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別な年の夏は、上高地にキャンプだった。8月と言うのにバスで目的地に向かううち、どんどん寒くなっていき、これは大変とあせった。何しろキャンプだからテント泊、毛布だけで風邪をひかなかったのは日頃の行いのおかげ?今回はまじめに写生旅行と言う事で、各自何枚かかきあげた。大正池を描いた油絵は文化祭の展示用。今ではどこへやつたか判らないのが残念。せっかく重い絵の具やキャンバス、担いでいったのに。 こういう観光地では、結構絵を書いている人はいる。とても写実的な、キレイな絵を描いている人を、「売り絵画家」と呼ぶことを教わった。多少、軽蔑をこめて。写実的なのが悪いのではなく創造的でないのが救いようが無い、ということ。ナマイキな高校生だった。
2005年10月31日
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美術部にも合宿はある。夏休みに九十九里でキャンプの年があった。日の出前の砂浜を散歩したとき、地引網にかかったエイを見た。1メートル位もある大きいもので、窪んだ眼が怖かった。あれはあの後どうなったんだろう。砂浜に拳くらいの大きさのクラゲが沢山打ち上げられていた。友達のオショーはこれを何故か「おばけのつくだに」と呼んでいた。言い得て妙とはこのことか、、、いまも、クラゲを見るたびそのフレーズを思い出す。
2005年10月30日
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夫と初めて会ったのはオイルショックのさなか1974年1月4日だった。この日は会社の初出勤だけど、有休をとって新宿厚生年金ホールへキースジャレットのコンサート。基本的にコンサートは1人で行くものと決めていた。この日はカルテットの演奏でとてもすばらしかった。急遽追加公演が決まり、15日にソロコンサートがあるという。もちろんチケットを買い、満足して駅に向かうと、3日の演奏を聴いて、ソロのチケットを買いに来たと言う夫(になるひとと言うべきか)が感想をきいてきた。新宿駅までの道々各々の感想を言い合いそのまま別れた。15日のソロコンサートは芝の郵便貯金ホール。予想されたことだけれど、再会したわたしたちは、趣味の友達になったのである。コンサートに一人で行くのは、楽しみを邪魔されたくないからだ。同好の士ならそんな心配は要らない。というわけで、1番趣味の合う同士なので、これを私は趣味の夫婦と呼んでいる。-----Original Message-----From: [mai] Sent: Friday, October 28, 2005 10:59 AMSubject: 28日の日記
2005年10月28日
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高校受験の友は深夜放送だった。1番良く聴いたのはオールナイトニッポン。今仁のテッちゃんがお気に入り、亀ちゃんは新譜情報が楽しみ、糸居五郎はダンディでかっこよかった。学校から帰るとすぐ寝て、12時ころに起きだしてラジオを聴きながら朝まで勉強するのが日課だった。リクエストが読まれるのも楽しかった。昔はのんびりしてたね。オールナイトニッポンも1時~5時の4時間を一人のパーソナリティーが生放送して、リクエストもはがきだけ。1日一人に1万円プレゼントというのもあって、私は2回当選したことがある。当時の1万円は中学生には大金だった。何しろお小遣いが月2千円でしたからね。1枚LPを買うと1月文無しですよ。物価の推移からすれば、CDは高くないね。いまはレンタルもあるし、音楽は消耗品になってしまった。1枚を選ぶ切実さはなくなってしまった。
2005年10月28日
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高校に入学して、スポーツの苦手な私は美術部に入った。先輩に「明日はパンを持ってきてね」と言われたので、放課後の活動でおなかがすくんだろうなと思い、家にあったクロワッサンを持っていった。それを見て皆が大笑いしたのでぽかんとしていると、パンは、木炭デッサンの消しゴム替わりに使うためで、食パンのことだと教えられた。何にも知らないのは私だけだったようだ。クロワッサンは美味しく皆で食べたけどね。
2005年10月26日
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レッドツェッペリンが大好きだった。来日した時は、武道館に見に行った。当時レコード会社に勤めていた叔母にチケットを頼んでいたのに、ツェッペリンの人気を知らずにのんびり構えていたら、良い席はなくなりB席しか取れなかったのは悔しかった。席はステージ斜め後ろの2階席で、お世辞にも良いとは言えないけれど近いことは近かった。おかげで、メンバーの表情はよく見えて、ジミーぺイジとロバートプラントがアドリブに奔っているときしっかり背骨を通しているのがジョンポールジョーンズだったと知った。演奏はすばらしかった。私の行ったロックコンサートの中では1、2を争う。もうひとつは、新宿厚生年金のイエス。この話はまた今度。
2005年10月25日
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37年ぶりにコンサートをしたクリームのうわさは知っていた。こういう場合ほとんど、聴くに堪えない、懐メロ大会と言うのがお決まりだから、敢えて聴いてみたいとはおもっていなかった。いまじゃクラプトンの名前を知らない洋楽ファンは珍しいほどメジャーになっているけれど、私にとって最高のクラプトンはクリーム時代。その後の色々な活動は余生みたいなもんだと思っていた。 でも、聴いちゃったんですよ。凄い!やっぱりあのメンバーで、あの緊張感。ひさびさにゾクゾクしました。はやくDVDがみたい!
2005年10月24日
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