小さな パンドラの箱

小さな パンドラの箱

嫌いじゃないけど…



でもなぜか、躊躇してしまう。

父親が手をつけたものに、箸が伸びない

食べ賭けを食べるなんて、飲み残しをのむなんて

当然できない。

唯一の防衛策、母親に食事を一人分で出してもらうように

頼んだ。

「個別にすると面倒なんだけど」

そうこぼす母親に、レストラン感覚で食べたいと

駄々をこねた。

本当のことなど言えない…

父親と箸を交えたくないなどとは…


なぜだろう、こんなことに拒否反応が出るなんて…

ごめんなさい、お父さん…


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