」との答え。
怪しい・・・信じていいの?っていうか、こんなのが仕事として成り立つの!?ありえない・・・
すっごい悩んだ。私のミシンちゃん、置いてっていいのか・・・最悪、これが最後の別れになるかもしれない。
でも、家に持って帰ってまた別のモグリのとこ探すと言っても・・・・うぅ、どうしよう・・・
悩んだ末、結局・・・置いてきちゃいました。我ながら韓国人化してる
メモに電話番号と共に、「外国人です。電話での応対に苦労されたでしょう。もし責任を遂行されない場合それなりの手段にでることもできます」と書いてちょっとスゴんでみた(苦笑)けど、無事に私のミシンとメモがアジョッシの手に渡るのか、そもそもそこから心配。
隣の美容室にカギを返しに行き、ちょっと御幣があるかもと思いながらもハッキリ聞いてみた。「アジョッシ信じても大丈夫ですかね?特に外国人なので、このすごく韓国らしいやり方に懐疑心があって。」
「アジョッシ ケンチャンナ チャッケヨ(大丈夫、いい人だから)私が保証する」
アジュンマの保証付き・・・意味なーい。
今考えると無謀な行動だった・・・?でも、ここまで酷くないにしても、韓国って「顔が信用」みたいなやり方を残してる店も多い。昔からのクリーニング屋は預けた証明の半券をくれなかったり。 意外に人情でちゃんとやってくれるもんです。
でも・・・あぁ、やっぱり無謀だったか・・?
さぁ、私のミシン、無事に直って帰ってくるでしょうか?
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