moo-moo-ふぁみりぃ★

いろりんへの手紙

彩葉へ

あなたが女の子とわかったのは７月の終わり。
その後すぐお父さんとお母さんは名前を決めました。
彩る葉っぱ・・・と書いて「彩葉（いろは）」
この名前には「のびのび育ってほしい」「自然を愛する子になってほしい」
そんな願いがこめられています。

「ねえ、彩葉♪」とお腹に話しかけるようになってから、もう１カ月余り。
「ドン！」と動いて返事をしてくれるたびに、「もうわかっているんだな」とうれしくなります。

１週間前の検診で、「おもしろい格好でお腹の中にいる」と言われました。
片足曲げて、片足伸ばして逆子になっているのは今も同じかな？
たとえ帝王切開になったとしても、「彩葉が無事に生まれるならなんでもいいや」と思っているから、いっしょにがんばろうね。

酪農家のおとうさんはダンプの助手席に彩葉を乗せて仕事するのを楽しみにしているよ。
壊れているシートベルトも、彩葉のチャイルドシートつけるために生まれたらすぐ直すんだって。
お母さんも今は１人で歩いている牛舎の周りを、早く彩葉と２人で散歩したいです。
おじいちゃんは卓球台を買ってくれました。いつか家族みんなで卓球しようね。
あと２ヶ月ちょっと・・・お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、大おばあちゃん・・・
そしてもうすぐ完成する新しいお家。
みんなで彩葉を待ってるから、どうか元気に生まれてきてね。

　　　　　　　　　　　　　　　　２００４．９．１３　　お母さんより

この放送のあと・・・家に来た大工さんが義母に「赤ちゃんの名前、彩葉ちゃんだって～？みんなで仕事しながらラジオ聞いててさ～（笑）」って☆
二階にいたぷんぷんがこの言葉を聞いて焦ったのは言うまでもありません。
だって・・・夫婦だけで決めて、おじいちゃん、おばあちゃんに報告する前に電波で流しちゃったから。

・・・あ～、直接言おうと思っていたのに、他人から名前教えてもらう形になっちゃった。ごめんなさ～い！！

実家の母からも翌日電話が・・・「子どもの名前、『あいうえおちゃん』だって？？？」
そんなバカな・・・（＞＜）
「二番目は『ほへと』かね～？」なんてからかわれちゃった☆
ちなみに母は、病院で透析を受けている隣のベッドのおじいちゃんに「あんたんちの娘、ラジオに出てたよ」と聞いたらしい。
うそ～？会ったこともないのにわかるんだ。ラジオ、おそるべし。

とにかく他人が先に名前を知るのはよくないから、ちゅばのときはラジオ応募しませんでした。
義父・義母は赤ちゃんの性別も名前も生まれるまで聞きたくない派だったことも判明したので（^_^;
実家の両親は知りたい派なので、硬く口止めした上で先に教えることに。
これから何人産んでも、この図式だけは変わらないんだろうなあ。

最初で最後の「赤ちゃんへの唄」出演になりました。
あとで録音ＭＤをＢＳＮラジオから送られてきたので、小児科に移ってからいろりんに聞かせました。
お父さんとお母さんといろりんの３人でじ～っとＭＤから流れる声を聞いてたら・・・
出産前の思いが蘇って、涙が止まりませんでした。
でもいろりんに聞かせることができてホントよかったです(^。^)

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