An die Musik annex

つながりました。

最終兵器のうち、残っていた２楽章の楽譜データ入力が、ようやく終わりました。まだ楽譜だけが入っただけで、テンポが大雑把につけてあるだけの能面版ですので、まだお聞かせはしませんが・・・あと仕事関係が忙しくなるので、強弱などをつけた一応完成版は、１０月末ぐらいかな、と思ってますが・・・とにかくうれしがって、１～４楽章の全データをひとつにつなげて聴いてみました。構想５年・・・ぐらいかな。この曲に手をつけようと思い立ったのは、まだこのブログどころかHP自体も開設してないころだったですね。シベというと晩年の７番とか６番の一部を最初に作って（今やほとんどお聞かせするのもはばかられるほど未熟な出来映えで、改作もままならないので、お蔵入りにしてますが・汗）、HP開設と同時にUPしたんですが、著作権にひっかかることに気づいて撤去しちまいまして（汗）・・・やがて著作権がきれる日のために、新作を・・・と思って準備にかかったのがこれでした。交響曲というと、すでにベトの５番を発表しましたけど、あれが実はこの最終兵器のための予行演習のつもりだった、というと、「なるほど」と思われる方もいらっしゃるかも・・・その直前の「ワルトシュタイン」のころに、最初の小節の入力を始めたのだったと記憶しています。そのあとちょっと無理して健康を害してしまって、本格的に作業を再開したのはその後、ベトの弦楽四重奏１６番と並行して、でした。一番作業がはかどっていたのは、モーツァルトの「大ミサ」と並行して進めていたころでしたね。こういうと何ですが、この「大ミサ」をはじめ、ベトのコンチェルト４番とか、シューマン「ライン」とか、さまざまな作品をすべて未完に終わらせてしまった元凶がこのシベなのでした（爆）まあこうやって振りかえってみると、このブログやここで発表してきた作品たちの裏に、つねに背後霊のごとくつきまとっていたのがこの作品だったのだと思います。なんだか完成して手を放してしまうのがもったいないような、早く発表して卒業してしまいたいような、妙な気分とともに、連続演奏版を聴いているところです・・・(--;