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2013年11月23日
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かぐや姫の物語 角川文庫 / 坂口理子 【文庫】

風 立 ち ぬ は見に行こうかどうか迷った後に行ったのだけれど、こちらは前から行こうと思っていた。

午前中はたぶん無理として、午後は何時かなぁと思ってスケジュールをみたら、12時30分、1時30分、3時30分、6時30分・・・
2つのスクリーンを使って回しているので、けっこうやってる。

ポイントを使って無料で行けるので、せっかくだから昼間がいいなと思った。
夜はナイト料金とかでもともと割引だからちょっと損じゃないw

で、考えた。
12時30分に行くと3時00分に終わる。
帰宅は3時30分すぎるだろう。
そしたら布団は冷たくなってそうだから、出かける前にこんでいくことになるなぁ。これはこれで天気が良いともったいない。

でもそれだと面倒で行かなくなる危険もあるなぁ。
時間的には12時30分がいいけど、昼間はこどもがいてうるさそうだなぁ。
ジブリだと年齢制限ないだろうし。

とかとか、いろいろ考えた結果、結局12時30分のでチケットをとった。
ネットでとったんだけど、真ん中のブロックがそこそこ埋まっているが、サイドブロックはほぼ空席って感じ。
やっぱり題材が地味だし、「イマドキ」の絵じゃないから盛り上がらないのかな。

ただ、こむぎちゃがここ数年の間にみた映画の中ではかなり埋まっているほうだ。
なんたって、貸し切りを経験したことあるからね~www


これまで、竹取物語ときくと、藤原不比等を思い出していた。
藤原不比等が天智天皇の落胤だという説で、竹取物語はよく出てくるから。
昔読んだ本でも出てきたよ。

そして、この物語で5人の求婚者のうち、皇子は、石作皇子、車持皇子の2人だ。石作皇子のモデルは宣化天皇の四世孫で、「石作」氏と同族だった多治比嶋とされている。
この人は皇族縁だから皇子のモデルでも不自然じゃない。
じゃぁ、藤原鎌足の息子である不比等がなぜ?ってところで、実は天智天皇の落胤だからって流れになるようだね。

それと、竹取物語というと、平安絵巻のような姿が一般的だが、その時代に「今は昔」と言われているので、実際の舞台は奈良時代じゃないかとも言われることがある。
モデルとなってる人たちも奈良時代の人たちだし。。。ってことは、十二単じゃなくて、天平文化の装束をきているのが正解ではなかろうか、というのも読んだことがある。

ずいぶん雰囲気違うかも~


ま、そういうことはこの映画では全く関係ないんだけどw


前置きが長くなった。

以下、原作が竹取物語だから、ネタバレもへったくれもないと思うが、一応読む時はおきをつけください。


ストーリーの大筋は、原作どおり。
こどものころから読んでいた、かぐや姫のお話と一緒だ。
竹の中から生まれて、おじいさんとおばあさんに育てられ、美しく育ち、公達や帝から求婚されたが、月に帰る。
・・・5分で終わりそうだなw
でも長かったよ。2時間以上やっていたんじゃないかな。
駐車券、4時間分くれたから。

映画をみて良かったなぁって思ったのは背景だ。
ものすごくきれい。
特に植物は、全部のコマを絵はがきにして売ってほしいと思うほどだ。
写実的じゃないのに、本物の香りがするってすごくない?
野に咲く花々の美しさは、これだけでも映画館に見に行く価値があるわと思ってしまった。

ってことで、この1点を持って、自分にとって「金返せ」映画ではなくなったw

それから、生活の描写が細かい。
機織り、竹細工、糸つむぎなど、小道具をちゃんと道具として使っていて、見ていて楽しかった。

でもリアルというのとはちょっと違うんだよね。
ちゃんと「おとぎ話」にはなっている。

瓜を切ったら刃物は汁でべとつくと思うが、それぞ地面において、またそれで瓜を切ってそれを食べているのに砂などがついてる様子はない、とかね。
そういうところはきれい。

残念だったところ。
せっかくきれいだったり、楽しかったり、うきたつ場面がたくさんあるのに、それをテレビで流す前宣伝に全く使っていないこと、かな。
テレビでよく流れているのは、恐ろしい顔をした姫が闇の中を次々に服を脱ぎながら走っていくところと、桜の中でくるくるしているところだろう。
前者の絵で敬遠してしまう人がいるとしたら、ほんとにもったいないと思う。
あぁいう描写はほんの少しだったから。
むしろ、あれは本編を見ている途中でのインパクトの強さを出すために伏せておいた方がいいんじゃないかなぁって感じたよ。
ハイジとの共通点ということで紹介しているみたいだけど、実際もっとハイジっぽい描写は別にあったし。
どうせかぐや姫ってのは知られているんだから、月から迎えにきたところとかを宣伝に使った方が効果的なんじゃないのかなぁ。
あの場面が音楽とともに流れたら、みたい!ってもっと感じると思うよ。
または、さっき絶賛した植物などの背景の美しさを音楽とともに次々に流していくのもいいのになぁって思う。
声を担当した宮本信子さんも、植物の描写がものすごく美しかったってインタビューで答えていたけど、まさにそのとおりだと思うから。

それからかぐや姫の髪に美しさを感じなかったのがちょっと残念だった。
どうしても絵巻物にあるような、平安美人の条件=長くて美しい黒髪ってイメージがあるので、中途半端な長さで終始した髪には違和感があった。
当時の男どもは、顔をみないで、長い黒髪や服の色重ねのセンスなどで美しさを判断していたとも言われているしね、なんであの長さなんだろう。
ただの貴族娘とは違う、健康的なところを残したかったのかな。

主人公のかぐや姫に共感できたかというと、こむぎちゃはできなかった。
顔をみたこともない人のところに嫁ぐのは嫌とか、高貴な人々の生活よりも田舎の自由な暮らしが正しいみたいなのは、今の価値観によるもののような気がする。
もちろん、原作でも無理難題を出してつっぱねている運びではあるが、あれは今の価値観から拒絶しているのとはちょっと違うような気がするんだよね。
この辺、ここ数年の大河ドラマの女性キャラたちにも相通じる違和感があるなぁ。

キャラクターの中で一番良かったのは、翁だと思う。
一番人間くさくて、リアルだった。
彼の愛情表現が空回りしていくさまは、今にも通じるところがあるような気がする。
映画をみていて、泣いてしまったところがあるが、それは翁視線でみていた時で、彼に共感してのことだと思う。
その点、媼も良い人だったけれど、ちょっといい人すぎて共感まではいかなかった。
あと好きだったのは、ろってんまいやーさんw
あぁいう人、好きだよ!


なんだかんだ好きなことを言ったが、映画全体の感想としておもしろかったか、つまらなかったか、と言われれば、迷わずおもしろかったよ、と答えたい。
たしかに上映時間は長かったけれど、一度も時計を見たいと思わなかったし、まだあるのかなとも思わなかった。

絵も美しかったし、今の主流アニメのような絵の動きがかくかくすることもなかった。
背景と人物の絵が一体化していて、背景の絵の上をセルに描いた人物を合わせて撮影しているみたいなことを感じさせないところがすごいなぁって感じた。

かぐや姫の話だから、ハッピーエンドってわけではないんだけど、まぁ、これは仕方がないよねぇ。
でも、この後翁と媼は幸せな老後を送れたのだろうかってのはとても気になった。
かぐや姫がいなくなれば、都で暮らす必要はなくなるだろうけれど、またあの竹林の家には戻れないだろうし、どうやって暮らしていくのかなぁ。
そこのフォローはしてほしかったな、って思う。

はやおさんの映画のような万人向けの絵柄じゃないし、地味な題材だけれど、とても良い映画だった。
きっと、何年後になっても生き残る作品だと思うよ。





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最終更新日  2013年11月23日 21時03分44秒
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