ベートーヴェンのSeele und Geistが織り上げられ 交響曲それぞれの個性、動と静、荘厳・典雅な響きがかさなって 陰翳くっきりと西洋音楽史の火芯となる部分が示された。
2003年は不穏なはじまりだった気がするし 人間性の破壊的な面に気付かされることごとが多かった。 でも2003年の終わりはすばらしかった。 ベートーヴェンのおかげで人間性の創造的な境地に深く感じ入ることが出来たから。 from Mars(軍神マールス) back to Muse ってかんじ。 軍神が地球近くに立っていたけれど 2003年最後の日にCalliope、Clio、Euterepe、Thalia、 Melpomene、Terpsichore、Erato、Polyhymnia、Urania 9人のミューズが集まってきたみたい。
映画『クラシック(ラブ・ストーリー)』の中では 主人公がベートーヴェンの「悲愴」を弾いていた。 この曲を聴くと ♪This night is mine It’s only you and I Tomorrow Is a long time away This night can last forever♪ の詞がすぐ浮かんで、ピアノ・ソナタに聞こえなくなってしまう。
May your 2004 year be all wrapped up with happiness...
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