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第3話
「…なんか、そっちの肉の方が多くねぇか?」
「どっちも同じでしょ。」
「いいや。そっちの方が多い!」
そう言うなり和哉の豚丼と取り替える拓哉。
「…まったく子供じゃあるまいし…」
「何とでも言え。」
駅前の牛丼屋。今日はなぜかやけに客が多い。
「やっぱり、牛丼はいいですね-。」
「ま、そうだな。安いしなぁ。」
「それにしても、お客さんが多いですね…」
夕方だというのに店内は学生や仕事帰りのサラリ-マンでごった返している。
窓際のカウンタ-に座っている拓哉と和哉は辺りを見回した。
(あれは…)
和哉は箸を止め入り口を見た。
見覚えのある姿…
今店に入ってきたのは間違いなく賢貴だった。
慌てて目を逸らしたが時すでに遅く、賢貴はこちらに向かって歩いてくる。
(やばいなぁ…拓哉と会わせたら…)
「よぉ、和哉久しぶり!」
「…はぁ、元気にしてたか?」
ちょっと声が裏返ってしまった和哉に拓哉は怪訝な顔で振り返った。
「…地元のダチです」
「ど-も。」
「…はぁ。」
和哉の隣に座っていた学生が席を立ち、賢貴はそこに腰を下ろした。
「…元気じゃねぇよ、あの日以来、心も体もボロボロのボロよ…」
少し投げやりに賢貴は口を開く。
「…和哉、俺食い終わったから先出るわ…」
「あんた、もしかして拓哉か?」
席を立とうとした和哉の声に賢貴の声が重なった。
「…そうだけど。」
下から睨みあげられ、ムッとした拓哉は和哉の方に目をやった。
「なんだよ…こいつ…」
「だから地元の…」
「んなこと聞いてんじゃねぇよっ!なんだてめぇ…気にいらねぇなぁっ」
「あ?名前聞いただけだろうがっ!」
立ち上がった二人に、店内もざわつき始めた。
「拓哉…賢貴も…。やめなさい…」
間に割って入った和哉を一睨すると
「気分悪ぃ、先帰る…和哉、おごれよ…」
吐き捨てるように言い拓哉はズカズカと店を出ていった。
「おごりって…おまえ…」
肩を落とす和哉に賢貴が呆れ顔で口を開く。
「…なんだぁ?あいつ…カッカしやがって…」
「俺に言わせれば、二人とも同じようなもんですよっ」
“お金が無くなった”ブツブツと文句を言う和哉に
賢貴は先程の拓哉の姿を重ねていた。
「男のくせに、カッカしやがって…」
「さ…賢貴…目が怖いんですけど…」
「俺はあんな奴に負けたのか…」
「…えっ?」
「夏輝は…あいつのどこが良かったんだろうな」
「賢貴…」
そう言いながら、和哉の丼を横取りし素早く平らげてしまった。
「和哉、サンキュ-!じゃ、またな-!」
笑顔ですたすたと店を出ていく賢貴。
箸をもったまま固まる和哉。
「…俺をバカにしてんのかぁ!?」
和哉の嘆きは店内のざわめきにかき消されていった。
「あ-っ、胸くそ悪ぃっ!なんなんだ、あいつ…」
ひとり文句を言いながら部屋に戻った拓哉は制服のままベットに寝ころんだ
(…夏輝が居ないと…やることねぇな)
しばらくボ-ッと天井を眺めていたが、携帯を手に取るといつもの番号を押す。
…声だけでも…
“ただ今、電話に出ることができません。発信音の後…”
ピッ
「…電源切ってんなよな…」
携帯を放り投げ、上体を起こす。
なんだか今日は面白くない
和哉の友人も…
携帯の電源を切る夏輝も…。
(俺って…心が狭いのか?)
ブレザ-とズボンを脱ぎ捨て、ベットの隅っこに腰掛けた。
「…何だ、コレ?」
足下に転がるカ-ドケ-ス…
(…佐藤総合病院…)
診察券…藤田夏輝…
(夏輝の忘れ物か…)
「夏輝-、忘れ物だぞ-…早く取りに来いよ-」
小さく呟きカ-ドケ-スをテ-ブルの上に置いた。
ただの診察券。気にも止めなかった。
「いつもごめんね…付き合わせちゃって。」
「いいよ。好きで付いて行ってるもん。それより、何もなくてよかったね。」
「…うん。」
「じゃ、またね!」
和美が角を曲がるまで見送ると、石段をゆっくり登り始めた。
夏輝の家は古くからの神社だ。
「…きつ…」
今日は疲れた…なんだか体が重い…
「相変わらず弱々しい女だな。」
「きゃっ…」
言うが早いか、後ろから抱き上げられイッキに階段を駆け上った。
「しばらく見ないうちに、また痩せたか?」
ゆっくりと夏輝を降ろし、下から顔を覗き込む
「…賢木くん」
…どうして?
「…なんて顔してんだよ。」
「…えっ?」
「久々のご対面だってのに、すげぇ迷惑そうな顔。」
「…そんなんじゃないよ。」
「ま、いいけど。」
じっと見つめられ、俯いた。
拓哉とはまた違う…強い瞳…
西日が横顔を照りつけ、熱い…
そういえば…
賢木に想いを告げられたのは…この場所だった。
「夏輝。」
「…えっ?」
「…体…平気なのか?」
「うん、あれからずっと調子いいの…」
「また、なんか…因縁付けられたりしてねぇか?」
「大丈夫。」
「何言われても気にすんなよ。」
「賢貴くん、大丈夫だから。」
「そっか…」
「痛いっ…」
「えっ…」
「手、離して…」
「あ、あぁ…悪ぃ…」
さっきからずっと手首を捕らえていた。
細い手首から伝わる夏輝の温もりが掌にかすかに残る。
今、この手を取るのが自分でない事が、歯がゆくてしようがない…。
「俺、やっぱり…」
「…」
「夏輝を忘れるなんて出来ない…」
「…」
「だから…また、逢いに来た。」
「賢貴くん、私…」
「俺は絶対、諦めないから…」
そう言うと石段を駆け下りて行った。
ドクドクと波打つ鼓動が耳元からうるさいほど聞こえてくる
夏輝は手首に残る赤い痕を
そっと右手で覆った。
賢貴は俯いたまま走った。
本当は抱き締めたかった。
前のように
ずっと抱きしめてしたかった…
でも
俯いた夏輝の髪から覗いた
見覚えのないピアス。
ずっと…俺のものだった
小さな頃からずっと…
俺の影に隠れて…
頼られて…
一年という時間がそうさせたのか
夏輝が…遠くに感じた
でもせめて…
目は逸らさないでほしかった…
俺から目を逸らさないでほしかった…
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