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やまさんvv @ 仲間。 別れを惜しむことが出来る仲間。 思い出…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
BISUCO @ Re:久しぶり。(02/06) お久しぶりです!本当に浮き沈みが激しく…
BISUCO @ Re:ちょっと安心(02/06) やっぱりお金ですよね↓↓(笑 あ、えっと…
やまさんvv @ 久しぶり。 近況が全然分からなかったから久々に書か…
2006年02月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 うちってばいつもそう。信じられないくらい自分が見えてない。冷静になってやっと自分のした事がどんだけのことか、どんだけ情けない事かを知る。その内容も呆れるほどワンパターン。進歩ナシ。ホント最悪なんだ・・。

 いつも弟とふたりぼっちの留守番。まさに自由の放任地帯。誰の?弟の。食事の片付けから脱ぎ捨てた靴下、使用済みの鼻紙まで放置。本当に嫌だ。心のそこから、この男が夫じゃなくて良かった、彼氏じゃなくて良かった、子供じゃなくて良かった、弟じゃn・・・んっと思う。自分の事でも一切やらない。部屋が汚い。アイツが食い散らかす隣で自分が掃除。この屈辱に耐えられるわけない。部屋が汚いくらいでマジギレできる?できますとも。テメェ専属のメイドじゃねぇんだよって、テメェの鼻紙をテメェの口にぶち込んでやりたいほどムカツク。「自分で汚したものは自分で始末」こんな幼稚園の壁に貼られるようなお約束スローガン。けどここは自由の放任地帯。そんな一般常識よりも拳で語る世界。うちがギャーギャー言うものならボコボコ返り討ち。悔しいほど歯が立たない。「女の顔と腹、どっちが大切なんだろうね。」その両者をボコられてる時、友達の言葉がうちの頭に過ぎった。なんで、なんで、なんで。。うちは、もう片付ける事を辞めた。

 親が帰ってきた。もう21時を回っている。愛人の深井戸も一緒だった。当然、荒野状態のお部屋に足を踏み込んだ母はブチ切れ。ありとあらゆる罵声でうちをののしった。この荒野の建築主は弟であると訴えても、「お前は女だ、姉だ、年上だ。」なんだかんだで話を聞かない。それは下の子が小学生低学年くらいの話であるならわかる。しかしそんな子の代わりにいるのは中三の豚一頭。放し飼いでも、十分自分の世話ぐらいやける年だろ。

 母「女なら掃除やれやボケ!ワシを疲れさすな!」
 うち「なんでワシが豚の飼育までせなイカンのじゃ!」

 こんな広島弁炸裂の口論が繰り広げられているその脇では、弟が寝そべって漫画を読んでいる。これほど頭にくる事はない。

 うち「この超過保護!マザコン!バカ親子!」

 うちは益々熱くなった。

 弟「・・・うるせぇよ、お前。」



 母「そーだ、お前うるせぇよ。」

 信じられないような気持ちで、顔に乱れ散った髪の隙間から母の顔を見た。母は、やっと静かになりやがったとでも言うかわり、に大きな溜息をハッと短くついていた。

 (・・・・うちが悪いの?ねぇ、これうちが悪いの?)

 その日の晩飯は、自分だけ500円を渡され、カップ麺を食った。他三名は母の手料理をワイワイと食っていた。

 母「あら美味しそうな麺ですこと。」

 ・・・ブッツン切れた。

 うち「うっせぇよ!お前ら頭オカシイんか!ワシが何か間違っとるんか!?過保護バカに、暴力豚!この家マトモナ奴おらんのか!!」

 うち「大体、お前はこんな遅くまで子供家に放っぽいて、遊びに行っとったんじゃろが!主婦の分際で家事放棄か!豚の世話教育はテメェがやれ!おしつけんな!なんでワシ殴られなイカンのじゃ!!」

 母「ギャーギャーギャーギャーうっさいのぉ・・!早く一人暮らししろよテメェ、とっとと出て行け!!」

 うち「・・独り言だバーカッ!!!」

 うちは冷蔵庫から乱暴にジュースを取り出して、食いかけのカップ麺と共に子供部屋へズンズン向かった。








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Last updated  2006年02月06日 03時24分31秒
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