この門はくぐることができないけれど... Suh Do-Hoの2001年の作品、 '348 West 22nd St., Apt A, New York, NY 10011' 薄紅の布の家は中に入ることが出来る。 1999年の'Seoul Home'は 今回の門のように天井から吊り下げられ、頭上に影を落として 距離がある。
なんとなく'a feeling of being neither here nor there'、 蜃気楼のような気分の作品。 淡い薄絹の質感と、縫い重ねられた布が作るグラデーションが ポジャギを想起させもする。
「建築の20世紀展 」("At the End of the Century : One Hundred Years of Architecture")で コンペに勝たなかった設計は 現実の建築物とはなりえず、 すぐに忘れ去られる空間的な儚さがあると思ったのだが 砂上の楼閣、蜃気楼、そして幻のようなこの布の門は 空間的な儚さというよりは追憶のようなものも感じられる。 Suh Do-Hoにとっては 幼い時代も当時住んでいた家も、遠く儚いのだろう、but it's 'Home'...。
Satyr from Sicily Dionysusの従者、森の精。 踊る表情は忘我の境地とは距離があるようにも見えた。Dionysusが近くにいなかったから? 脹脛の筋肉は躍動を物語っている。表慶館「踊るサテュロス展」で。 正面の顔がちょっと風神雷神みたい...。
Dionysos: Sei klug, Ariadne! ... Du hast kleine Ohren, du hast meine Ohren: steck ein kluges Wort hinein! ? Muss man sich nicht erst hassen, wenn man sich lieben soll?... Ich bin dein Labyrinth ... excerpt fromDionysus-Dithyramben(Friedrich Nietzsche, 1888)
Berlin: Blaue Stunde Leica Digiluxで撮影された黄昏時のベルリン。
水底でゆらいでいるような 光がにじんでいるような写真に瞠目。
Maurice Utrilloの絵のように 絵筆のようなタッチが生まれているのがとても不思議だった、Shellhausの写真。
Alfred HitchcockやSimone Signoret、Maria Callasも撮っている人だった、知らなかった...。 Lebeckの写真を心に留めた。
dormant orient 牧渓の猿みたいな相貌で 画面の中央に浮かんでいる。
Laura Owensは牧渓を見たのだろうか。
犬の前に骸骨が2つある構図、 禅画で見たような気もする...。
動物が愛らしく登場する絵だが どこか東洋的な匂いがする。
x-section, The Creation Guido Mocaficoが自然界を撮影した写真展、The Creation。 海月が水に透けた写真に足をとめる。 以前くらげ展でさまざまなくらげを見たけれど、 写真で見るのも静けさが伝わって...。(ENOSHIMA)
雪氷の断面は アイスクリームを銀の匙ですくっても得られないような... 風の足跡、その断面のuntrodで孤高な造詣は nobleな感じさえしてため息がこぼれる。(DISKO BAY, Greenland)
Watching Words Move は、「言葉の意味の通りに文字を配置し、それぞれの意味を表現する」そうで floorの文字は地を這う壁の下のほうに書かれている。 7は'SE7EN'でなく'7EVEN'と。 1種類のフォントと級数だけをつかって書いたtypographyはstoicな感がある。
and Logomotion♪ 有名なあのロゴも Chermayeff & Geismarの作品だったんだ、と Logoがformationしていくanimationをずっと見ていた。 色遣いがMiffyみたいで どこか絵本になりそうな風情がある。
Jean Prouve The poetics of technical objects 力学的な建築と家具。 その力学的な湾曲と直線が形づくるフォルムから Jean Nouvelへの影響をかんじとれる。 Jean NouvelのLa Maison de l'Eleveur Bovin Limousinなどを思い出す...。
Swiss Poster Art Swiss Poster Art 100 years of creation展。 1世紀近く前のポスターは 色遣いも絵柄も古いクッキー缶のようにnostalgic。冬の雪山と音楽と。 ドイツ語のポスターとフランス語のを比べて見るのが楽しい。 Art NouveauとBauhausの影響がtwo topで魅了している!?
ポスターを所蔵するLa Bibliotheque publique et universitaire de Geneve(ジュネーブ大学付属図書館)は 1530年頃設立されたそう!(この機関の名称は仏語表記...)
photos in the wardrobes 映画、New York Dollの余韻とともに The New York Dollsの写真を見に行った。@rude gallery boutique併設のgallery。 先日のBob Marley Iconも、そんなphotos in the wardrobeだった。
David LaChapelleの写真はwardrobeの間の柱に掲げられ、 wardrobeの森の木々のようだった。@restir tokyo
Cheri in the sky 屋上の花火師、白馬に乗った騎士像が部屋の中に入れられた...西野達作。
Where is there for this inner an outer? Upon which hurt does one lay such fine linen? And which heavens are reflected within them, upon the interior seas of these open roses, there carefree ones, see: how loose in looseness they lie, as if a tremble hand could never tip them over. They can hardly hold themselves erect; many allow themselves be filled all too full and flow over from inner space into the days, which, ever more and more full, close in upon themselves, until the entire summer becomes a chamber, a chamber in a dream.
表現の源流で埴輪や鳥獣戯画を観て、 未来への可能性まで3部作。 KAGE2007、 Global Bearing(地球の軸のようなデバイスを動かして足元の大地と丸い地球を一致させる。「「非日常的スケールの地球」と「体験者の身体」の物理的関係を示唆することで、日常に対する新しい感覚・断面を提示する」)、 Streetscape(地図をなぞって行くとすすむ道筋にしたがって聞こえてくる音が変わってくる...バーチャルお散歩/街歩き)、 Lake Awareness('Twinkle Twinkle-New light from the UK'でみた'Digital Dawn'を思い出す。interactiveに、手に反応して光る)、 Gemotion Screen(3次元に盛り上がる表面)、 クィーン・マンマは三宅一生の試着室だった。