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2024年01月04日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 1月4日ですが明けましておめでとうございます。
 いや、新年早々いろいろなことがありすぎて「おめでたい」感じが全くないんですけどもねえ・・・。2024年になってまだたった4日しか経ってないというのが信じられない。

 能登半島地震、羽田空港衝突事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 さて、12月31日で岩手競馬の2023年レギュラーシーズンが終了しました。「2023年度」はまだ少し残っていますが実質的な区切りは12月31日まで。これに伴って各種記録類の区切りもここまでとなりました。ということで今回は“2023シーズンを振り返る・人編、その1”。今回は主に騎手リーディング争いのお話をしたいと思います。

■騎手リーディング/村上忍騎手が2年ぶり9回目の獲得


★村上忍騎手は地方競馬通算4000勝も達成した年となりました

2023シーズンの騎手リーディングは167勝を挙げた村上忍騎手でした。2021シーズン以来2年ぶり9回目の獲得。

 昨年の3月11日に実質的に開幕した2023シーズンですが、当初は村上忍騎手・山本聡哉騎手が共に負傷のため不在という状態からのスタート。山本聡哉騎手は3月19日から、村上忍騎手は同20日から復帰しているので不在期間は短かったとはいえ、4月11日、1回水沢開催終了時点ではリーディング1位が高松亮騎手、2位が坂口裕一騎手で山本聡哉騎手は3位。そして村上忍騎手はその時点で9勝、順位も10位圏内を争う位置にいるという、当初の負傷の影響が残る順位にありました。

 2回水沢開催後半週に1位に立った山本聡哉騎手は盛岡競馬開幕の1回盛岡前半で11勝(3日間で!)、これで一気にリードを拡げると、その後は2位以下に10勝以上の差を保ちながら1位を維持していきました。
 村上忍騎手も6月の水沢開催頃から勝ち星が急増し始め、毎週ひとつ順位を上げるような勢いでリーディング争いに加わる位置にまで急接近。


 その時点では山本聡哉騎手が87勝と頭ひとつリードしていたものの、2位が高橋悠里騎手69勝、3位村上忍騎手65勝、4位高松亮騎手64勝、5位山本政聡騎手57勝、6位坂口裕一騎手56勝とこの辺は大激戦。“誰が抜け出してくるのか?”がそこからの焦点になりました。

 9月に入って最初の週、6回水沢開催終了時点では89勝に届いた高松亮騎手が1位に。しかし翌週には村上忍騎手が93勝で1位を奪います。
 そして秋の盛岡開催に入ると村上忍騎手がひと開催10勝ペースで勝ち星を量産しはじめて一気にリードを拡大。盛岡開催最終日の11月21日終了時点では148勝、2位以下に30勝以上の差をつけるまでになっていました。

 戦列を離れていた山本聡哉騎手は10月22日に復帰。その後はリーディング上位の6騎手が、代わる代わるに固め打ちして週の勝ち星の2/3ほどを占める・・・というような状況が続き、また村上忍騎手は4000勝が迫ってあたりで若干ペースが落ちたものの、激戦が続いたのは2位から4位の争い。村上忍騎手のリーディング1位は揺るぐこと無くシーズンを終えました。


★2023シーズンの騎手リーディング争い。秋の盛岡開催あたりから村上忍騎手が急上昇。
※最初の要素の取り方を間違えていて1週のところを2週分の幅で作ってしまっております

 シーズン序盤は苦戦した村上忍騎手でしたが中盤以降の“伸び脚”はさすが。昨年は未勝利に終わった重賞も6勝を挙げました。最終的には4002勝、大記録へむけてきっちり“差し切った”と表現できるでしょうか。




高松亮騎手は2020シーズンの156勝には及ばなかったものの自身キャリア2位になる138勝。 4つの重賞タイトルもシアンモア記念・北上川大賞典・桐花賞の3つの岩手伝統の重賞を含む質の高いものでした。



山本政聡騎手はなんと5年連続のリーディング3位 。実は過去10年でなんとなんと8回目!の3位ということに(2014シーズン6位、2018シーズン4位。ちなみに2013シーズンも3位)。自分でも調べていてちょっと驚いた。とはいえ重賞5勝、シーズン後半は常に2位をうかがう位置にいましたし、ここはベテランの安定感というべきでしょう。



山本聡哉騎手はシーズン中3ヶ月近く騎乗していない時期がありながらの4位




高橋悠里騎手は一時単独2位に上がったものの後半戦、秋口頃がちょっと勝ち星を増やしきれなかったのが惜しいところ。しかし130勝はキャリアハイ 、3年連続100勝越え・リーディング5位確保とすっかり上位に定着しましたね。




6位の坂口裕一騎手も最後は少し離されてしまいましたが前半戦は上位争いに参加。自身初の100勝越えとなった108勝もキャリアハイ です。

 シーズンを通してみると、やはり村上忍騎手の急上昇ぶりが見事でしたね。地方競馬通算4000勝達成もありベテラン健在を強く印象づけたのでは。来季は菅原勲元騎手がもつ岩手競馬騎手の歴代最高4127勝越えを狙う挑戦も楽しみです。






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最終更新日  2024年01月07日 17時05分46秒


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