NISSAN 0
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F1日本グランプリ 勝負が決まった その瞬間 1コーナースタートダッシュから1コーナーアプローチまでは ルクレールが速かった。1コーナー回りこむところで、フェルスタッペンが引かず、さらにブレーキを遅らせ前に出て、”勝負あった”。。。この後 2時間のウェイトに・・・・再スタート後・・・・こういう結果になった。
2022.11.06
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まずは 予選アタック中のルクレール選手の火花 偶然の産物とにかく決勝までは、省エネ走行のフェルスタッペン選手。写真も少ないチャンスを確実に。レッドブルとは違い、時間を目いっぱい使ってセッティングしていたメルセデス。鈴鹿はハミルトン選手の方が、走り慣れているようで、ラッセル選手より確実に速かった。
2022.10.23
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日本グランプリのレッドブル リアウィング翼端板ウラこのステッカー 気付いてた人が何人いたかは知りませんが、「PONOS」のソフトのコマーシャルだった。お久しぶりの日本企業でレースに直接かかわっていないスポンサー。これからも増えると良いなぁ
2022.10.23
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筆者が土曜 予選日に現地で たまたま お話しした中学生くらいと思われる人に「若くて、レース好きなんて珍しいね」って訊いたら「レッドブルのリアウィングの内側に『Battle Cats』って貼ってあるんですけど、それを確認したくて」と返ってきました。実際に、そういう細かいことは知らなかったので、あらためて愕き、確認できました。実際にあった・・・・・#F1JP
2022.10.16
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「FP2は60分ではなく90分になるので、もう少し柔軟性がある」とピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは認めた。「走りに関しては、彼らにとって通常のFP2と非常に似ているだろう」「現在の計画では、現時点で良い解決策があると信じている。もちろん、初めてなので、うまくいくかどうかを確認する必要がある」「しかし、将来、これらのあらゆる種類のテストを利用できるようにしておくというアイデアがある。したがって、ヨーロッパのシーズンがあり、いくつかのレースの後、火曜、水曜に適切なタイヤテストのために利用可能なチームを使用できる」だが、複数のドライバーが年間割り当てを超えてF1パワーユニットコンピ―ネントを使用したことでエンジンペナルティを受けており、先週末のスパ・フランコルシャンでは、7人が降格した。したがって、ドライバーの走行距離がF1チームの懸念事項であることは明らかだ。マリオ・イゾラはこれを受け入れているが、F1チームの観点からこのテストを完全に回避する方法はないと警告し、彼らが利用できる状況を最大限に活用していると感じている。「明らかにPUマイレージについても話さなければならない。彼らのプラントなどと比較して、パワーユニットの走行距離を伸ばすことはできない」とマリオ・イゾラは語った。「解決策を見つけるときはいつでも、解決策の中に問題も見つかるため、複雑だ。FP2 を使用するというアイデアは良いアイデアだ。チームが別の場所に移動することを義務付けたり、サーキットで火曜日、水曜日のように長く滞在することを義務付けたりする必要はない」「しかし、彼らは残りの週末に同じエンジンを搭載した同じ車を使用しなければならないので、走行距離が問題になる」「アイデアが浮かぶたびに、機能する最終的な解決策を見つけるために何週間も議論しなければならない」
2022.09.20
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7/24ポール・リカール・サーキット予選2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季7勝目。ポールシッターのチャールズ・ルクレール(フェラーリ)はスタートからレースをリードする。が、18周目のターン11でコントロールを失い、スピン。バリアに正面から衝突。幸いにも怪我はなく、ルクレールは無線で激しく叫び、フラストレーションをあらわにする。その後、事故の原因は単純な「ミス」だと認めた。ラップリード中にリタイヤしたのは今季3回目だ。これによりフェルスタッペンはチャンピオンシップのリードを、2位ルクレールと63点にまで大きく広げた。2レース フェルスタッペンが無得点でも順位は変わらない。表彰台の2位、3位はメルセデスが登壇した。自身通算300回目のグランプリ出走を迎えたルイス・ハミルトンはトップから10.587秒と遅れたが2位。ジョージ・ラッセルが3位に滑り込んだ。予選3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)はスタートで後退。レース序盤はハミルトンを脅かす走りを見せたものの、リヤのグリップ不足に苦しみペースを落とすと、残り3周でのバーチャル・セーフティーカー(VSC)解除の際、システムに不具合が生じた事でラッセルに付け入るスキを与え、表彰台を失い4位に終わった。エンジン交換ペナルティによって最後尾スタートとなったカルロス・サインツ(フェラーリ)は、ファステストラップを刻んでボーナスの1点を手にした上で、4位ペレスに11秒差の5位フィニッシュと、見事に巻き返した。久々の予選8番手の好位置からスタートした角田裕毅(アルファタウリ)は、1周目の第8ターンでオーバースピードのエステバン・オコン(アルピーヌ)に追突され最後尾に転落。左サイドポンツーンとフロアに大きなダメージがあり、完走を諦め、19周目にリタイヤした。母国凱旋のチームメイト、ピエール・ガスリーもミスによってポジションを落とし、ペースも上がらず12位に終わる。アルファタウリはアップグレードの成果を結果として残せないまま、フランスGPを終えることなった。ガスリーと同じくホームレースとなったアルピーヌはフェルナンド・アロンソが6位、エステバン・オコンが8位と両者ポイントを獲得。ランド・ノリスが7位、ダニエル・リカルドが9位。となったのでマクラーレンとコンストラクターを入れ替え、アルピーヌが単独のコンストラクター4位に浮上した。最後の入賞枠、10位にはランス・ストロールが滑り込んだ。アストンマーチンのチームメイト、セバスチャン・ベッテルは最終ラップの最終コーナーで接触するほどまでに接近したものの、ストロールを交わす事はできず11位に終わった。レース概要決勝は日本時間24日(日)22時にブラックアウト。1周5842mのコースを53周する事で争われた。現地ル・カステレは晴れ、チャンピオンシップポイントを争う決勝のフォーメーションラップは気温30.4℃、路面51.3℃、湿度42%、気圧968hPaのドライコンディションで開始された。ピレリは中間レンジのC2からC4までのコンパウンドを投入。序盤のセーフティーカー(SC)の導入もあってレースは1ストップが主流となった。バルテリ・ボッタス、ピエール・ガスリー、カルロス・サインツの3名はハードタイヤを選択。他はミディアムを履いてグリッドに着いた。オープニングラップでは、好スタートを切ったハミルトンがターン1を前にペレスを抜いて3番手に浮上。ペレスはアロンソにも先行を許したが、こちらに関してはすぐに抜き返した。角田裕毅はミストラル・ストレート中間地点のシケイン進入の際に、イン側に入って挙動を乱したオコンに接触されスピン。最後尾にまで後退した。スチュワードはオコンに5秒ペナルティを科す裁定を下した。最後尾19番グリッドのサインツは13周目にストロールを交わして早くも入賞圏内10番手にまで浮上した。上位勢で最初に動いたのはレッドブル陣営だった。2番手フェルスタッペンは17周目にピットイン。ハードタイヤに履き替え7番手でコースに復帰したが、その直後にラップリーダーのルクレールがクラッシュ。SCが導入された。このタイミングで全車が1回目のピットストップを消化した。車体左側の破損が酷くデグラデーションに苦しんでいた角田裕毅は、ここでガレージにクルマを入れた。サインツはこのストップの際にアンセーフリリースがあったとして5秒ペナルティを受けた。SC解除後の21周目、ターン11のアウト側から仕掛けたミック・シューマッハ(ハース)がイン側の周冠宇と接触。シューマッハは360度スピンを喫し、周はフロントウイングを破損した。スチュワードは周冠宇に5秒ペナルティを科した。ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)はケビン・マグヌッセン(ハース)との14番手争いの際に接触。コース外に飛び出したことで一時、黄旗が振られた。マグヌッセンはその後ガレージにクルマを入れリタイアした。ラッセルを仕留めて4番手にまで巻き返したサインツは42周目にペレスを攻略。だが、翌周にピットインしてペナルティを消化。9番手にまで順位を落とした。残り5周という最終盤、周冠宇がパワーユニットのトラブルに見舞われターン6でストップ。バーチャル・セーフティーカー(VSC)が導入された。最後のドラマはVSC解除の瞬間に訪れた。上手くトラクションを掛けられずリアを揺らしたペレスをラッセルがオーバーテイク。今季初となるメルセデスのW表彰台を演出した。
2022.07.28
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4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2022年シーズン末でF1から引退することを発表した。ベッテルのコメント「過去15年間、F1で多くの素晴らしい人々と仕事をするという特権を持っていた。言及したり、感謝したりするには、あまりにも多くの人々がいる」「過去2年間、僕はアストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームでドライバーを務めてきた。期待したほどの結果は得られなかったけど、チームが今後数年間で最高レベルでレースをするために必要なすべてをまとめていることは明らかだ」「このような素晴らしい人々と一緒に仕事をすることを本当に楽しんでいる。ローレンス、ランス、マーティン、マイク、シニアマネージャー、エンジニア、メカニック、その他のチームの全員が、野心的で、有能で、専門家であり、献身的でフレンドリーだ。そして、彼ら全員の今後の活躍を祈っている」「昨年行い、今年も続けている仕事が、将来、勝つチームの開発に役立つことを願っている。今から年末まで、できる限りハードに仕事をしていく。その目標を念頭に置いて、過去10レースでいつものようにベストを尽くしてきた」「引退の決断は僕にとって難しいものだった。それについて考えることに多くの時間を費やしてきた。年末には、次に何に焦点を合わせるかについて考えるためにもう少し時間をかけたいと思う。父である私は、家族ともっと時間を過ごしたいと思っているけど、今日、重要なのは、さようならを言うことではない」「むしろ、みんな、特にファンに感謝を表すことが重要だ。その情熱的なサポートがなければ、F1は存在できなかった」アストンマーティンのエグゼクティブチェアマンであるローレンス・ストロールは「セバスチャンが過去1年半にわたってアストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームのために素晴らしい仕事をしてくれたことに心から感謝したい」「我々は彼に来年も一緒に続けてほしいと明言したが、最終的に、彼は彼自身と彼の家族にとって正しいと思うことをした。そして、もちろん我々はそれを尊重する」「彼は我々のためにいくつかの素晴らしいレースをドライブしてくれた。舞台裏では、エンジニアとの彼の経験と専門知識は非常に貴重だった。彼はF1史上最高の一人であり、彼と一緒に働くことができたのは光栄だった」「彼は、300回目のグランプリエントリーとなる2022年のアブダビグランプリまで、我々のためにレースを続ける。我々は彼を素晴らしく見送りたい」アストンマーティンF1チームのチームプリンシパルを務めるマイク・クラックは「セバスチャンは、速く、知的で、戦略的な素晴らしいドライバーだ。我々はそれらの資質がないことを実感することになるだろう」とコメント。「だが、我々全員が彼から学んできた。彼を働くことから得た知識は、彼が去った後も我々のチームに利益をもたらし続けるだろう」「アストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームは、無限の可能性を秘めた素晴らしいプロジェクトであり、セバスチャンが昨年行った、そして。今年も行っている基礎となる作業は非常に重要だ」「我々が完全に競争力を持つようになるとき、我々はそうなるだろうが、その将来の成功のアーキテクトの1人はセバスチャンであり、我々はずっと彼に感謝するだろう」
2022.07.28
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第11戦 オーストリアグランプリスタートはマックスの反応が良く、ルクレールの前で首位を守ったままターン1に入った。ラッセルからプレッシャーを受けたサインツはターン1で大きくはみ出したが、コースに復帰してターン3に向かう途中でラッセルより良い加速を見せて3番手を奪い返す。5番手スタートのチェコは、サインツとラッセルがバトルしている隙に2人に迫り、ターン3でアウトサイドに大きくラインを取ってラッセルに襲い掛かる。ターン4へ向けた加速でチェコはラッセルの横へ並びかけ、アウトサイドから仕掛けてコーナーの途中でメルセデスの前に出る。ところが、チェコがコーナー立ち上がりで回り込もうとした瞬間、ラッセルがRB18の右サイドポッドに接触し、チェコはグラベルトラップへと弾き飛ばされてしまう。チェコは走行を続行できたため、すぐにピットインしてハードタイヤに交換。最後尾でレースに復帰した。その後、接触の原因を作ったこと5秒ペナルティが科されたラッセルも、ピットインしてフロントウイングを交換すると同時にハードタイヤに履き替える。先頭ではマックスがなんとかリードを広げようとしていたが、オープニングスティントが進む中、ルクレールがマックスの背後に忍び寄る。10周目、ルクレールがマックスに接近し、DRSを利用してターン3で仕掛ける。マックスは首位を守ろうと厳しく防御するが、続くターン4でもルクレールがアウトサイドから襲い掛かり防戦を強いられる。マックスはタイヤの劣化が始まっており、無線でペースを維持できないことを報告。そして13周目、ターン4への進入でルクレールが再びアタックを仕掛ける。ルクレールが今度はインサイドを狙うと、マックスはワイドなラインを強いられ、ここで首位が交代する。オラクル・レッドブル・レーシングはすぐにマックスをピットへ呼び戻し、ハードタイヤに交換。マックスはミック・シューマッハ(ハース)の後方6番手で合流すると、すぐにシューマッハをかわしてルイス・ハミルトン(メルセデス)を追う。ハミルトンの前はエステバン・オコン(アルピーヌ)が走っている。18周目、マックスはターン4手前でハミルトンをパス。19周目にオコンがピットインすると、マックスはサインツから14秒、首位ルクレールから19秒遅れの3番手に上がる。その後方では、チェコのレースが25周目で終わりを迎えた。スタート直後のラッセルとの接触によるダメージの後遺症で、チェコはハンドリングに苦しんだ。トラックリミット超過を重ねてブラック&ホワイトフラッグを掲示されたあと、チームからピットへ呼び戻されたチェコは、そのままリタイアした。26周目を終え、首位ルクレールはマックスのタイヤ交換から12周遅れで1回目のピットストップを行う。ハードタイヤに履き替えたルクレールは、マックスの5秒後方でコースに合流。その次の周にサインツもピットインして、同じくハードタイヤに交換する。よりフレッシュなタイヤを得たルクレールは数周後にマックスとの差を縮め、33周目にはマックスのDRS圏内に入る。そして、ターン3に向かう長いストレートで、ほとんど抵抗できないマックスをルクレールが抜き去り、再び首位を奪い返す。レースが折り返しを迎えると、ルクレールはマックスに対するリードを3秒まで広げ、サインツがマックスのわずか1.4秒後方につける。トップ3の約25秒後方ではハミルトンが4番手をキープし、オコンがシューマッハ&ケビン・マグヌッセンのハース勢を抑えて5番手を走る。36周目を終え、マックスは2回目のピットストップを行い、再びハードタイヤに履き替える。マックスはルクレールから25.9秒、サインツから19秒遅れの3番手でコースに合流。サインツにもトラックリミット超過によるブラック&ホワイトフラッグが掲示された。ルクレールは49周目を終えて再びピットインし、マックスの後方3番手で合流する。その次の周にサインツもピットインしてタイヤを交換した結果、マックスが再び首位に立つが、たった1.5秒後方にルクレールが迫る。周回数の少ないタイヤを履いていたルクレールはまた瞬時に差を詰め、53周目のターン3でアウトサイドからマックスに並びかける。タイトなライン取りを強いられたマックスはトラクションが不足しており、コーナー立ち上がりでルクレールに易々とかわされてしまった。その後、サインツがマックスとの差を詰め始め、57周目にはDRS圏内に追いつく。サインツはターン3でアタックを仕掛けたが、ここはマックスがラインを防ぐ。サインツはターン4への加速で再びマックスの前に出ようとするが、そのストレートの途中でサインツのエンジンがブローし、エスケープロードへの退避を強いられる。サインツのフェラーリは出火しており、マシンが坂を逆走する中、サインツはただちにコックピットから脱出した。マーシャルがすぐに駆けつけ、右フロントタイヤにくさびを差し込むと、炎はすぐに消えた。バーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、58周目を終えたルクレールとマックスは共にピットへ向かいミディアムタイヤに交換。これでマックスの首位ルクレールとの差は4秒となった。レースが残り10周となり、ルクレールがスロットルペダルのトラブルを報告すると、マックスにはルクレールにプレッシャーをかけるように指示が飛んだ。残り5周、マックスはルクレールに2.7秒差まで接近したが、その後トラフィックに遭遇。バックマーカー処理で失ったタイムはわずかだったが、これがルクレールに一息つかせる結果となり、ルクレールは首位に踏み留まり、マックスに1.5秒差をつけてトップチェッカーを受けた。ハミルトンはチームメイトのラッセルを従えて3位でフィニッシュし、5位にはシューマッハを抑えてオコンが入った。ランド・ノリス(マクラーレン)がマグヌッセンとダニエル・リカルド(マクラーレン)の前方7位でフィニッシュし、最後の1ポイントはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が手にした。アロンソはアンセーフ・リリースの疑いによりレース後審議にかけられたが、お咎めなしとなった。ホンダの三部敏宏CEOと倉石誠司会長、そしてHRCの渡辺康治社長と浅木泰昭取締役の見てる目の前でルクレールがフェルスタッペンを3度オーバーテイク。
2022.07.11
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2022シーズンFIA-F1世界選手権第10戦イギリスGPカルロス・サインツ(フェラーリ)が通算150戦(エントリー151戦)で初優勝。初優勝は、見た目 ポール・トゥ・ウインに。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)。チャールズ・ルクレール(フェラーリ)に衝突された事でフロントウイングを破損し、早々に最後尾にまで転落しながらも不死鳥のように蘇った。3位表彰台にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が滑り込み、地元ファンを歓喜させた。決勝レースマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はソフトタイヤを選択し、序盤から逃げることを選び、まんまと作戦が成功しスタート直後にトップに躍り出た。 サインツ、ルクレールのフェラーリは、2位、4位とポジションを下げ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)も3位に上げる。すぐ後ろにセルジオ・ペレス(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)と続く。ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、何を考えたかハードタイヤを選択する。案の定 スタートでの蹴りだしが悪く、また出遅れも響き、大きく後続に飲み込まれる。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が、中央寄りにスタートを決めた、その位置へ、ラッセルが不用意にハンドルを切ったため、ラッセルの左後輪とガスリーの右前輪が接触。ラッセルは、スピン状態になり、周冠宇(アルファロメオ)に激突。そのショックで周冠宇は横向きから、今年のグランドエフェクトマシンの特徴の悪い面、マシンが少しでも斜めに浮き上がると、横転する状況になり、周冠宇はひっくり返ったマシンでグラベルを横断し、キャッチネットで止まった。さらにその後方ではセバスチャン・ベッテル(アウトンマーティン)がアレックス・アルボン(ウィリアムズ)のリアに突っ込み、イン側の壁に正面から激突。弾き返されたアルボンがエステバン・オコン(アルピーヌ)と角田裕毅(アルファタウリ)に衝突。少なくとも5台が事故に巻き込まれ、スタートから数秒でレースは赤旗中断となった。周冠宇、アルボンはメディカルセンターに運ばれた。周冠宇はレース中に医師の許可を得てメディカルセンターからパドックに戻った。アルボンは 首の違和感と両手の苦痛を訴え、メディカルセンターから病院へ搬送された。およそ1時間後、アルボンと周冠宇、ラッセルの3名を除く17名で行われる。注目のタイヤ選択は、フェルスタッペンがミディアムに戻した一方で、ラティフィ、ガスリー、角田、オコン、ベッテルはソフトを選択した。ランド・ノリス(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、マグヌッセン、ランス・ストロール(アストンマーティン)以外は、新品のミディアム。再スタート。サインツがポールからトップを死守。ターン3ではサインツがフェルスタッペンを牽制しすぎで、アウトにはらんだインサイドにルクレールとペレスが飛び込み、4ワイド。ルクレールとペレスがわずかに接触し、ペレスはフロントウイングの右翼端板を失ったが、そのまま走り続けている。ソフトのガスリー、角田は7、9番手まで順位を上げた。6周目、ペレスがピットイン。ノーズを交換し、最下位17番手に後退した。その間にハミルトンがノリスをかわして、サインツ、フェルスタッペン、ルクレールに次ぐ4番手につけた。序盤はフェルスタッペンが1秒以内でサインツを追う展開。「彼の方が速い」と警戒していたサインツは、超高速のチャペルでコースオフ。フェルスタッペンが首位を奪った。直後には7、8番手まで順位を上げていたガスリーと角田が同士打ちを喫し、13、15番手まで後退した。そして12周目には、フェルスタッペンがペースを落としサインツに抜き返されてしまう。コース上のデブリを踏んだことによるスローパンクチャーだ。再びミディアムに履き替え、6番手でコースに復帰した。しかしその後も、「リヤがおかしい」「100%壊れている」と違和感を訴え、ペースが伸びない。チームからは、「フロアのダメージだ。致命的ではないが、パフォーマンスは低下する」と伝えられた。その間に3番手ハミルトンは最速タイムを連発し、サインツ、ルクレールのフェラーリ勢に迫る。ペースに優るルクレールはサインツの0.6秒差につけ、チームに順位交替を促している。17周目、ハミルトンはルクレールの3秒差まで迫った。ルクレールは「もっと速く走りたい」とあきらかに苛立っているが、初優勝のかかるサインツも簡単に首位は譲れない。しかしサインツにピットインの指示が出て、21周目にハードに履き替え、3番手に後退した。首位に立ったルクレールだが、ペースが伸びない。22周目には、ハミルトンとの差は2秒まで縮まった。一方6番手のフェルスタッペンはハミルトンより2秒遅く、24周目にハードに交換。コース復帰直後にベッテルに抜かれ、8番手まで順位を下げた。26周目、首位ルクレールがピットイン。サインツの背後、3番手でコースに復帰した。今季初めて首位を走るハミルトンは、「まだタイヤは全然大丈夫だ」と、ハイペースを維持している。フレッシュタイヤのルクレールも最速タイムを連発し、31周目にはペースの伸びないサインツが2番手を譲った。34周目。ハミルトンがピットイン。滞留時間4秒3とやや長く、フェラーリ2台の背後の3番手でコースに復帰した。とはいえサインツより13周、ルクレールより8周フレッシュのタイヤを履いている。4番手まで順位を上げたペレスは、ルクレールの20秒落ち。これで優勝争いは、上位3台に完全に絞られたかに思われた。ところが38周目、フェルスタッペンを抜いて8番手に上がっていたオコンが、コプス手前でストップ。これでセーフティカー(SC)が導入される。ルクレールがステイアウトする間に、サインツ、ハミルトン、ペレスはピットに向かい、新品ソフトに履き替えた。これでペレスも僅差の4番手に。5番手以下のドライバーも、マグヌッセン以外は全員ピットインした。43周目、レース再開。ペレスがハミルトンを抜き去り、直後にサインツがルクレールをかわした。ハードを履き続けたルクレールが、ペレスとハミルトンに追われる。その間にサインツは、みるみる差を広げていく。6周目、ルクレールとペレスがバトルを繰り広げる間に、ハミルトンが2台をごぼう抜きして一気に2番手に。しかしペレスがすぐに抜き返し、ハミルトンはルクレールにもかわされる。そこにアロンソ、ノリスも加わり、5台による2位争いとなった。ハミルトンは何度もルクレールの前に出るが、そのたびにルクレールが抜き返す。しかし48周目のルフィールドで力尽きた。この攻防でタイヤを使い果たしたか、ルクレールはアロンソに激しく追われる。しかし何とか耐えしのいだ。首位を快走したサインツが、デビュー151戦目にしてついに初優勝。2位ペレス、そして3位に入ったハミルトンは、最終周に最速ラップを叩き出し、メルセデス本格復活を印象づけた。4位ルクレール、5位アロンソ、6位ノリス、7位フェルスタッペン。ミック・シューマッハーが8位に入り、F1初入賞を果たした。9位ベッテル、10位マグヌッセン。角田は最下位14位完走。ガスリーはリヤウイングトラブルで、27周目にリタイアだった。
2022.07.10
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2022年6月12日第8戦アゼルバイジャンGP決勝レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾った。2年連続優勝を狙ったレッドブルのセルジオ・ペレスは惜しくも2位、3位はメルセデスのジョージ・ラッセルが入り、開幕戦からずっと5位以内を取っている。アルファタウリの角田裕毅は6位走行中リアウィングのフラップが割れ、結果13位だった。前日の予選は今季2強のフェラーリ、レッドブルが2列目までを独占した。ただしルクレールが4戦連続のポールポジションを獲得したのに対し、選手権リーダーのフェルスタッペンは3番手に留まった。5番手ラッセル以下の中団グループが1秒以上の大差をつけられているのも、この週末の特徴だ。このコースは、観客席のスタンドが少なく、メインスタンドでさえ、19500人の収容しかなく、モナコの様にホテルから見れる場所も少なく、来年以降の仮設スタンドの設置を望むところ。決勝当日も快晴。タイヤへの負荷の低いサーキットであるため、基本は1ストップ戦略。ただしスタート時点で路面温度が48.5度まで上がっており、特にリヤタイヤのオーバーヒートが影響を及ぼすかもしれない。スタートタイヤは、大部分のドライバーがミディアムを選択。12番手のダニエル・リカルド(マクラーレン)以下、エステバン・オコン(アルピーヌ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ミック・シューマッハー(ハース)がハードを履いた。ミディアム勢ではセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とケビン・マグヌッセン(ハース)だけが中古だ。ポールシッターのルクレールが1コーナーのブレーキングでタイヤをロックさせ、2番手ペレスが昨年のような再スタートでのミスを犯さず、いきなりトップに立った。後方では角田がベッテルに8番手を奪われた。他にも何台かの順位の変動はあるが、接触事故やクラッシュもなく、全20台がコース上を周回している。「レッドブルが速い」とカルロス・サインツ(フェラーリ)が無線で伝えているように、5周目ですでにルクレールはペレスに2秒4、サインツはフェルスタッペンに3秒差をつけられている。3番手フェルスタッペンはルクレールの1秒以内にいるが、なかなか抜けない。序盤はペレス、ルクレール、フェルスタッペンの上位3台が1分48秒台後半でほぼ同ペース、4番手サインツだけが1分49秒台前半とやや遅れている。無風状態のレース展開だったが、8周目にサインツが「何かが壊れた」と訴え、ターン4のエスケープゾーンで止まってしまう。油圧系トラブルと、のちにチームから発表された。バーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、その間にルクレール、ラッセル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、角田らがピットイン。ハードに履き替えた。レッドブル、アルピーヌ、マクラーレン勢は、ステイアウトだ。ルクレールはフロントジャッキが抜けず、5秒4の滞留時間だった。これでペレス、フェルスタッペンが1-2。3番手にルクレール、4番手ラッセル、5番手アロンソ、6番手ランド・ノリス(マクラーレン)、7番手リカルド、8番手ガスリー、9番手オコン、10番手ベッテル。角田は12番手に後退した。15周目のターン1で、フェルスタッペンがペレスを抜いて首位に立った。その直前、ペレスはチームから「戦うな」と釘を刺されている。17周目、ペレスがピットイン。5秒7かかったが、何とかラッセルの前、3番手でコースに復帰した。首位のフェルスタッペンは、ルクレールより1周1秒遅い。19周目に、フェルスタッペンもハードに交換。ルクレールの13秒後ろ、2番手でコースに戻った。20周目、首位のルクレールがメインストレートを全開走行中、派手な白煙を噴き上げてエンジンブロー。フェラーリは全滅してしまった。惰性でピットに戻ったルクレールは、力なくコクピットを降りた。これでフェルスタッペン、ペレスが1-2体制を構築。3番手ラッセル、リカルドを抜いたガスリーが4番手に浮上した。6番手ハミルトン、そしてガスリーとほぼ同ペースで走る角田もオコンを抜いて、7番手に上がった。10番手の周冠宇(アルファロメオ)に「技術トラブルだ」とピットインを指示する無線が。フェラーリ製パワーユニットの問題だろうか。その前方ではガスリーがラッセルを、角田がハミルトンを追う展開だが、いずれもメルセデス勢がコンマ5秒前後速く、差を縮められない。一方、首位フェルスタッペンとペレスの差は、25周目の時点で6秒7まで広がっている。26周目にはハミルトンがターン3でリカルドをオーバーテイク。5番手に上がった。そして33周目には10番手走行中のマグヌッセンに「クルマを止めろ」の指示が。これまたフェラーリ製パワーユニット搭載車だ。これで再びVSCが導入され、その間にフェルスタッペン、ペレス、ラッセル、ハミルトン、リカルドがピットイン。アルファタウリ2台は、ステイアウトを決断した。フェルスタッペン、ペレス、ラッセルの上位3台は順位は変わらず。ガスリーが4番手、角田も5番手まで順位を上げた。9周目に交換したハードタイヤで、51周を走り切れるか。36周目にはミディアムに換えたばかりのハミルトンが、角田を抜いて5番手に上がった。角田はDRS作動時、フラップが割れ、右半分が上がらないトラブルに見舞われている。角田にはブラック&オレンジ旗が出されピットイン。13番手まで後退した。フラップには応急修理が施されたが、DRSは使えない。一方のガスリーはハミルトンにこそ抜かれて5番手に後退したが、何とかタイヤを持たせている。46周目にストロールが異常振動で緊急ピットイン、そのままリタイアを喫した。レース終盤はそれ以降ほぼ波乱なく進み、フェルスタッペンがトップでチェッカー。2位ペレスは、最速ラップも獲得した。3位ラッセルは、今季3度目の表彰台だ。4位ハミルトンは背中の激痛に耐えられないようで、コクピットからなかなか降りられない状態だった。5位ガスリー、6位ベッテル、7位アロンソ、8位リカルド、9位ノリス、10位オコン。角田は悔しい13位だった。フェルスタッペンは今季5勝目、レッドブルは今季3度目の1-2フィニッシュで、5連勝。フェラーリがまさかの0ポイントに終わったことで、ドライバーズ選手権ではペレスがルクレールを抜いて2位に浮上。コンストラクターズ選手権でもレッドブルとフェラーリの差は80ポイントまで広がった。
2022.06.13
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F1日本グランプリ チケット販売スケジュール■ローチケ(オンラインショップ)先行販売 ※先着・枚数限定対象チケット:V1、V2、A1、A2(仮設席)、Q1、Q2、R、B1、B2、C、D、E、ILEncore(エルアンコール)会員7月18日(月・祝)18:00~7月22日(金)23:59ローチケHMVプレミアム会員7月19日(火)18:00~7月22日(金)23:59※専用アプリ「ローチケHMVプレミアム」からの申し込みとなります。プレリクエスト会員7月20日(水)18:00~7月22日(金)23:59※先行販売はローチケ(オンラインショップ)での販売となります。(事前の会員登録が必要です)※先行販売は販売開始時より座席指定が可能です。■一般販売 ※7月24日(日)~全券種販売MOBILITY STATION(オンラインショップ)7月24日(日) 10:00~ パドッククラブ™、VIPスイート・プレミアム販売開始11:00~ V1・V2販売開始13:00~ その他全券販売開始※同日15:00より指定席券の座席指定が可能。(14:59までは自動配席となります)プレイガイド:ローチケ(オンラインショップ)7月24日(日) 11:00~ V1、V2販売開始13:00~ A1、A2、Q1、Q2、R、B1、B2、C、D、E、I、西エリア販売開始※7月25日(月)0:00より指定席券の座席指定が可能。コンビニエンスストア(ローソン・ミニストップ)7月24日(日) 11:00~ V1、V2販売開始13:00~ A1、A2、Q1、Q2、R、B1、B2、C、D、E、I、西エリア販売開始※Loppiでの購入は自動配席となります#F1日本グランプリ #観戦チケット #オンラインショップ #ローチケ
2022.06.09
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2022シーズンのFIA-F1世界選手権第7戦モナコGP決勝レースが5月29日に行われ、予選3グリッドのセルジオ・ペレス(レッドブル)が通算3勝目を挙げ、自身初のモナコウィナーに輝いた。雨の影響で2時間打ち切りとなり、規定周回数よりも短い65周で争われた。2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)。3位表彰台にはマックス・フェルスタッペンが滑り込み、レッドブルがダブル表彰台を獲得した。コンストラクター、ドライバーの両選手権でのリードを広げた。「夢が叶った!ドライバーはここでの勝利を夢見るものだからね」とペレスは喜びを爆発させた。ペレスがモナコでトップ6に入ったのは今回が初めてだった。「ホームレースを除けばモナコはこれ以上ないほど特別な週末だ。グレイニングに見舞われる中、ミスをせずにカルロスを抑えるのは簡単なことじゃなかった。僕自身にとっても、母国メキシコにとっても、今日は本当に大きな1日だ」ポールシッターのシャルル・ルクレールは移り変わる路面に翻弄され、ピットストップによってポジションダウン。4位フィニッシュで母国初完走を果たしたものの、昨年の雪辱とはならず、チェッカー後の無線では「言葉がない」と落胆した様子を見せた。5位はジョージ・ラッセル(メルセデス)、6位にはファステストラップを刻んだランド・ノリス(マクラーレン)、7位にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、8位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。エステバン・オコン(アルピーヌ)は9位でフィニッシュしたものの、ハミルトンとの接触インシデントによる5秒ペナルティを受け12位に後退。代わってバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が9位に昇格し、10位にセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が滑り込んだ。アルファタウリ勢は、チームの戦略的判断ミスによって予選Q1敗退を喫したピエール・ガスリーが、”グレイシー”な路面で数々のオーバーテイクを決め11位にまで挽回した一方、予選11番グリッドの角田裕毅はピット戦略で失敗。更には終盤にサン・デボーテのエスケープに飛び出し、完走17台中最下位でレースを終えた。開始直前に雨到来、いきなり赤旗にレース前セレモニーを経て現地モナコには雨が降り出した。チャンピオンシップポイントを争う決勝のフォーメーションラップは16分遅れとなり、気温22.9℃、路面36.6℃、湿度70%、気圧1002.9hPaのウェットコンディションで開始された。公式タイヤサプライヤーのピレリは最も柔らかいレンジのC3からC5までのコンパウンドを投入したが、降雨を受けて全車インターミディエイトを装着した。一部路面は殆ど濡れていない状況であったが、ベテランの新人F1レースディレクター、エドゥアルド・フレイタスは気象条件の変化を受けウェット宣言を出した。突如フルウェット・タイヤの装着が義務付けられたことでグリッドは大混乱に見舞われ、レースはセーフティーカー(SC)先導でスタートを迎えたが、その後、雨脚は強まり土砂降りへと変化。1周を経て赤旗が振られ、SCを先頭に全車ピットへと戻った。移り変わる路面に足を取られたフェラーリ40分に渡る中断を経て、レースは現地16時5分にSCが先導する状況で再開され、ローリングスタートでレースが開始された。その直後にランス・ストロール(アストンマーチン)はマスネで右リアを壁に接触させパンク。ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)はロウズヘアピンを曲がり切れずに軽くバリアに突っ込んだ。急速に路面状況が改善する中、ガスリー、ラティフィ、ミック・シューマッハ(ハース)は再開早々にインターミディエイトに履き替える賭けに出た。10番手争いを繰り広げるベッテルと角田裕毅も6周目にインターに交換したが、少なくとも角田裕毅にとっては完全に悪手で、ポイント圏内から大きく後退。終盤にはサン・デボーテに飛び出すシーンもあり、最下位でフィニッシュした。コースの一部に日差しが戻る中、上位勢が動き出したのは16周目だった。8番手ハミルトンがインターに交換すると、翌周に3番手ペレスが動いた。ハミルトンはコースに戻った後、ターン1でオコンと軽く接触。フロントウイングの左翼端板を破損した。スチュワードはオコンに5秒ペナルティを科した。ルクレール悲願の母国ポール・トゥ・ウインは移り変わる路面条件によって幻と消えた。ラップリーダーのルクレールとフェルスタッペンが19周目にピットストップを消化した3周後、フェラーリはステイアウトしていたサインツを呼んでハードタイヤに交換した。レーシングライン上はほぼ乾きつつあった。サインツの直後にルクレールも再びピットイン。その翌周にレッドブル勢も再度のピットストップでハードに交換した。ハードは温まりが悪く、ペレス、サインツ、フェルスタッペン、ルクレールの順に大きくポジションが変動。レッドブル勢がオーバーカットを成功させた形となった。水圧が失われた事でケビン・マグヌッセンがクルマをガレージに入れてリタイヤした直後の24周目、高速のプールサイドでシューマッハがクラッシュ。シューマッハは無線で無事を報告したが、VF-22は後輪を含むリアエンドが脱落する程の衝撃を受けた。一旦、バーチャル・セーフティーカーが導入されたものの、その後SCに切り替えられ、最終的にはTecProバリアの修復が必要な事が分かり2度目の赤旗が振られた。レースは31周目にSC先導下で再開された。上位勢ではレッドブル、メルセデス、アルピーヌ勢がミディアムを装着。15番手角田裕毅以下もミディアムを履いた。コース外を走行してアドバンテージを得たとして5秒ペナルティを受けていたアレックス・アルボン(ウィリアムズ)は48周目にガレージに戻り、ハースF1チーム勢に続いてリタイヤした。
2022.05.31
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2022年F1第6戦スペインGPの決勝が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10位だった。スペインGP決勝当日は、この週末一番の暑さとなった。レース開始30分前の午後2時30分の時点で、気温36.4度、路面温度48.9度、快晴。湿度はわずか7%と、まるで砂漠のようなコンディションとなった。2年ぶりに入場制限の解除されたバルセロナ-カタロニア・サーキットは、27万8000人のファンで埋まった。しかし彼らのお目当てのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、予選後のパワーユニット全交換で最後尾スタートだ。スタートタイヤは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のミディアム以外は全車ソフトを選択した。ただしソフトのニュータイヤを履いたのはポールシッターのチャールズ・ルクレール(フェラーリ)、11番手のランド・ノリス(マクラーレン)以下8台と、新旧が混在しているニュータイヤのルクレールが1コーナーを制し、フェルスタッペンが続く。3番手にはラッセルがつけ、ペレスもスタートダッシュを決めて4番手に上がった。5番手に後退したカルロス・サインツ(フェラーリ)を追うハミルトンに、ケビン・マグヌッセン(ハース)が接触。マシンにダメージを負った2台はともに緊急ピットインで、最後尾に転落した。代わってバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が6番手、ミック・シューマッハー(ハース)も7番手だ。ダニエル・リカルド(マクラーレン)8番手、エステバン・オコン(アルピーヌ)9番手、ノリス10番手。そして13番手スタートの角田は、ふたつ順位を上げて11番手だ。最後尾スタートのアロンソも、一気に14番手まで上げてきた。7周目、サインツがターン4で単独スピン。グラベルに飛び出して、11番手まで後退した。そして9周目には、フェルスタッペンも同じコーナーでコースオフ。ペレスの背後、4番手でコースに復帰した。中古ソフトタイヤが苦しくなっているところに、ブレーキング時の追い風で挙動を乱したようだ。これでルクレールは独走状態となり、2番手ラッセルに10秒近い差をつけた。フェルスタッペンはペレスを抜いてラッセルを追うが、担当エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼから「DRSが動いてない」と、警告を受けている。13周目以降、各マシンが次々に1回目のタイヤ交換へと向かう。4番手でコース復帰したフェルスタッペンは、DRSが一瞬しか開かず、すぐ前のラッセルをなかなか抜けない。18周目に2番手のペレスもピットイン。ノンストップで走り続ける首位ルクレールと2番手ラッセルの差は、30秒まで広がった。22周目、ルクレールがピットイン。わずか2秒2の滞留時間で、悠々とコース復帰。2番手ラッセルとの差は5秒5だ。ようやくDRSの開いたフェルスタッペンはターン1のブレーキングでついにラッセルを先行しかけたが、2、3コーナーでのラッセルの絶妙なライン取りにより抜くことができない。その間にルクレールは最速ラップを刻み、ラッセルに11秒以上の差を築いた。27周目、楽勝の展開だったルクレールがスローダウン。「No Power」と叫ぶルクレール。ゆっくりピットに向かい、そのままコクピットを降りた。これでラッセルがトップに。メルセデスが首位を走るのは、実に今季初めてのことだ。ラッセルを抜きあぐね続けたフェルスタッペンは、アンダーカットを狙って29周目に2度目のピットイン。中古ソフトを履き、ボッタスの後ろ4番手でコース復帰にした。31周目、DRSがしっかり作動しているペレスが、1コーナーでラッセルを抜いて首位に立った。フェルスタッペンも最速タイムを連発しながらボッタスをかわし、3番手に上がった。レース中盤の33周目の時点で、首位ペレス、2番手ラッセル、3番手フェルスタッペン、4番手ボッタス、5番手オコン、6番手ノリス、7番手サインツ、8番手ハミルトン、9番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、そして10番手には2回目のピットインを終えたばかりの角田がつけている。1周2秒以上速いフェルスタッペンが、みるみるラッセルに迫って行く。36周目にはDRS圏内に入った。するとラッセルは37周目にピットイン。フェルスタッペンは労せず2番手に上がったが、今のソフトタイヤでチェッカーまでは走り切れない。するとペレスが38周目に2度目のピットイン。ラッセルの前でコースに戻り、フェルスタッペンを援護する目的だ。44周目、フェルスタッペンが3回目のピットイン。3番手ラッセルの1秒前でコースに復帰した。これでペレス、フェルスタッペンのレッドブル1-2体制が構築された。フェルスタッペンがペレスとの差を詰めて行き、49周目のターン1で順位が入れ替わった。「ありがとう!」と、フェルスタッペン。51周目、ソフトに履き替えたハミルトンが最速タイムをマーク。それを見たレッドブル陣営は、ペレスをピットに入れ、1分24秒108のタイムで最速ラップを奪い返した。終盤60周目、サインツを追い回していたハミルトンがターン1で抜き去り、4番手まで上がった。大波乱のレースもこれ以上大きな動きはないかと思われたが、チェッカーまで数周のところでメルセデス2台にスロットルを緩めるよう指示が飛んだ。これでサインツが労せずハミルトンを抜き返し、4番手に復帰。そしてフェルスタッペンがトップでチェッカーを受け、エミリア・ロマーニャGP、マイアミGPからの3連勝を遂げた。これでドライバーズ選手権では、0ポイントに終わったルクレールに6ポイント差をつけて、ついに暫定首位に立った。さらにペレスが2位に入ったことで、イモラ以来の1-2フィニッシュ。コンストラクターズ選手権でもフェラーリを逆転した。しかしペレス自身は、「チームのためにうれしいけど、あとで話そう」と、勝利をフェルスタッペンに譲ったことには必ずしも納得していないようだった。3位ラッセル、4位サインツ、5位ハミルトン、6位ボッタス、7位オコン、8位ノリス、9位アロンソ。そして角田がしぶとく10位に入り、今季3度目の入賞を果たした。
2022.05.24
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ホンダは、2022年F1日本GPのタイトルスポンサーに決定した。鈴鹿サーキットで2022年10月7日(金)~9日(日)に開催される。「2022 FIA F1 世界選手権シリーズ 日本グランプリレース」のタイトルスポンサーに、本田技研工業株式会社が決定した。これにより、本大会は「2022 FIA F1 世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」の名称で開催され、3年ぶりの開催に全力を尽くしていく。2022年F1日本GPのチケット販売の案内は6月上旬、一般販売開始は7月下旬を予定している渡辺康治(本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長)「今年で開場60周年を迎える鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリレースのタイトルスポンサーに、このたびHondaが決定したことを大変嬉しく思います。Hondaがチームパートナーを務めるオラクル・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリをはじめとする10チーム、そしてHondaのドライバー育成プログラムHFDP出身で初の母国凱旋レースを迎える角田裕毅選手を含む20名のドライバーが世界最高峰の走りを披露する素晴らしい大会に貢献することで、日本におけるモータースポーツのさらなる振興に寄与してまいります」田中薫(ホンダモビリティランド株式会社代表取締役社長)「このたび、鈴鹿サーキット開場60周年となる今年の日本グランプリが「Honda 日本グランプリ」の名で開催されることを大変嬉しく思います。Honda Racing School Suzuka(旧SRS:鈴鹿サーキットレーシングスクール)出身で、母国凱旋レースを迎える角田裕毅選手をはじめ、世界のトップドライバーが3年ぶりに鈴鹿サーキットに集結します。ご来場いただく全ての皆様にお楽しみいただけるよう、準備を進めるとともに、今後も、世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄に貢献できるよう、努力を続けてまいります」
2022.05.17
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#第5戦F1マイアミ・グランプリ 2022年初開催。現地プロモーターとの契約は10年。レースはNFLマイアミ・ドルフィンズの拠点、ハードロックスタジアム周辺に新設された全長5,410mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われる。時差は13時間。日本の方が先に進む。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝。今季3勝目。2位にはチャールズ・ルクレール、3位にはカルロス・サインツが入り、スクーデリア・フェラーリがダブル表彰台を獲得。4位にはセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)。ペレスはセンサーのトラブルで大きくパワーを失い、アタックが制限されていた。カルロスまで1秒差につけていたタイミングでエンジンパワーが低下し2周で約30秒を失ってしまった。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、マシンのセッティングが合わず、12位で終えた。レース概要決勝は日本時間8日(日)28時30分にフォーメーションラップを迎え、1周5,412mのコースを57周する事で争われた。現地マイアミは雲量が多く事前に小雨が降る中、チャンピオンシップポイントを争う決勝は気温30.1℃、路面39℃、湿度60%、気圧1009.4hPaのドライコンディションで開始された。公式タイヤサプライヤーのピレリは中間レンジのC2からC4までのコンパウンドを投入。レースでは最低2種類のコンパウンドを使用する義務があり、ミディアムからハードに繋ぐ1ストッパーが主流となった。ウィリアムズ、アストンマーチン、そしてラッセルの計5台がハードを、その他はミディアムを履いてグリッドについた。また、アストンマーチン勢は燃料温度に伴う問題が発生したために、ピットレーンからのスタートを選択した。パドックではバスケの神、マイケル・ジョーダンや音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムス、セリーナ・ウィリアムズ、デビッド・ベッカムと言った多くのセレブリティ達が世界最高峰のレーシングドライバー達の戦いを見守った。オープニングラップでは、フェルスタッペンがターン1でサインツに並びかけ2番手に浮上。アロンソはターン2でハミルトンの左リアと軽く接触する場面があったが、4ポジションを上げ、リカルドとミック・シューマッハ(ハース)も各々3ポジションを上げた。逆にメルセデス勢はハミルトンが2ポジション、ラッセルが3ポジションと、揃って順位を下げ、角田裕毅も1ポジションを失い、周冠宇はテクニカルトラブルに見舞われて5周目にピットに入りリタイヤした。フェルスタッペンは9周目のホームストレートでDRSを使ってトップに浮上。その後はルクレールとのギャップをジワジワ広げていった。首位奪還を目指すルクレールは25周目にハードタイヤに交換。レッドブルはカウンターを打ち、翌周にフェルスタッペンをピットに呼んでハードを履かせた。更にその翌周にはサインツとペレスがピットイン。右前輪が入らず、サインツは2秒近くを失った。クリーンなレースが続いていたものの、終盤に差し掛かると立て続けにアクシデントが発生。その渦中で犠牲となったのはガスリーだった。まずは39周目。追い抜きを仕掛けたアロンソがガスリーの右リアタイヤに接触。ガスリーはポジションを2つ落とした。スチュワードはアロンソに非があるとして5秒ペナルティを科した。アロンソはレース後、ガスリーに謝罪した。続く41周目にはランド・ノリス(マクラーレン)がオーバーテイクを仕掛けた際にガスリーの左前輪と接触。バーチャル・セーフティーカー(VSC)を経てSCが導入された。ノリスは右リアを失いリタイアした。第一スティント引っ張っていたラッセルはこれを好機にタイヤを交換。アドバンテージを得た。フリーストップを得た4番手ペレスもミディアムタイヤに交換。オコン、ガスリー、リカルド、角田裕毅はソフトタイヤに交換した。ガスリーは隊列後方に並んだものの、車体の右後方が損傷した可能性があるとしてSC先導中に再びピットに入り、そのままクルマを降りた。レースは残り11周、47周目にリスタートを迎えた。49周目にDRSが解禁されると、5番手を走行していたボッタスがバックストレートでコースオフ。メルセデスの2台が揃ってポジションを上げた。ラッセルはその翌周にチームメイトを交わして5番手に浮上したが、コース外走行に対するペナルティを恐れてか、一旦後退した後、再びハミルトンを抜いて5番手に浮上した。更に54周目には入賞圏内9・10番手を走行していたシューマッハとセバスチャン・ベッテルが(アストンマーチン)ターン1でクラッシュ。両者共にマシンにダメージを負い、シューマッハは辛うじてコースに戻ったが、ベッテルはリタイヤを喫した。
2022.05.10
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2022シーズンFIA-F1世界選手権第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝レースが4月24日(日)にイモラ・サーキットで行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインを飾り、スプリントと合わせて満額34ポイントを獲得した。フェルスタッペンはポールポジション、全周リード、優勝、ファステストラップのグランドスラムを達成。2位にはセルジオ・ペレスが続き、レッドブルが2016年のマレーシアGP以来、6年ぶりとなる1-2フィニッシュを飾って表彰台の頂点を占拠した。3位にはランド・ノリス(マクラーレン)が滑り込んだ。母国GPのフェラーリにとっては悪夢のような結末となった。カルロス・サインツは1周目に接触事故に巻き込まれリタイヤ。2番グリッドのシャルル・ルクレールは残り10周で単独スピンを喫してフロントウイングとタイヤの交換を余儀なくされ、その後、猛追するも6位に終わった。ジョージ・ラッセルは5位のバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を抑え、11番グリッドからの4位フィニッシュを飾ってスプリントまでの失点を帳消しとしたが、メルセデスのチームメイト、ルイス・ハミルトンはポジションを上げられずに14位と、ポイント圏外でヘルメットを脱いだ。アルファタウリは角田裕毅が落ち着いたレース運びで12番手からの殊勲7位入賞を飾ったが、ピエール・ガスリーは5つポジションを上げながらも12位と、ポイントを持ち帰る事はできなかった。角田裕毅は全セッションで僚友を上回ってみせた。入賞残り3枠はアストンマーチンとハースが分け合った。開幕3戦で無得点レースが続いていたアストンマーチンはセバスチャン・ベッテルが8位、ランス・ストロールが10位でチェッカーを受け、ダブル入賞を決めた。ハースはケビン・マグヌッセンが9位でクルマを降りた。レース詳細決勝は日本時間24日(日)22時にブラックアウトを迎え、1周4,909mのコースを63周する事で争われた。現地イモラは直前に雨に見舞われ、チャンピオンシップポイントを争う決勝のフォーメーションラップは気温12.6℃、路面18.9℃、湿度86%、気圧1001.2hPaのウェットコンディションで開始された。全車が浅溝のインターミディエイト・タイヤを履いてダミーグリッドについた。オープニングラップでは2番グリッドのルクレールが蹴り出しで遅れ、最初のブレーキングゾーン、ターン2までにペレスとノリスに先行を許した。ダニエル・リカルド(マクラーレン)はターン2のイン側の縁石に乗り上げた際に挙動が乱れ、アウト側を走行していたサインツと接触。その後方を走行していたボッタスがリカルドに突っ込む事故が発生した。この結果、サインツはターン3外側のグラベルにはまって身動きが取れず、レースコントロールは黄旗を経てセーフティーカーを導入させた。リカルドはピットインを行い最後尾に転落。早々に戦線離脱した。レースは5周目にリスタートを迎えた。再開直後には、フェルナンド・アロンソ駆るアルピーヌA522の右サイドポッドがホームストレートを走行中に破損するトラブルが発生。8番手を走行していた2度のF1王者は7周目にピットに入ってクルマを降りた。1周目に発生したミック・シューマッハ(ハース)との接触が引き金になった可能性がある。オープニングラップで後退したルクレールは8周目のターン1でノリスをパス。3番手に浮上すると、前をゆくペレスに照準を切り替えた。レーシング・ラインが徐々に乾く中、最後尾18番手を走行していたリカルドが18周目にいち早くミディアムタイヤに交換。すると翌周にはベッテル、ガスリー、アレックス・アルボンの3台が続き、雪崩を打ったように全車がC3スリックに履き替えた。ボッタスは右フロントの装着に手間取りタイムを大きくロスした。ピットアウトの際にアンセーフリリースがあったとして、スチュワードはオコンに5秒ペナルティを科す裁定を下した。ラップリーダーのフェルスタッペンとルクレールは20周目にピットイン。ルクレールはペレスの鼻先ひとつ前でコースに戻り、オーバーカットを成功させたかに思われたが、タイヤの熱入れを終えていたペレスに対して成す術はなく、すぐにポジションを奪われた。全車がドライタイヤを履いた第2スティント以降はタイヤマネジメントの必要もあり、ガスリーを激しく攻め立てるハミルトンの13番手争いを除いてレース展開は膠着した。ただし、レースディスタンスの半分を消化した34周目にDRSの使用が許可されると状況が幾らか変化。角田裕毅は48周目のターン1でDRSを使ってマグヌッセンをパス。8番手に浮上した。ペレスとの差を常に2秒以内に保ってレースを進めていたルクレールの流れが一転したのは50周目の事だった。後続に大差をつけた事でフェラーリはルクレールを再度ピットインさせてソフトタイヤを履かせた。だが計画とは異なり一歩及ばず、ルクレールはノリスの後方でコースに復帰。ライバル陣営の動きに対してレッドブルは翌周にペレスを、更にその翌周にフェルスタッペンをピットに呼び、各々にソフトを履かせた。ルクレールは軽々とノリスをオーバーテイクしてペレスへの追撃体制を整えたが、残り10周のバリアンテ・アルタ(ターン14・15)で縁石に乗り上げスピン。車体左側からバリアに衝突し、フロントウィングとタイヤの交換のために緊急ピットインを余儀なくされた。9番手にまで後退した。そんな波乱を横目に角田裕毅は54周目にベッテルを抜き去り6番手に浮上。しかしながら残り2周でルクレールに交わされ7番手に後退した。後方では様々なドラマがありながらも、フェルスタッペンは悠々自適のクルージングでペレスに16.527秒差をつけて堂々のトップチェッカーを受けた。
2022.05.01
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フランツ・トストは「現在、1歩どころか、2歩遅れていと言える」と語る。「したがって、追いつく必要がある。ミッドフィールドは非常に拮抗しており、すぐにアウトになってしまうため、予選のようなミスを防ぐ必要がある。改善しなければ、それは非現実的だ。パフォーマンスと耐久性を改善する必要がある。そうしなければ、それは不可能だ。ただ我々はまだ大きな問題を抱えている」「裕毅には申しわけないことをした。3戦でPUを失うとは思ってもみなかった。彼は数回かなり後方からスタートしなければならないだろう。実際にはそれはまったく計画されていなかったことであり、すでに心配している」
2022.04.29
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2022年 32歳のセルジオ・ペレスは、「今週末、車に戻るのを楽しみにしている。チームにとってオーストラリアでの数日間は複雑だったけど、僕にとっては、ジェッダでのポールと4位に続いて、再び一貫した週末を過ごすことができた」とコメント。「これまでのところ自分のパフォーマンスには満足しているし、メルボルンで今シーズン初めて表彰台に上がれたことは正しい方向への一歩だったけど、そこで止まるつもりはない。チームと僕自身のために毎週そこにいたいし、そこにいる必要がある」「今週末のスプリントフォーマットに向けて、可能な限り多くのポイントを獲得することを目指している。金曜日の予選での良いパフォーマンスが重要になるし、イタリアで再びフックアップしたいと思っている」「今週末は雨が降る可能性があるので、それが一役買うことになるかもしれない。昨シーズンのウェットでのイモラでのパフォーマンスから学び、すべてのエリアで改善を続けていきたい」反面 将来に向けて「3月から12月までで23レースを越えてはならないということはハッキリしている」「F1が発展し続け、成長し続けることは素晴らしいことだ。どこへ行っても見ることができる。ますます街で見かけることも多くなった」「でも、レースが多すぎたら少なくとも僕にとっては悪いことだよ」「今はレースが多いから、僕たちは常に仕事に没頭しているんだ。みんな家族と一緒に過ごす時間がないんだよ」「僕自身、子どもが2人いる。もしカレンダーがこれ以上拡大したら、僕は間違いなくF1に参戦しなくなるだろうね」
2022.04.22
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決勝は日本時間27日(日)26時にブラックアウトを迎え、1周6175mのコースを50周する事で争われた。現地ジェッダは晴れ、チャンピオンシップポイントを争う決勝のフォーメーションラップは気温25.3℃、路面28.5℃、湿度58%、気圧1012.7hPaのドライコンディションで開始された。スタートタイヤ選択に関しては、マグヌッセン、ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグの3台がハードを、その他はミディアムを選択した。注目のオープニングラップでは、フェルスタッペンがサインツをターン2で交わして3番手に浮上。ポールシッターのペレスは堅実なスタートを切ってラップをリードした。ローンチに問題を抱えるアルファロメオC42を駆る12番グリッドの周冠宇はオープニングラップを終えて17番手にまで大きく後退。更に、コース外走行で5秒ペナルティを科されたものの、ピットストップの際に適切に消化されていなかったとして追加でドライブスルー・ペナルティーが言い渡された。それでも最後まで集中力を切らさず、ポイントまであと一歩の11位でフィニッシュした。アルピーヌは序盤からチームメイト同士で激しいポジション争いを繰り広げた。抜きつ抜かれつの攻防が展開された事で、5番手を走行していたラッセルは徐々にギャップを築いていき、後方を走っていたボッタスは漁夫の利を得て13周目にオコンをパス。間に割って入った。ピット戦略で先陣を切ったのはマクラーレン。11周目にリカルドにハードタイヤを履かせた。すると15周目にはフェラーリがペレスへのアンダーカット狙いでルクレールにピットインを指示。これに反応したレッドブルが先にペレスをピットに入れたため、ルクレールはステイアウトした。これがペレスの不運に繋がる。翌16周目にラティフィが前日の予選に引き続きクラッシュ。最終コーナーにクルマを停めたためVSCが導入された。トップ3を走行していたルクレール、フェルスタッペン、サインツがピットイン。ペルスは4番手に後退し、同じ様に直前にピットインしていたガスリーもポジションを落とした。レースコントロールはその後、SCに切り替えた。SCラップ中にピットに入ったカルロス・サインツ(フェラーリ)は、コースへと戻ったところでペレスとサイド・バイ・サイドになった。ペレスは一旦、前に出たものの、コース上での追い抜きと見なされペナルティが科されるリスクがあったため、レッドブルはサインツにポジションを返上するよう指示を出した。レースは21周目にリスタートを迎えた。トップを争うルクレールとフェルスタッペンは互いにファテストラップを連発。3番手サインツを徐々に引き離していった。アロンソは7番手を走行していた36周目のホームストレートで失速。パワーを失ったとの報告に続き、スロー走行でピットへと向かった。その直後の37周目には10番手を走行していたリカルドがピットレーン入口付近でストップ。黄旗が振られると今度はボッタスがピットに戻りクルマをガレージに収めた。混沌とした中盤だった。このタイミングでハードスタート組のマグヌッセンがピットイン。ミディアムに交換してピットアウトすると、その直後にヒュルケンベルグがピットに入りミディアムに。コースへと戻ろうとしたその瞬間、今度はピットレーンが閉鎖された。アロンソがピットまで戻れずピットレーン入口で力尽きた。レースは41周目に再開された。ピット閉鎖に伴い、ハードスタート勢の中で唯一、ハミルトンだけはグリーンフラッグ下でピットストップを行う事となった。再開のタイミングを狙って仕掛けたフェルスタッペンは、42周目の最終コーナーを前にルクレールを交わしたものの、これに続くホームストレートでDRSを得たルクレールに抜き返され、再び2番手に後退した。翌周も同じ展開になる事を防ぐべく、フェルスタッペンはルクレールに追いつきながらも敢えて最終コーナーを前に減速。ただルクレールもフェルスタッペンの狙いは分かっており、同じ様にアクセルを緩めてホームストレートでの追い抜きを阻止した。勝利の方程式は、最終コーナーで接近し、DRSを使ってホームストレートで抜き去る戦術に絞られた。フェルスタッペンは46周目にこれを成功させてターン1で追い抜くと、同じ展開での逆襲を避けるべくファステストを記録してルクレールを引き離しにかかった。だがルクレールも必死にこれに食らいつき、両者一歩も譲らぬ展開に。だが残り2周というタイミングでランス・ストロールとアレックス・アルボンがターン1で接触。これにより黄旗が振られ、セクター1での追い抜きのチャンスが失われた。最終的にフェルスタッペンはコンマ5秒という僅かの差で逃げ切り、今季初のトップチェッカーを受けた。
2022.04.16
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予選2020・2021の状況をそのまま引き継ぐと思いきや、いざ蓋を開けて見ると、各チーム拮抗する中、フェラーリチーム、フェラ-リPUを使用するアルファロメオ、ハースが好調ぶりを見せつける。金曜のFPから ルクレール、サインツ、今シーズンからアルファロメオのエースになったボッタス、また急遽 ハースに戻ることになったエース格のマグヌッセンとタイム計測上位につける。アルファロメオの周、ハースのシューマッハも中段グループに付ける。一方、昨年のチームタイトルを獲ったメルセデスは、バーレーンテストからボディ形状を大幅に変更したW13を持ち込んだ。写真上がシーズン最初のテスト時、下バーレーンに持ち込んだレース用マシン。サイドポンツーンを極力小さくしたマシンに変更した。ところがメルセデスはポーポシグ現象が抑えきれず、タイムを出すどころではなく、トップグループではなくセカンドグループに留まることになる。メルセデスPUを使用するマクラーレン、アストンマーチン、ウィリアムズもパワー不足か、タイムが出ない。相変わらず速いRBPT(ホンダ)PUは、新しいレギュレーションE10燃料にも対応し、ストレートでの最速を誇る。予選結果決勝2022シーズンのFIA-F1世界選手権 第1戦バーレーンGP決勝が3月20日に行われ、チャールズ・ルクレールがポール・to・ウイン。チームメイト カルロス・サインツが2位でチェッカーを受け、フェラーリが2019年シンガポール以来、表彰台の1-2を独占した。決勝は日本時間20日(日)24時にスタート。1周5412mのコースを57周する事で争われた。DRSゾーンは3箇所。現地サクヒールは晴れ、チャンピオンシップポイントを争う決勝のフォーメーションラップは気温24.1℃、路面29.6℃、湿度23%、気圧1010.2hPaのドライコンディションで開始された。オープニングラップではルクレールがホールショットを奪い、優勝に向けて力強い一歩を踏み出した。4番グリッドのペレスはターン1の立ち上がりでリアを滑らせハミルトンとマグヌッセンにポジションを許したものの、10周目のターン4でハミルトンを交わし4番手を取り戻した。シューマッハとオコンはターン6で軽く接触。スチュワードはオコンに非があるとして5秒ペナルティを科す裁定を下した。1周目を終えて角田裕毅は4ポジションアップの12番手。ガスリーも2つポジションを上げて8番手に浮上した。逆にノリスは4ポジションダウンの17番手、ボッタスに至っては8ポジションを失い14番手にまで後退した。次世代マシンは先代よりも明らかに前走車への接近が可能で、コース上の至る所でバトルが繰り広げられたものの、DRSの効果はやや低下したようで、必ずしも追い抜きそのものは容易ではなかった。オーバーヒートやタイヤのマネジメントといった全力プッシュを妨げる要因があった事もこれに拍車をかけた。各車が様子を見ながらレースを組み立てていく中、ピットストップで先陣を切ったのはハミルトンだった。メルセデスは5番手を走行していた12周目にピットに呼び、ハードタイヤを履かせてコースに送り出した。アロンソも同じタイミングでミディアムタイヤに交換した。2番手を走行していたフェルスタッペンは3番手のサインツとともに15周目にソフトにチェンジ。フェラーリ陣営はアンダーカットを防ぐべく、ラップリーダーのルクレールを翌周にピットインさせ、ミディアムを履かせてフェルスタッペンの鼻先ひとつ前でコースに送り出した。これをチャンスを捉えたフェルスタッペンは翌周のターン1で先頭を奪取。だが直後のターン4でルクレールが抜き返した。フェルスタッペンは更に翌周のターン1でもオーバーテイクを決めたが、ルクレールが再びターン4で抜き返した。タイヤは予想以上に保たず、ハミルトンは履き替えたばかりのハードタイヤを早々に切り捨て27周目にミディアムに交換。ソフト、ミディアムと繋いだアロンソも26周目にハードに履き替えた。流れが3ストッパーに傾く中、フェルスタッペンは30周目にミディアムに交換。フェラーリは再びカウンターを打ち、ルクレールにミディアムを履かせた。フェルスタッペンはペースが上がらず、ルクレールとのギャップは5秒にまで拡大。レッドブルは43周目に2台をWストップさせ、それぞれにソフトタイヤを履かせてコースに送り出した。対するフェラーリはサインツのみをピットに入れた。するとその直後の46周目にガスリー駆るAT03のリアから炎が上がり、セーフティーカーが導入された。ルクレールはこのタイミングでピットイン。ソフトを履いて最終盤のスプリントに備えた。SC先導下でフェルスタッペンはステアリングが重いと無線で報告。直前のタイヤ交換でジャッキから下ろされた際にトラックロッドを破損した事が原因で、ステアリングの動きに対してクルマの反応が遅れる厳しい状況に追い込まれた。全車間のギャップがゼロにリセットされ、レースは残り6周で再開された。ルクレールは上手くフェルスタッペンの振り切りトップをキープ。角田裕毅はシューマッハを抜いて10番手、ポイント圏内に浮上した。サインツはトラブルを抱えるフェルスタッペンを見逃さず、54周目にこれを抜き去り2番手に浮上。フェラーリが1-2体制築いた直後、33号車RB18はスローダウンし、惰性でピットへと吸い込まれていった。レッドブルの悪夢は終わらない。今度は表彰台圏内3番手を走っていたペレスが最終ラップのターン1でスピン。パワーを失ってクルマを降りた。こうしてシンレギュレーション下での、初レースはフェラーリ 1-2で幕を開けた。決勝結果
2022.03.27
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メルセデスはレース前最終テストに見慣れたサイドポンツーンのないマシンを持ち込んだ。ロスブラウンが提唱したフロアパネルでのダウンフォースは得ているようなので、合法だが・・・。空気の流れが良く、ストレートが従来のモノより 10km上がった。特殊な構造のため、クラッシュはできなさそう。
2022.03.10
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FIAは、2014年から実施されていた、予選Q3に進出したトップ10ドライバーは全員Q2でベストタイムを記録したタイヤで決勝レースをスタートしなければならないというF1のルールを撤廃すると発表。。昨年から導入されたスプリントレースに限っては、このルールが適用されず、全ドライバーが自由にスタートタイヤを選択できた。FIAは2月18日に発表した2022年の競技規則の最新版では、『レーススタート時、予選Q3に進出した各車はQ2でドライバーが最速タイムを出したタイヤを装着しなければならない』という条文を削除した。これによりトップ10に入ったマシンも含め、どのタイヤでレースをスタートするのか、レース前に様々な思惑が交錯することになる。
2022.02.20
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2022年から2025年までレッドブルはホンダが日本で製造した購入してマシンに搭載する。当初はレッドブル・パワートレインズがホンダから知的財産権を引き継ぐ予定だったが、その計画は変更され、すべてHRCとしてホンダが担うことになった。何も大きく変わんないということか
2022.01.30
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本田技術研究所 HRD Sakuraセンター長の浅木泰昭さんは、「昨年いっぱい(2021年末)で、F1PUのプロジェクトから完全に離れ、今年(2022年)以降のF1PU開発は、後任に引き継がれました」と話す。 「技術競争を排除して、ドライバーやチームの運営力をメインに争うレースがある中で、F1というのは少し特殊なんです。PUを開発する技術力をとことん追求し、それが勝敗を決する上で重要なウエイトを占めている、数少ないシリーズです……そういうのが、私のF1に対する認識ですね」 「技術屋間の差をレギュレーションで調整しましょうというスポーツではありません。負けたら負け。救ってくれるようなレギュレーションはありません。技術者同士の戦いが 勝敗に大きく影響する。そんな中で戦い続けるということは、本当に楽しいんですよ。勝てば世界一なんですからね。勝つことで世の中に認められる、技術者冥利に尽きる数少ないレースです」 「世界初のこととか、誰もやっていないことにチャレンジしなければ勝てません。それで勝つことができれば、他を上回る能力があるということを自分たちで自覚することができます。それを自覚できれば、そこで育った人たちは、F1以外のことをやっても世界初とか世界一のことを実現して、最終的には世の中の役に立つ技術者になってくれる。ホンダは、それを信じてやってきた会社ですからね」 「私も、レースがホンダのDNAだと信じてやってきました。そして自他共に世界一だと納得してもらえるのがF1。そういう意味で、苦しいけど楽しいんですよ」 浅木センター長は続ける。 「仕事には、苦しいだけの時もあります。でも、楽しいだけの時なんて絶対にありません。でも苦しい中でも楽しさをセットにして、総じて楽しくなるというところに持っていくのが、我々マネジメントの責任だと思います」 「私がここ(F1プロジェクト)に来たのは、勝てないままだと苦しいだけで終わってしまうんじゃないかと思ったからなんです。それが回避できたのは良かったです」 「最終的にチャンピオンを獲れなくても、やるべきことはやったし、世界最高峰のPUを作ったという自負はあります。でもやっぱり、シリーズチャンピオンを獲れたということは大きいです。みんなが我々の仕事を認めざるを得ませんから。自己満足とは言わせない……そう言うことができますしね」 「若い者にも、成功した喜びを知ってもらえたのは、私にとって最高の嬉しいことです」と締めた。
2022.01.30
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<2022年 F1世界選手権 カレンダー> 第1戦 3月20日 バーレーンGP(サクヒール)第2戦 3月27日 サウジアラビアGP(ジェッダ) 第3戦 4月10日 オーストラリアGP(メルボルン)第4戦 4月24日 エミリア・ロマーニャGP(イモラ)第5戦 5月8日 マイアミGP(マイアミ) 第6戦 5月22日 スペインGP(バルセロナ)第7戦 5月29日 モナコGP(モンテカルロ) 第8戦 6月12日 アゼルバイジャンGP(バクー)第9戦 6月19日 カナダGP(モントリオール) 第10戦 7月3日 イギリスGP(シルバーストン)第11戦 7月10日 オーストリアGP(レッドブルリンク) 第12戦 7月24日 フランスGP(ポールリカール)第13戦 7月31日 ハンガリーGP(ブダペスト) 第14戦 8月28日 ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)第15戦 9月4日 オランダGP(ザントフォールト)第16戦 9月11日 イタリアGP(モンツァ) 第17戦 9月25日 ロシアGP(ソチ)第18戦 10月2日 シンガポールGP(シンガポール)第19戦 10月9日 日本GP(鈴鹿) 第20戦 10月23日 アメリカGP(オースティン)第21戦 10月30日 メキシコGP(メキシコシティ) 第22戦 11月13日 ブラジルGP(サンパウロ)第23戦 11月20日 アブダビGP(ヤス・マリーナ)
2021.12.06
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ウィリアムズレーシングはアレクサンダー・アルボンと2022年の契約を交わしたことを発表した。これによりウィリアムズは2022 アルボン、ラティフィで臨むことになる。アレックスがコメントを出しました「2022年に向けてウィリアムズレーシングに参加することになりました!この気持ちを言葉にすることはできません...。この機会を与えてくれたジョストとウィリアムズの皆、そしてもちろんレッドブルレーシング、特にこの機会を作ってくれたクリスチャンとマルコ博士に心から感謝している。家族、友人、そして常にサポートしてくれたファンの皆さんにも感謝しています。豊かで伝説的な歴史を持つチームに加わることができ、大変光栄に思っています。また、チームがこれほど速いペースで進歩していることにも感銘を受けました。今年は傍観者として見ていたので、これまで以上にやる気が出てきて、早くスタートしたいと思っています。また、ジョージ・ラッセルには最大の祝福を贈りたいと思います。2022年にまたグリッドでお会いしましょう」レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーは「われわれはアレックスのことを非常に高く評価しており、2022年のラインアップが確定した今、彼がF1でさらにマイレージと経験を重ねられるように他のチームでシートを見つけることを目指していた」とコメントした。「ウィリアムズ・レーシングでそれが可能となり、とてもうれしく思っている。アレックスは今年われわれのテスト兼リザーブドライバーとして大いに役立ってくれており、毎週末マシンからパフォーマンスを引き出すために力を貸してくれた。だが、彼のキャリアにとってはF1のシートを持たないまま、また1年を過ごすことがないようにすることが重要だった。これで来年の彼のグリッド上の居場所が確保されたので、その実現を目にするのが楽しみであり、われわれは彼の進歩をしっかりと見守っていく。アレックスが2022年にウィリアムズのドライバーになれるよう彼をリリースしたが、将来的なオプションを含む彼との関係は継続する」と述べた
2021.09.08
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アルファタウリ・ホンダF1は、2022年もピエール・ガスリーと角田裕毅を起用することを発表。レッドブルに続きアルファタウリも2022の体制固めを行った。ここのところ絶好調のガスリーはエースドライバーとして3シーズン目に挑むこととなった。「F1での次のシーズンにむけてスクーデリア・アルファタウリを前進させていくことをとてもうれしく思う。2017年に初めて加入して以来、チームとして僕たちが果たしてきた前進を目にしているから尚更そう思う」とピエール・ガスリーはコメント。「今シーズンこれまでに示したパフォーマンスを見れば、今シーズンと来年、特に2022年にチャンピオンシップが予定している変更により、素晴らしいことを達成できると思う」「F1の新時代に僕たちがどのような結果を達成できるか、そして、チームの順位を上げるために出来る限りチームと協力し続けていくことをとても楽しみにしている」「今年はこれまでのところ非常に成功しており、2022年にさらに良い成果を挙げるために協力できると本当に信じている」一方の角田裕毅選手は「スクーデリア・アルファタウリと2シーズン目を迎えられることにとても興奮しています」「それは素晴らしい機会であり、F1での経験を増やし続けてくれたチームとドクター マルコにとても感謝しています」「ピエールと非常に良い関係を築いており、今年すでに彼と彼の経験から多くのことを学びました。自分のスキルを磨き続けるのに役立ったおり、彼と一緒にF1の旅を続けられるのは素晴らしいことです」「最近ファエンツァに引っ越してきたので、チームにもとても馴染んていますし、次のシーズンを楽しみにしています」とコメント。
2021.09.07
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j項. 予選練習セッションの開始前には、レースディレクターがコースのウェット化を宣言した後にのみ、インターミディエイトタイヤおよびウェットタイヤを使用することができ、その後のセッションではインターミディエイトタイヤ、ウェットタイヤ、ドライタイヤを使用することができる。<以下が削除>ピットレーンからのスタートが義務付けられている車両を除き、Q3に進出した各車両は、Q2で最速タイムを記録したタイヤを装着してスタートしなければならない。これは、Q2でドライタイヤを使用して最速タイムを記録し、レース開始時にもドライタイヤを使用する場合にのみ必要となります。Q2でダメージを受けたタイヤは、FIAテクニカル・デルゲートが検査し、交換するかどうか、交換する場合はどのタイヤと交換するかを決定します。Q2で最速タイムを記録したタイヤが装着されていないマシンに乗っているドライバーには、第4.11.3(d)条に基づくペナルティが課せられる(ただし、損傷したタイヤがFIAテクニカルデレゲートの承認を得て交換された場合を除く)。
2021.07.10
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