葬送 0
全11件 (11件中 1-11件目)
1
輪王寺でいただいたお札思い立ったが吉日。とでも申しましょうか。発作的に出向いた日光山は多いに収穫がありました。第一目的の輪王寺での三輪先生の彫刻拝観。それに付随した生まれて初めての護摩祈願。とっても有意義でした。 東照宮、輪王寺大猷院には圧倒されました。鄙なる奈良好きのマムはずっと心に思いつづけていた、原初のお寺さんや仏像は極彩色のド派手なものだったはず・・・だよなあ・・・という迷いをあらわにされてしまいました。いにしえの頃、草民は現実の貧しさ、辛さに、この世の物と思えぬ、絵にも描けないほど美しい極楽浄土を求めたと思われます。山上憶良うたうところの貧窮問答歌の人々が古池(笑)をみたらますます落ち込むでしょう。 マムお気に入りです。我家のグーちゃんそっくり!侘寂というものは経済的な豊かさ、あるいは、ある程度の教養があってこそのもの。じゃあ、現代は経済的に潤い、教養があるかってっていうと・・・どうだろ?古めかしいものへのありがた信仰というものが大きいような・・・。そういう気がします。知り合いのおばあさんが、古寺を見てマムにいいました。「古い汚い建物のどこがいいのやらさっぱりわからない」。わかったふうなこというより痛快な一撃でした。 帰路の車中ツラツラ マムは上記のことを考えお弁当を食べ、ビールを飲み・・・なんてやてたら、あっというまに浅草についちゃいました。 *日光山に行く時は望遠鏡持参をおすすめします。*カメラは一眼レフに望遠だったら最高です。*日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる! *日光詣 10 日光で思う侘寂のこと
2008.01.27
コメント(4)
輪王寺大猷院表門(仁王門)日光山は輪王寺、輪王寺大猷院廟、東照宮、二荒山神社の二社一寺で成り立っています。二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)は観音菩薩さまがおすみになるという補陀洛山(ふだらくさん)より名前がついたとされています。 二荒山神社では、カフェカーテン及びお手水舎をゲットしました。 さあて、二荒山神社に長居は禁物です。帰りの電車の時間が迫っています。急いで、「輪王寺大猷院(たいゆういん)」へまいりましょう。 1月13日(土) 午後大猷院(たいゆういん)は三代将軍家光の廟(墓所)です。祖父である家康公に遠慮して東照宮に較べて質素を旨としたといわれていますが、どうしてどうして、細工の緻密さは東照宮以上です。トップの写真の表門を潜るとマムちゃんコレクションのお手水舎。 輪王寺大猷院御水舎 3つ目のお手水舎ゲットです。 二天門(雷門)正面左右に「持国天」、「広目天」の二天をまつるところから二天門といいます。 広目天背面には「風神」、「雷神」が安置されています。 総天然色、金銀瑠璃色に見るほどに侘び寂びの概念が打ち砕かれたいきます・・・。二天門を潜ると石段です。 上りきると「夜叉門」があらわれます。 輪王寺大猷院夜叉門(牡丹門) 正面、背面の左右に夜叉がおさめられていますが、牡丹の彫刻が所狭しとほどこされており、別名「牡丹門」といわれています。 夜叉の背後の牡丹の彫りは大胆にして優美で見事でした。お待たせいたしました。凄いの一語につきる「大猷院拝殿(唐門)」ですっ! さあ、見せますよ~。 どうです!!!すごいでしょ。「大猷院」。拝殿の中も金ピカ。 日光山輪王寺発行「日光大観」よりふすまは狩野探幽の絵ね。本殿の外観。 本殿には入れません!奥の院に通じる「皇嘉門」です。 皇嘉門脇の青銅の灯篭です。いかがでした?大猷院。東照宮はよく聞きますが、大猷院はまったく知りませんでした!もう、時間がありません。駆け足で、もどりますよ~。 瑞垣 夜叉門をあとにいや~、行ってよかった来てよかった 日光山。でしたっ。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.26
コメント(2)
日光案内人の、ナビマムでっす!マムの後方にありますのは「本地堂」でございます。 はっきり言って、このままスキー場へいけます。寒がりですが、実は冬が大好き。寒い日に、暖かい色合いの暖かい上着を着こんで歩くのが大大好きです。このウェアはライオンの模様です。へっぽこスキーヤーのマムが近付いてきたら、皆がすぐ逃げるように、あるいは崖から落っこちたらすぐわかるようにとイカちゃんが買ってくれました。 1月13日(土)横道にそれてスミマセン!だって、飽きちゃってさっ。が、だってもさってもありませんね。「本地堂(薬師堂)」をご案内しましょう。ここは「鳴き龍」で有名です。 このお堂の内陣天井には龍が描かれています。その真下で拍子木をうつとルルルルルって龍の鳴き声がするの。はい、実際しました。その直後、観光客が手を二回打ったの。そしたら、即、お怒りの声。「ここはお寺です!手を叩いてはいけません」。ちょっと 待ったアァ。。。変じゃない?だって、東照宮って神社じゃないのぉ。ということで、お久しぶりのマムの「知ってもなんにも得しない」情報のはじまりはじまり。。。 仏教のお話です。仏教が日本に入ってきたとき、すでに神道がまつられていたわけ。で「蘇我&聖徳太子(仏教派)」対「物部(神道)」が戦って仏教派が勝ったのはご存知のこと。じゃあ、神道排除に傾いたかというとそうではなくて、融合政策がとられていきました。神仏習合思想ですね。「八幡大菩薩」とかいうでしょっ。ここ、東照宮はまさに神仏習合のいい見本ね。これをもっと難しい言葉でいうと「本地垂迹(ほんじすいじゃく)」と、いいます。これを簡単にいうと、「本当は仏教の仏です(本地)が、日本では神道の神としてやってます(垂迹)」ってことです。でね、鳴龍で有名なここがなんで本地堂(ほんじどう)っていうかっていうと・・・。徳川家康は、なんと薬師如来の化身と考えられていたの。だから「本当は仏教の仏(本地仏)」なんですと本当の姿として薬師如来を安置したの。ゆえに「本地堂」と言います!フ~。 長々と書いたわりに得することが少ない!・・・いえ殆どない。久し振りに ペコリ です。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.21
コメント(20)
奥社へ通じる坂下門このあたりから・・・つぎからつぎのゴージャス叶姉妹攻撃、行けども行けども行きつかぬ混沌にマムの頭はこんがらがって整理が追いつかず、何がなんだかわからなくなってきました!コマッタ。。。 どうにもこうにも1月13日(土)午後 坂下門内の装飾 小さな門ですが、手抜きゼロ。豪華です。坂下門を潜ると、207段の石段です。 一段の石の高さがかなりあるので、室生寺の奥の院への階段500段をなんなく上ったマムも最後は膝が笑いだしました。 奥社拝殿に着きました! 拝殿内部をご覧ください。写りが悪いですが、内部の上部の装飾の凄いこと。凄いとしか言えないマムの語彙の貧困さが、悲しいです。 この拝殿の裏にまわると青銅製の鋳抜門があり、その奥に、東照大権現・徳川家康の神柩を納めた宝塔があるわけです。 この鋳抜門をよ~く見てぇ。 気が抜けない! それが、東照宮ねっ。 この奥に神君は眠っておいでです。神柩を納めた宝塔は以外なことにシンプルです。 ここまでの道、豪華絢爛たる空間の連続のせいか、神君のおいでの宝塔には意表をつかれました。静かで、モノクロの風景でした。徳川幕府の開祖の神柩はここに、納められています。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.20
コメント(4)
唐門歩け歩けが功を成して体がポッポとしてきて氷点下の寒さはどこえやら。 1月13日(土)午後陽明門を入った正面、東照宮の最も重要な本社への正門・・・「唐門」にやってきました。現在この門を潜るのは、正月や大祭など祭典の時か、国・公賓相当の方の参拝の時だけだそうです。 以外と見過ごされるのが唐門の門柱です。昇り龍、下り龍がほどこされています。 この唐門は白で統一されていますが、彫刻でいっぱいです。七福神やらウサギやら朝見の儀の様子やらがほどこされています。一見、質素ですが、とっても凝っています。 唐門 内部「眠り猫」のいる廻廊へまいりましょう。朱塗りの廻廊は220メートルにおよびます。長押には霊獣・動物・花・鳥・果物の彫り物がいっぱいです。 お待たせいたしました。眠り猫さんの登場です! 奥宮への入口、潜り門の長押にあり、左甚五郎作として超有名。この猫を見るためにちゃんとお立ち台が用意されているのには笑ってしまいました。写真は、お立ち台に立って必死になって標準レンズでいっぱいいっぱい撮ったものです。 これは眠り猫さんのお隣さんです。これも可愛いよねっ。我家のグーに似ています。 三猿見て、陽明門も見て、眠り猫も見たわけで、もう満足ですかぁ?飽きちゃいましたぁ?でもまだあるの。奥社が!で、それが200段以上の石段の先なわけで、きついの。次回はその奥社をご案内しましょう。 奥社に通じる坂下門天井 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.19
コメント(6)
東照宮 陽明門陽明門はすごい!「一切の空間を埋め尽くす彫刻群」をお楽しみあれ!!!さっさぁ~ 近寄ってみましょう。 1月13日(土)午後 もっともっと近寄ってみましょう。 おびただしい「龍」・・・ではなくて「息」たち。龍のようで龍ではありません。原型は鰐らしい・・・。 「唐獅子」と後ろには儒教の「聖賢人」の彫刻。 「唐子の知恵遊び」。写りが悪く残念ですが、真ん中の白い部分です。唐子が鬼ごっこや竹馬などで遊んでいるんですよ。 白い柱に注目してください。「グリ紋」とよばれる「渦巻き文様」で彫られています。陽明門の12本の柱のうち、内側の右から2本目だけが他の柱と逆に下向きになっていて、「魔除けの逆柱」と呼ばれています。 獅子の後ろの1枚板の透かし彫り! これらも1枚板に彫られたものです。 マムは上を向きすぎて首が痛くなっちゃいました。これでもずいぶん見落としがあると思います。あ~、もう一度 いきたいなぁ っと。 どうです。堪能していただけましたか?マムは一眼レフを使っていますが、残念ながら標準レンズしか持っていません。望遠を持っていたら、きれいな写真が撮れたのですが・・・残念です。 お次は唐門と、お待たせしました。「眠り猫」の登場ですっ。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.17
コメント(6)
どうみても巻毛の象・・・ですこれでもか、これでもかとあらわれる鳥獣木花に唐子等にマムは呆然! おそるべし日光東照宮。口をあんぐり開けて立ち止まらないで歩きましょう。 1月13日(土)午後有名な陽明門の前には一対の鐘楼があります。右手が鐘楼、左手が鼓楼と名付けられています。 鐘楼巻毛の象はこの鐘楼・鼓楼の前にいます! 鐘楼の前の「鐘楼」 鼓楼の前の「廻り燈篭」巻毛がついていると、なんだか外人さん風です。だって、日本人には当時、巻毛はいなかったでしょうから。奈良時代の文殊菩薩像さんなんかを観ると巻毛の獅子に乗っておいでなのですが、普賢菩薩さんが乗っておいでの象には巻毛がないんですよ。 面白いですね。「どの時代から、何故に象は巻毛つきになったか」なんて卒論を書くと面白いんですけれどね。 この鼓楼の斜め後ろには、もうひとつ意匠のちがう「廻り燈篭」が控えています! これも豪華。東照宮は、あっちにもこっちにも叶姉妹がいるようです。 次なる叶姉妹は、一切の空間を埋め尽くす彫刻群といわれ、日が暮れても見終えない、あるいは見飽きないといわれる、国宝「陽明門」のお出ましですっ。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.16
コメント(6)
雪がふっているのか、木に積もった雪が舞っているのやら・・・。寒さにめげずご案内しましょう。 1月13日(土)午後トップのきらびやかな写真の下には、 この建物は手水舎です。奈良の手水舎とは大違いです。豪華絢爛金銀珊瑚の世界です。 サイフォンの仕組みで水が湧き出すそうです。1618年に佐賀藩主・鍋島勝茂が奉納したもの。 水の流れをあらわすデザイン。きめこまやかなデザインが各所にに見られる東照宮はどんな意匠家がいたのでしょうか。光琳のような大プロデューサーがいたのかしら? この日光山詣、300枚の写真を撮ってしまいました。いつものことながら、収拾がつかず大変です。さて、次回はまたもや豪華絢爛たる「巻き毛の象さん」のご案内です。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.15
コメント(10)
三神庫の妻装飾「想像の象」東照宮の装飾にはいたるところに象がでてきます。当時の日本人で象を見たことがある者は皆無に等しいわけですから、大きくて牙があってと、想像がふくらんで、最強の生き物・・・徳川家の威信にぴったりだったのでしょうねえ。第一目的を果たし、お坊様のご加持に力を得、お汁粉で体もあたたまり元気がみなぎるマムのひさしぶりの歩け歩けです。あるこ~ あるこ~わたしは元気ぃ~~っと、日光東照宮をご案内いたしましょう。 1月13日(土) 正午輪王寺大護摩堂裏手を左に入ると東照宮表参道にでます。進むほどに道幅が狭くなる・・・東照宮を神秘的にみせるために遠近法をもちいられているときいています。 東照宮一ノ鳥居一ノ鳥居はとっても大きくて、「東照大権現」の額は畳一帖あるそうです。 五重塔五重塔の初層の軒下には十二支の彫刻がほどこされています。 上下どちらも、表門(仁王門)の装飾です。猛々しい象や、鳥獣花木がほどこされています。 こちらは三猿で有名な厩舎、神厩舎です。 三猿はひとつの物語になっています。 母猿が手をかざし子猿の将来を見ています。子供の時は悪いことを、「見ざる、言わざる、聞かざる」。 一人立ちせずに座っている子猿。 志を抱いて天を仰ぐ子猿。 崖っぷちにて困難に立ち向かう三猿。 恋に悩み、物思いに耽る。 結婚して荒波を乗り切る猿。 子を授かり、子猿も親になる。お終いお次は、コレです。この建物はなんだと思います。ゴージャスです。奈良でもアップしましたが、これにくらべたら質素ったらありゃしません。次回をお楽しみに。ウフ。 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.14
コメント(12)
東武日光線 車窓より1月13日(土)東武日光線きぬ103号浅草 8時発日光山 10時着 三輪途道(上原三千代)先生の作品、七福神にひかれて輪王寺・・・の 巻です。 日光山 輪王寺天台宗大本山766年 勝道上人開基栃木県日光市山内2300 ● 浅草駅から東武日光線特急(スペーシア) で1時間50分、東武日光駅下車。 (新宿発もあります)● 東北新幹線 JR宇都宮駅で日光線に乗り 換えて約45分、JR日光駅下車。JR・東武日光駅からの交通 ● 東武バス「世界遺産めぐり」 山内まで約10分です。 実は、日光 はじめてです。三輪先生の作品・七福神のことがなければ、日光山詣ではおもいつかなかった・・・でしょう。ご縁だなあと、しみじみ思いました。そして、そのことを護摩堂で確信しました。 三仏堂日光山の寒いこと!木々につもった雪はまるで桜の花のようでした。 三仏堂には金色に輝く、千手観世音菩薩さま、阿弥陀如来さま、馬頭観世音菩薩さまがおわします。 1000部の経典がおさめられているという相輪とうの向こうに今回の第一目的の大護摩堂が見えてきました!ワクワクどきどき胸の振り子がビュウンビュウン揺れてきます。喜びはおさえて寝て待て(?)って、 気持ちを鎮め、なにげに入っていきます。ところが、遠くてよく見えない!内陣にはいり近付くには護摩祈願をお願いするしかない。と、いうわけでよこしまですが護摩祈願を申し出てめでたく内陣へ。ご本尊の五大明王や十二天のご機嫌をうかがいながら三輪先生の七福神にすりよっていきます。三輪先生の手になる四たいの七福神、恵比寿神、布袋尊、福禄寿神、寿老人さんたちは金色に輝いておいででした。木造に金箔ですので表情を読み取るのが難しいのですが、布袋様は福々しく愛らしい笑みを浮かべておいでで、福がこちらにやってきそうでした。まさに大量満足です。さわると温かみがあるのではと思えるお像でした。 さて、よこしまな思いでうけるはじめての護摩祈願。実は思いがけないことに、お坊様のお話がよかったわけです。とても誠実・実直そうな好男子のお坊様は自然体でお話をされます。以外と自然体で話をするのって難しい・・・ですよ。 「ひとつじゃなくて、なんでもお願いしてください」。お坊様からこう言われたのははじめてのような気がします。今までは、「そんな欲張らんとひとつに・・・」とよくいわれ、諭されてきたました。ふっと、マムのはっていたいらない気がここで落ちました。「護摩を焚く炎を必死のお願いがとおり仏様に届きそれが炎をとおしてあなたがたにもどります。・・・・・・吐く息にのせて願い事をおくり、吸うときに仏様から力をいただく・・・・・・」。 三輪先生の東大寺重源上人模刻みたさに思いがけず写経場にはいり写経をした時といっしょです。今回も思いがけず護摩祈願をしていただいた。ご縁、あるいはなにかに導かれている・・・そういうことをちょっと感じてしまうのですが・・・。 護摩祈願が終わり、再度七福神を観て年若いお坊様に質問をしました、らっ。おわかりにならなかったので、恥をかかせて申し訳ないと思いつつ、祈願をしてくださったお坊様にお尋ねしたら、らららら!「メールをくださった方ですか?」と逆に言われてびっくり。マムは年末に七福神のことを問い合わせていたのです・・・が、マム自身すっかりそのことを忘れていました。それから、三輪先生とのことがツーカーで繋がってしまったのです。ここでもマムはご縁を強く感じてしまったのです。 「ご縁やら導かれるやら、なんと辛気臭いことか」とお読みの皆様 お思いのことと思います。マムも辛気臭いことが嫌いなんだけれどこれもあれもそちこちも年のせいとお許しあるいは笑ってくださいね。 護摩祈願・・・おすすめします。 体がとっても冷えてガチガチなってしまいました。お汁粉をたべて温かくなったところで東照宮へまいりましょう。 追記 1/14昨年12月にだした輪王寺さんへのメールのやりとりを確認したところ、とてもご丁寧に教化部長さんが お返事をくださっていました。お忙しいのにありがたいことです。そして、それがちゃんと護摩祈願をなさるお坊様に伝わっていたのが驚きです。今回の「日光山詣1」にマムが導かれている気がすると記載しています。それに対してのヴィータちゃんのコメントに、ナルホドと思えたのでここに転載しますね。「たぶん、自分のアンテナが研ぎ澄まされてて、導かれるというより、うまくキャッチできているんだと、思いますよー。」 *日光山詣1 日光山輪王寺と三輪途道先生 *日光詣 2 東照宮・三猿物語*日光詣 3 東照宮・御水舎 *日光詣 4 東照宮・巻毛の象 *日光詣 5 日暮れても見飽きぬ東照宮陽明門 *日光詣 6 東照宮・眠り猫登場! *日光詣 7 東照宮・奥社 *日光詣 8 東照宮・本地堂(鳴き龍)のゆえん *日光詣 9 輪王寺大猷院は凄すぎる!
2008.01.13
コメント(6)
実は日光山にいます!雪がちらつきキラキラととってもきれいで、「三輪途道の七福神を求めて日光山」のはじまりでーす。
2008.01.13
コメント(4)
全11件 (11件中 1-11件目)
1