ワークショップ体験記（１）

ワークショップ　フォーカライザー　　寺山心一翁さん

ワークショップの会場、それは個人病院が造った多目的ホール。二階の部屋だった。部屋に入った時その部屋が非常に明るくて光に満ち満ちているような印象をもったのはただ単に窓が大きく開放的な部屋の造りだけではなかったと思う。
部屋のエネルギー場が浄化されているようなすがすがしさそして明るさをまず最初にかんじた。テーマは重苦しい。そしてガンを抱えた人たちが当然集まってくるだろうそのような場所のはずなのだが。
寺山さんが向こうの方に居られるのがすぐに分かった。口ひげを蓄え頭はぴかぴかで光り輝きエネルギーに満ちしかも穏やかでやさしい雰囲気。とてもガンがで余命幾ばくの無いと宣告された事のある人とはおもえ無かった。午前中は講演会があり
どうやってガンを克服したかという話だったらしい。（私はそれは本で読んでいたので省略した。）「毎日屋上で日の出を拝んで祈ったそして、衝撃的な神秘体験をした」と言うようなことだと思う。「それから愛と感謝の念を持つようになった。
そうしているうちに転移していたガンが完全に消え去っていた。」
やっぱり彼もべジタリアンだった。後で聞いた話なのだが血液がきれいでないと
色々な病が起きるので其れに気を使った食事をしなさい。肉は必要であればとってもよいが食べたら運動をして早く消化するように。

ワークが始まった。まずはスコットランドのフィンドホーンでの踊りセークレットダンス、皆で肩をくんで過去現在未来というステップを踏んでゆく。つまずきながらも見知らぬ人同士踊るのだが段段と気持ちがほぐれて来て皆笑顔になった。
隣の人に｢愛してるよ」と言いながらそしてここにこうして生きている事への感謝の気持ちをこめながら踊ると不思議に心のモヤモヤした霧のようなものがスッキリと晴れて私自身気持ちがクリーンになった。
セークレットダンスをいくつかやって目隠しゲームをやりながら自分自身に対する気ずきを起こしてゆく。時々シェアーしながら時には歌いながら自分を解放する。大体そんな感じのワークだった。最後のシェアーリングではやっぱりガンを宣告されている人が何人かいたりもした。そしてガン末期患者さんの介護をしている人などが体験を話してくれた。悲しい話だがそれでも何だか力をもらった気がして本当に私自身癒された気がした。そしてハグ、ハグ涙涙で寺山さんのチェロの演奏をきいてエンディング。

寺山さんは、愛そのものです。彼に接する人たちは心がほかほか暖かくなる。
いつもいつも愛をまわりに送っていると言われていたけど確かに私は其れを
確認しました。ありがとう。

寺山さに本にサインをお願いしたら嬉しいメッセージが書かれていたので大喜びした。ひとりでに言葉が浮かぶそうです。嬉しかった。
何が書いてあったかというと
「自分の内なる本物に愛を送りなさい」でした。

ちなみに彼はオーラとかチャクラが見えているみたいです。

もっと詳しい事を知りたい方は　情報満載　内容上質
｢フィンドホーンへの誘い」をお読みください。寺山　心一翁著

参考図書　フィンドホーンの花　　アイリｰン　キャディ　山川　紘矢　亜希子訳
　　　　　フィンドフォーンの魔法　ポール　ホーケン　’’
　　　　　ここまで来たあの世の科学　天外　し朗　
　　　　　宇宙の根っこにつながる生き方　天外　し朗
　　　　　人はなぜ治るのか　　アンドリューワイル　上野　圭一訳

寺山さんの　略歴：１９３６年東京生まれ。音楽を鈴木聰氏に学ぶ。早稲田大学理工学部物性物理を学び卒業後東芝へ。半導体の開発に従事し激務をこなすうちに
腎臓ガンを患い摘出手術する。その後の治療にたえられず転移ガンがあるのを承知で病院を抜け出し自宅へかえる。そして自分の生き方をかえ体力が少しずつ回復した時に信州の穂高養生園へ療養へ通う。そこで意味ある人々との出会いをへてフィンドホーンへ行き実際に癒されるという劇的体験をした。という人です。

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