いつか見た青空

受験させるにあたって

なぜ受験を決断したのか


長男が小学生の時、学校が土曜日も休みになった。
学習指導要領も改訂されて円周率もキチンと教えないような
悲しい内容になってしまったので
スカスカになった分は自分で補うしかないなと思い
通信教材を取りながら、それを元に自分が教えようと考えて
数社あった教材の中から
内容が良く練られていると思った日能研の『知の翼』という教材を申し込んだ。
知の翼は、ただ教科書の単元を消化していくといった従来型の通信教材とは異なって
いかにアタマを働かせるかに重点を絞った秀逸した内容で
やりがいのある教材だった。

そんな中、夏前に日能研から無料テストのお誘いが来て
試しに長男を受けさせた際、
テスト中に保護者向けの中学受験事情の話があって
私学の熱心な指導内容を聞いているうちに
私学を目指してみるのもいいかなって、ふと思った。
中学受験は長い時間と家族の協力が必要となるので
それから1ヶ月ぐらい中学受験の是非について
自分なりに考えをまとめてみた。

我が家は子供の数も多くて、財政的には私立中学へ進学させるのは
とても困難な状況にある。
中学受験専門の塾は授業料も高くて、親にも子供にも負担がかかる。
成功すればいいけど失敗した時のリスクも高い。
果たして中学受験は子供にとってプラスかマイナスなのか?

自分自身も高校までは公立学校だった。
だから公立を否定するつもりは全く無い。
中には熱心に指導してくれる先生だっていたしね。
また、子供を小学生のうちから過酷な受験環境におく事に対して
正直なところ不安もあった。

ただ、最終的な子供の進路は子供自身が決めるべきものだと思っているけど
親としては子供が将来、自分の進路を決める際に選択の幅を
拡げてあげる手助けはしてあげたい。
そんな葛藤の中、6年制中高一貫校へ行けば高校受験を経験しない分
多感な時期を伸び伸びと過ごせるんじゃないか・・・・・

そういえば自分が中学の頃、先生から
『高校入試には内申書の内容が大きく左右するんだぞ』と
脅かされていたっけな。ははははは

カブ家の志望校決定のコンセプト

1・大学の付属校以外の独立した学校
ウチの子供の性格からしてエスカレーター式だと勉強しなくなっちゃうしね

2・学習指導(補習など)を重視
うむ~。もうこれ以上、塾に通わせるお金が無いから

3・それなりに規律のある学校
中学生には、ある程度の規律が必要だと思う

4・できれば共学
男女協調を学んで欲しい


>> 受験日記(4年)へ続く


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