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Color of the World
ゲーム ネバーランド3
公園に行く途中ギンは120円を財布から出してホットコーヒーを買った「さ
む」そう言って黒いパーカーの袖に手を入れてホットコーヒーを取り出すと
カイロ代わりに使っていた。それから公園に続く道を歩き続けていたら目の
前がパッと光ったギンはただ目をつぶっていたそしてゆっくり目をあけると
目の前に青い制服を着て夜中なのに青い帽子をかぶって自転車を手で押して
いる人が見えた「ゲッ!」ギンは大声を上げて走った行った光を当てた相手
は警官だった!警官は手で押していた自転車のペダルに足を掛けるとギンを
目掛けてこぎ始めた「そこの少年止まれ!」と言ってギンを追いかけてき
た。
(捕まってたまるか!)そう思ったギンはさっき買ったばかりでまだアツア
ツのホットコーヒーを警官目掛けて投げた。すると警官は予想どうりの反応
をした。警官はハンドルから手を離して思いっきり地面に転倒したギンはそ
れを見て(今だ!)そう思い最初に目指した公園は無視して走っていった。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・」ギンは息を整えて「危なかった」そう言う
と周りを見渡した「ここは?」・・・・気がつくとそこは廃校になった学校の
校庭だった。「ここは、げぇ~」そうギンが嫌がるのも無理はない。なんせ
ギンハがいる所はタチの悪いホームレスが時々雨風をしのぎにくると噂にな
っている所だった(マズッ)そう思ったギンはすぐさま校庭から出ようと出
入り口に向かった「おい!」後ろから声が聞こえたその声は警官とは違う野
太い声だった。後ろを振り向かず走った。しかしギンはさっき走った疲れの
せいかすぐにホームレスに捕まった(ギュウ!)肩にある大きな手はギンを
しっかり捕まえていた。「ちょっと来い」ホームレスがそう言うと「待
て!」突然後ろから警官の声が聞こえた。(ハ?)ギンはそう思ってホーム
レスの人と一緒に振り向いた。確かに声の主はさっきギンがホットコーヒー
を投げた警官だった。ホームレスはギンを突き飛ばして逃げていった。
「・・・・・・・・・」ギンは何がなんだか分からなくなった。警官が近づ
いて来た、ギンは助けてもらったお礼を言うべきなのにまだ混乱していたの
か思わず「ハァ?」と言ったギンはあれほど警官に抵抗していたのに今はさ
っきの出来事もあって素直に警官の言う事に従った、そして素直にして行き
着いた先が・・・・
派出所。「ハァ」ギンは(もうだめだ)と思い落胆の顔を隠せなかった派出
所はギンと警官の二人だけで長い沈黙があった・・・・・・「なぁ」警官は
長い沈黙を破り話し掛けた。「どうしてこんな時間に外を出歩いてるん
だ?」ギンは嘘をついても仕方がないと諦め本当の事を話し始めた。「実は
アメリカに行こうとしたんだ」警官は驚いて「なんで?」とまた質問をした
「ゲームのテストプレイヤーに選ばれたんだそれでアメリカ行かなくちゃな
らなくて」警官はまた「どうしてこんな遅くに?」 と聞いてきた。「親はこ
の事については反対なんだけど・・・・・でもどうしても行きたいんだ!」
そう言うと興奮を隠しきれずに立ち上がった。「分かった」そう言うと
警官は奥の部屋に行った。ギンは一人っきりになったので今までの出来事を
考える事が出来た。やっと状況を理解したら奥の部屋に行っていた警官が戻
って来た冷静に見ると警官はひげが無くスッキリした顔立ちで背も結構高く
服装は着替えてきたみたいで私服であった。すると警官は「今ここには警察
服を来た《お堅い警察官、稲葉志朗》はいない、今ここにいるのは《私服を
着た、友達思いの稲葉志朗》がいる」そう言うとギンに自分のパーカーを投
げ「ホットコーヒーのお返しだ。まぁ大きいけど今着ているパーカーよりは
暖かいさ、アメリカの気候は分からんけどないよりマシだぜ」と言い、続け
て「俺について来い」そう言って派出所を出た。
向かった先は駐車場だった。一つの黒色に似た青色の車に向かって二人は
歩いていったそしてその車の前でに立ち止まって「車に乗れ」と志朗がそう
言って車のドアを開けた。車に乗ったギンと志朗は黙ったままだっ
た・・・・・「あの」ギンが初めて質問した。「何だ?」と志朗が返事をし
た、「どこへ行くんですか?」ギンがそう言うと「空港だろ行きたいんだ
ろ?空港に行くんだよ。」・・・・・・再び沈黙が流れた。車の窓に映る景
色はどこもクリスマス一色だった。赤や緑そして青の発行ダイオードがキラ
キラ光っていた。(キレイ)そう思ってずっと眺めていた。「あのさぁ、お
前の名前って何?」そう聞かれてギンは「ギンです。杉本ギンです。」「そ
うか、俺の名前は派出所で言っただろ?覚えているか?」「えっと・・・・
確か」ギンが言おうとしたら「稲葉志朗だ。今度はパッと思い出せよ。」志
朗は再び質問した「ギンはさぁどうして出て行った時間があんなに遅いん
だ?」「それは」ギンはそう言うと今度は詳しく話し始めた。話をしている
内に空港が見えてきた。空港の駐車場に車を止めた真夜中と言うのに車の量
は多かった、しかし空港の中はもっとすごかった。ギンは驚いて思わず言葉
が出た「はぁ~、すごっ!」空港は迎えの家族や今から来た旅行社とかでご
った返していた。ギンは志朗とはぐれない様にとっさに志朗が着ていた黒い
色のジャケットの袖を掴んだ。志朗は袖を掴んだギンの行動に笑ってアメリ
カ行きの便を探した。ギンは初めて空港に来まったく空港の仕組みが分から
なく志朗の後にただ黙ってついて行くしかなかった。「ギン、ここで待って
ろ」志朗はギンを空港のベンチに待たせて何処かに言った。ギンはベンチに
座りうつむいて考えた。(ここまでは良いとして、これからはどうしよ
う・・・・・・)ギンは考えたくなく目の前を見た。目の前には色々な人が
た。家族で楽しく旅行の話をしていたり、大学生ぐらいの人が5~6人集ま
って旅行の予定を確認したり、「はぁ、みんな旅行か・・・」ギンはそうつ
ぶやくとまたうつむいた。そしてまた不安を考えてしまう。(どうしよ
う・・・これから・・・・)ハッと別の不安が過ぎった(志朗さんは?まだ
帰って来ないもしかして置いて行った!?)ギンは不安だらけになって今に
も泣き出しそうだった。その時、聞いた事のある声が聞こえた。バッと顔を
上げたそこには待っていたギンが待っていた志朗さんがいた。「なんで辛そ
うな顔してんだよ。今さら恐くなったのか?」そう言うとギンの隣に座った
ギンは質問に答えないでうつむいた。「なぁ、ギンそりゃ目に見えない物は
恐いし信用ならない、信用している人が《安心だよ》って言ってもそう簡単
に信じられない。けどよ、どんなに恐くてもやってみたら簡単に出来る事も
あるんだぞ。」そう言うと志朗はギンの肩に手を置きギンの顔を見て「今ま
でが辛かったからってこれからも辛いって事じゃないんだぞ。目をつぶっ
て」ギンは(目をつぶって開けた時には志朗がいなくなる)そう思って「イ
ヤだ」と言った。「じゃあ、うつむいて」(うつむくだけなら)そう思いギ
ンはうつむいた志朗は立ち上がりベンチから腰をあげるとペンダントギンの
首にかけた「こっち向いて」志朗がそう言うとギン は志朗の方を向いてすぐ
にさっき視界に入ったペンダントを見た「お守りだ」志朗がそう言うとギン
は「そんな、ペンダントなんてどうして僕の首にかけるの?」「俺からのプ
レゼントだ」志朗がサラって答えた「いいの?」ギンは確認した。「いいに
決まってんだろ、けどお前もお返ししろよ。」「お返しって?」ギンがそう
聞くと志朗が考え込んだ「う~~んそうだなぁよし!決めたおみあげはお前
の体験話だ」志朗がそう言うとギンは「ありがとう」と言った「何がありが
とうなんだ?」志朗がギンに聞いた「だって、僕にこんなに良くしてくれ
て・・・・僕に協力してくれて、お礼言わずにはいられないよ。」すると志
朗は「ギン、お前・・・・もしかして友達いない?」ためらいながらそう聞
いた。「うん・・・・友達いない。」そう答えると「バカ!」志朗がいきな
りそう言うと続けて「お前の友達は目の前にいるだろ!」志朗はギンの目を
真正面から見て「お前の友達は今、目の前にいる俺だろ?今まで友達のいな
いお前でも友達が出来たんだ。ギン自分に自信を持て、そしたらこれからお
前にはもっと友達が出来る。けど忘れないで欲しい新しい友達が出来ても俺
の事は忘れないで欲しい約束してくれ。」そう言い終わると時計の針は3時
を指してたた「やべぇ」志朗は焦った顔をしてギンの手を引っ張って人ごみ
を分けて走っていった。ついた先にはゲートがあった「ここを通って行くん
だ。」そう言っ て手を離した志朗は笑って「行って来い。」とギンの背中を
軽く押した。ギンがゲートを通り細かいチェックを受けて行こうとしたら大
声で「ギン!おみやげと約束忘れんよ!」と志朗の声がギンの耳に入った。
そしてギンも志朗に聞こえるような大声で「うん、忘れない、ありがと
う。」そう言うと志朗の姿を見ないで飛行機の中に入っていった。
(いい人に出会った・・・・・・人の温かさに触れた・・・・嬉しい)
笑いながらそう思うとエコノミークラスのシートに座った。その瞬間に今ま
での緊張がほぐれてすぐに眠った。
気がついたら朝だった・・・ギンは窓を見て「うわぁ」と少し驚いた。窓
の外は雲が全体を覆い被さって隙間から少し見える大陸が少し見えただけだ
から(こんなに高く飛行機は飛ぶんだ)そう思いギンは相変わらず窓の外を
見ていた。「もうアメリカかな?」そう考えてずっと窓を見ていたら「ね
ぇ、ねぇ、」と声が聞こえる方を見たら前の席から顔を見せて話し掛けて来
るアメリカ人の少年がいた。その少年はブルーの目に鼻は高く髪は黒色のオ
ールバックをしていた。そしてなぜか左手だけ手袋をしていた。ギンは無意
識に「何?」と返事をした、少年は隣を見てすぐに「一人なんだ」と言って
きた。「あ、うん、そうだよ。」そう言うと少年は「もしかして君も呼ばれ
たの?」といってきた。
ギンはすぐに相手の言った意味を知りビックリして思わず「君も?」と言っ
た。
すると、少年はギンの隣に座り「そうだよ、確認するけどテストプレイヤー
でしょ?」と言ってきた。「うん、じゃあ君もなんだ。」ギンがそう言うと
少年は、「そう、俺はエドルド・ヴァール呼ぶ時は好きなほうで呼んで。」
そう言うと今度は「俺はギン・杉本、ギンって呼んで。」そう言うとエドル
ドは少し笑い「よろしく。」と言って握手を求めて、ギンはエドルドの行動
を察して「よろしく」と言ってエドルドと握手をして後すぐに「エドルドっ
てさぁ、日本語うまいね。」と言うとエドルドは笑顔で「ああ、俺日本育ち
だもん」とサラッとに言った。
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