cynosmasa日記

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その5


★2000年3月28日(火曜日) 午後11時20分

 ようやく、仕事も落ち着き、重い口調で上司に、
 「今日、ホテルに泊まってもいいですか?」
 なんせ、寮は木造、いつ天井が落ちてくるかもしれなかったので。
 「いいよ、1Fの空いてるところ、使っていいよ。」
 『ラッキ~』と、いそいそ抱えてきた荷物とともにR115へ。

 あまりにも一人だと淋しすぎるので、フロントのS.S.さん(M)と2人で入ることに。
 そんなこんなで、一服して風呂へ行くことに。

   地震が怖いから、サッサと済ませて上がろうと思って、
 急いで(いつもは40分、今日は10分)と思ってた矢先、

 「グォ~」 「ズ

 やっぱりきた。お尻のあたりがムズムズする。
 「勘弁してくれよぉ。こんなところで、噴火になったら、裸で逃げなきゃならないのか!?」
 でも、風呂の中って、意外と地震を感じにくいものである。
 天井から物がぶらさがっているわけでもなし、ほんと、座っているイスからの感じしかない。
 地震も縦揺れだから、湯船のお湯が「ザァ-」


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