| 撥ね万直撃! #04 2004.10.22 |
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| ■今年の菊花賞のポイントは二つ。一つは、皐月賞馬とダービー馬が共に不在ということ。もうひとつはコスモバルクの取捨をどうするかということだ。皐月賞とダービーを見れば判るとおり、キングカメハメハ以外は展開次第で着順が変わるメンバー。そしてその展開のカギを握るのがバルク、ということになる。 |
| レース回顧 |
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| ■皐月賞馬とダービー馬が不在。戦前から“乱菊”と目されていたが、まさにその通りの結果となった。波乱を生んだのはやはりステイヤーの台頭。ラップチャートを見ると1000m通過が1.00.4、2000m通過が2.04.1。速すぎず遅すぎずの菊花賞らしい菊花賞だったと言えよう。ちなみにこのラップはマヤノトップガンが勝った95年と酷似している(2000~2200のラップだけが大きく異なり、それが勝ち時計の差につながっている)。この年も2着にステイヤータイプのトウカイパレスが入り波乱となった。こうした“持久戦”になるとスピードや瞬発力だけの馬には厳しい。90年代後半はいわゆる“スローペース症候群”が蔓延し、距離は飾りで単なる直線の瞬発力勝負という菊花賞にとっては暗黒の時代だったが、ここ数年は以前のスタミナ=強さを問うレースに回帰しており喜ばしい限り。またぞろ距離体系云々の議論が活発化してきているが、3000mの菊花賞があるからこそ価値がある3冠であり、その距離を変えるなどもってのほかだと思うのだがどうだろう。 |