コラボ鮎のペ-ジ

奮闘記~鮎入社時を振り返る


服装はとりあえず何でもいいけど動きやすい服装でと言われ初出勤。
面接をしてくれた人(取締役)の案内で社長に会う。
「このハゲてるのが社長だから」と取締役。
「ハゲの○○です。宜しく」と社長。
苦笑いの私。
取締役から会社の説明をされる。
意味不明。
「一回聞いただけじゃ理解できないと思うけど、やればそのうちわかってくるから」
と言われる。
事務所があるという場所に案内される。
ついてビックリ。
会社だというのに管理費込みの月家賃が3万5千円だというのがうなずける
ほどのオンボロビル。(すでにビルとは呼べない・・・涙)
※お陰さまで、現在は2度の引越しを経てまともな場所です。
ボ-っとしてたら転がり落ちそうな細い階段をぐるぐる3階まで昇る。
トイレの横に鉄のトビラ。
横に小指のつめ程のボタンのようなもの(呼び鈴)。
中には机とイスとサイド机が3つずつと本棚1つ。
作り付けの流し台と下駄箱、奥の部屋には押入れとトイレ(管理人さんに
使わないほうがいいよと言われる)。
「明日かあさってに電話とパソコン届くから」と取締役。
「いやぁボロいボロいとは思ってたけど本当にボロいなぁ。
 まぁ事務所は知らん人間ほとんど来ないし金稼がんからボロくてもいいか」と社長。
「ここに5万あるから明日から2日くらいかけて
冷蔵庫とかポットとか文房具とか、まぁ必要そうな物買っといて」と取締役。
激安電気店で冷蔵庫、扇風機、掃除機
100均で湯のみ茶碗とコ-ヒ-カップとソ-サ-とスプ-ン各6個ずつ、バケツ、ゴミ箱、お盆、文房具
安食器店で急須
電気ポットを買い忘れ、再び電気屋へ走るも300円足りず
今どきカルキ抜きのついていないものを購入。
買い物を終えて事務所の掃除をする。
2日終了。
親や友達から「なんの会社なの?」と聞かれるが
自分で理解していないだけに説明できない日々が続く。
ただ唯一わかっていることは自分が事務員であるということ。
これから経理もやってもらうと言われても、
今まで医療費(レセプト)用パソコンしか使ったことが無く
振替伝票や簿記なんて見たこともない私。
奮闘の始まりである。





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