騒音図書館

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第一巻 『迷言』

『ヒトは自分の才能・人格・他者との交わりに踊らされ続ける。その数ある運命は変わるが、変えることは出来ない。その悪夢から逃れることは出来ない。』



『常に最悪の結果を考えろ。破られた時の絶望は大きいのだから。』



『『不老不死』を求めるな。ヒトは限りある命だから怒れる。泣ける。そして笑える。故にそんな事を考えるより今を生きろ。』



『ヒトは『完全者』になることは出来ない。それは『完全』に定められたこと、ヒトそのものが『不完全』なのだから。それでもヒトは『完全』を求める。』



『「一回でも運命に逆らいたかった。」などと言って自分で自分の命を絶つな。自分で命を絶つことも数ある運命の選択なのだから。』



『揺ぎ無い心。雲のように気侭な心。最強の心。神の如く絶対の心。例え愛を捨て、破滅の道を歩むことになっても手に入れたい。』



『浮かれ過ぎるな。その幸福も何時しか絶望へと変わるのだから。朝が来るのなら夜が必ず来るのだから。』



『言葉は時に人を貫く刃となり、時に人を優しく包み込む布になる。使い時を考えろ。さもないとその刃は自分をも襲うことになるだろう。』



『キングとジョーカー、探偵と犯人、光と影。この世に対極するものは必ずある。人によって天使の如き善良なヒト、悪魔の如き極悪なヒトがいるのも仕方ないのかもしれない。』


『『生きているうちは諦めない限り何でもできる。』それは思い上がりだ。諦めた方が楽になる事もある。 』


『ヒトを殺めることが出来る力。ヒトの存在を消せる力。強いけど悲しい力。『殺せなければ潜れない門もある。』果してそうだろうか。殺さなければ潜れないのだろうか。』


『『娑婆気』。人は皆予めそれを持ち合わせている。よってそれで変にスイッチが入ったら自分でも止められない。最悪見境なく人を殺戮する悪魔に成り果てる。逃れよう無く。 』


『一日一日を最期だと思って生きろ。いずれその時は来るのだから。』


『これまで狭間で見ていた私が場所を失いつつある。それはきっと、私がウォッチャーからムーヴァーに変わりつつあるのだろう。』

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言わずもがな 僕は疲れてます。


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