Mamma Cucina

Mamma Cucina

妊娠初期(1~4ヶ月)


いつも通っている鍼の先生に脈を取られた時に「んん?今回はできてるかもしれないよ」と
言われる。そして実家の母と妹に「早く検査薬で調べてみなよ~!」って急かされて
あまり期待せずに調べてみたところ、生まれて初めて陽性反応の印を見る。
感想は・・・びっくり。だって11月は2回しかだんなとラブラブモードにならなかったので。
できる時は、できるんだな~と思った。結婚式後、頑張っていたあの時期は何だったのだろう?


◎2003年12月1日(産婦人科初診)
自宅から車で1時間くらいかかる病院に行った。何をポイントに病院を選べばいいか
分からずにとりあえず周囲の評判を聞いて良さそうなところを選んだけど、後から考えたら
ここは少々遠すぎると思った。問題がないなら別だが、緊急事態を想定した場合に
車で1時間は遠すぎる。
第2子(産むとすれば)からは電車で3駅以内にしようと心に誓うが、第1子が無痛分娩
なので次も無痛じゃないとツライだろうなぁー。無痛分娩やってるところこのへんだと
今の病院くらいなものだし・・・などと考えてしまう。

病院では尿検査と体重・血圧測定をした後、診察。先生はとてもやさしくて「妊娠ですね、
おめでとうございます」と言ってくれた。超音波検査で、袋が見え1.4cmになっていた。
もうこの時点で、5w6dということで早いな~と思った。

予定日は、7月27日ということだったが2週間後の大きさで予定日が変わるかもしれ
ないと言われる。心音はまだ確認できず。2週間後も生きてておくれよ、と心の中で祈った。
ツワリはこのあたりから徐々に始まり、主な症状は肩こりと吐き気。匂いにも敏感になる。


◎2003年12月3日(早くも出血)
お手洗いに行ったら少し出血ているのを発見。病院に電話したら、安静にしてこれ以上
出血が増えるようだったらまた電話くださいと言われる。こういう時に病院が遠いと困るな
と切実に感じた。次の日(4日)になってもまだ出血しており、動くとすぐ出るので近くの
産婦人科に行った。そこは、超音波の設備も何もなくただ机と椅子があるという内科
のような医院で「いつもの病院に行って下さい」と言われる。自分で運転しないように
言われたから、母に連れて行ってもらうことに。

病院に行くとお腹の子は無事で、3日前よりも大きくなっていて砂粒くらいの胎児の姿も確認できた。
今回の出血は、初期によくあるタイプのものだったみたいだけど無事が分かってほっとした。
子宮収縮を抑える薬と止血剤を処方してもらう。この時点で、血は止まっていたみたい
なのでしばらく様子を見ることに。


◎2003年12月15日(流産か!?)
検診に行くと子供は9ミリの大きさに成長していて脈拍も確認できた。動いていると
かわいいなと思う。しかし、流産しかかっているらしく筋肉注射を打たれた。
看護婦さんが「痛いですよー!」と脅すので緊張。少し痛かったけど筋肉痛程度だった。
あんまり脅さないでほしい^^;

今から思えば、この時点ではまだまだ妊娠しているという自覚がなかったように思う。
というか、いつ流産しても不思議はないという状態だったのでまだ子供に対して愛情を
感じることができなかった。もちろん、安静にしているなどの具体的な努力はしたし、
妊娠中にやってはいけないことなどはやらなかったけど、心の中で「ダメかもしれない」
なんていう覚悟が常にあったのだ。
だんなは、最後まであきらめちゃいけないって思っていたみたいだが。


◎2003年12月26日(8w5d 検診)
検診の日。子供は2センチになって、2頭身のドラえもん状態だった。私の血液検査は
異常ナシ。子供の心臓が動いていて大きくなっているのが嬉しかった。
この時点では、普通よりちょっと小さめで予定日も週数も修正された。受精時期が少し
遅めだったのだろうか、と思う。妹も受精時期が思っていたよりも遅かったと言っていた。


◎2004年1月6日(10w2d 母子手帳をもらう)
母子手帳をもらいに行く。母子手帳以外にも、たくさんの資料をもらう。
これみんな読むわけ?という疑問が・・・。あまりいっぱいもらうと読む気が失せる。
ツワリでムカムカしているから余計に字なんて追っていられないと思った。


◎2004年1月26日(13w1d 検診)
検診に行った。祖母が病院を見たいと言うのでというので私と母と3人で行った。
しかし、ものすごく待った。途中で出産があったため、先生がいなくなってしまったのだ。
今回の超音波はきっと画面に全身が収まるギリギリの大きさだろうと思ったし、色んな
パーツが見られるだろうからけっこう楽しみにしていた。
案の定人間のかたちが見え、手を「パー」に開いているのが分かった。心臓も動いており
先生は待たせたお詫びにと超音波写真を2枚くれた。
この頃からお腹にいる子に対して愛情が湧き始める。

・・・と喜んでいるのもつかの間、この日の夜から再度出血が起こる。
次の日になっても止まらず、その次の日に病院に電話する。出血量が増えているわけでは
なかったので流産ではないとの判断が。
内診による刺激で出たものと思われる。

(妊娠中期に続く)


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